『コーヒーの飲み方 ブラックコーヒーが飲めるようになりたい!』
友だちとあそびに行ったら、何とアイツがブラックコーヒーを飲んでいた!いつの間にオトナの味覚になっていたんだ......。なんだか置いていかれた気分、自分だって「コーヒーください、ブラックで!」ってキメてみたい!
目次
おとなびて見えるブラックコーヒー
オトナの飲み物といえばコーヒー。しかも、ミルクと砂糖をたっぷり入れたカフェオレじゃなくて、ブラック!でも、どうしてオトナってブラックコーヒーを頼むんだ?正直なところ、香りはいいけど味はただ苦いだけのような気がする......。
ミルク 砂糖入りより低カロリー
ブラックコーヒーを選ぶ理由、まずはカロリー。ジュースと比べたら雲泥の差、ミルクや砂糖も入れなければ、低カロリーだから飲み過ぎて太る心配がない!
甘い食べ物との組み合わせが良い
スイーツやおやつを食べるときにあの苦みがピッタリなんだ。甘いものを口に入れて、その後コーヒーを飲むと口の中もスッキリ、独特の苦みがおいしく感じるんだよ。
コーヒーの淹れ方
コーヒーは、自分で淹れたものだとおいしさも格別。淹れたてのコーヒーを飲むとイメージが少し変わるかもしれないよ。コーヒーを淹れる方法はいくつかあるから、代表的なものを紹介するよ。
ペーパードリッパー
いちばんメジャーなのが、紙製フィルターに豆を入れて上からお湯を落とす淹れ方だよ。マシーンを使う場合もあれば、ハンドドリップといって、ドリップ用のポットからお湯を注ぐ方法もあるよ。
エスプレッソマシン
チェーンのコーヒー店などで使われている、専用の機械でコーヒーを抽出する方法だよ。イタリア発祥で、エスプレッソ用に挽いた豆に高い圧力をかけて抽出するから、トロリと濃いものになるんだ。
パーコレーター
ポットのような形をしたコーヒー抽出用の器材だよ。豆とお湯を入れて直火にかけ、お湯が中で沸騰して循環することで、濃い目のコーヒーが入るんだ。
フレンチプレス
その名の通りフランス発祥の方式だよ。円筒形のガラスの容器にコーヒー豆を入れて、お湯をそそぎ、蓋をして蒸らす。数分待ったら、中のフィルターをグッと押して下げ、豆を濾したら完成!
コーヒーの飲み方
コーヒーの世界は奥深い。コーヒー屋さんでメニューを見ると「ブレンド」「ストレート」といった言葉がよく出てくるけれど、これは使う豆によって呼び名が変わってくるんだ!
ストレートコーヒー
コーヒー豆は世界のいろいろなところに産地があるよ。その中のひとつの産地で採れた、一種類の豆を使っているものを、ストレートコーヒーやシングルコーヒーと呼ぶんだ。
ブレンドコーヒー
「ブレンドひとつ」っていう注文の声を聞いたことはあるかな?ブレンドというのはいくつかの豆を混ぜ合わせたもので、その店オリジナルの組み合わせで用意されていることが多いよ。
フレーバーコーヒー
バニラやキャラメル、ナッツの香りなどがついたコーヒーがフレーバーコーヒー。ほんのり甘い香りがして、スイーツを食べているような気分で楽しめるよ。
ドリップコーヒーをおいしくいれるには
さあ、せっかくだからコーヒーの美味しい淹れ方を紹介するよ。うまく淹れられるようになったら家の中でコーヒー屋を開いてみてもいいかも!?
用意するもの
ハンドドリップでコーヒーを淹れるためにはいくつかの道具が必要なんだ。おうちの人がコーヒーを飲む場合はそろっているかもしれないね。
●ペーパーフィルター
紙でできた、豆を濾すための必須アイテムだよ。ドリッパーの形や淹れる量によってサイズが変わるよ。
●ドリッパー
フィルターをセットして使うよ。ドリッパーの形によっても味が変わるとか!
●サーバー
コーヒーを落とす容器だよ。分量を正確に測るためには必須!
●メジャースプーン
豆の分量を測るためのスプーン。コーヒーは豆もお湯も正しく分量を測ることが重要なんだ。
分量 カップ一杯のコーヒーは140mlくらいだけど、お湯は多めに300miくらい沸かしておくといい。豆は10~12gを目安にしよう。
お湯を沸かし、ペーパーフィルターをセット
お湯を沸かしている間に、ドリッパーにペーパーフィルターをセットしておこう。すき間がないように、接着部分は軽く折ってから使うといいよ。
コーヒー粉を入れる
淹れるコーヒーの量に合わせて、挽いた豆の粉をペーパーフィルターに入れよう。表面は平らに軽くならしておいてね。
コーヒーを蒸らす
まずは20㏄くらいのお湯をそっと注いでから20秒ほど待つ。これは豆を蒸らす工程で、おいしいコーヒーを入れるための大切なポイント!
お湯を注ぐ
蒸らしたら、「の」の字を書くように80㏄→40㏄→20㏄と分けて注ごう。このとき、注いだお湯が落ち切る前に次のお湯を注ぐこと。
カップに注ぐ
淹れたい量のコーヒーが入ったら、カップに注いで完成!
さらにおいしく飲むには
さらにおいしくするコツも紹介しておくよ。味の違いを比べてみるとコーヒーの奥深さにハマるかも!
カップを温めておく
カップに注ぐ前にお湯を入れて温めておくこと。コーヒーが冷めにくくなって、美味しく頂けるよ!
水によって味が違うよ
水道水、浄水、ミネラルウォーター......水を変えると味も変わる!
お湯の温度によっても味は違う
熱すぎるお湯で淹れると苦みが出がち。沸騰してお湯の表面がボコボコ泡立ってすぐは熱すぎるから、泡が落ち着いたくらいが丁度いい温度だよ。
まとめ
「ブラックコーヒー」とひとことで言っても、自分で淹れる場合は道具も工程もたくさんあって、ひとつ変えれば味が変わる奥深さがあるんだ!興味が湧いたらぜひ一度挑戦してみてね!
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