『自分の意見を言わない人 言う人 キミはどっち?』
「今日のご飯はなにがいい?」「どこで遊ぶ?」「あなたはどうしたい?」だれかになにかを聞かれたときに、キミは意見を言えるタイプ?
それとも、一瞬止まってあれこれ考えてしまうタイプ?
他人と関わりながら生活していく以上、自分の意見を言えないと損をすることがあるかもしれない。
伝えたいことが伝わらない、やりたいことができない......とかね。意見を言うのが苦手なキミは、ちょっとずつ、意見が言えるようになるための練習をしてみない?
目次
自分の意見が言えない人の特徴
どうして意見が言えないのか、その理由はひとつじゃなくてきっと複雑な気持ちがかくれているんだよね。
その理由をひも解いてみたら、突破口が見つかるかもしれない!だからいっしょに考えてみよう。
その理由をひも解いてみたら、突破口が見つかるかもしれない!だからいっしょに考えてみよう。
自分の意見に自信がない 否定が怖い
「こんなことを言ったらおかしいかな」「こんな意見は的外れかな」そんなふうに考えてしまって、自分の意見に自信が持てない。
だれかに否定されたり笑われたりするのが怖い。これが、かなり大きな理由なんじゃないかな。
だれかに否定されたり笑われたりするのが怖い。これが、かなり大きな理由なんじゃないかな。
人に合わせるくせがついている
意見を言うタイミングを逃し続けているうちに、「それでいいよ」「私もそう思う」と、だれかに合わせることの楽さに気づいてどっぷりひたってしまう。
なにか意見を求められても、空気を読んで人に合わせるクセになってしまっていることもあるかもしれないね。
なにか意見を求められても、空気を読んで人に合わせるクセになってしまっていることもあるかもしれないね。
「どっちでもいい」とつい言ってしまう
人に合わせることがクセになると、だんだんと自分で考えることも無くなってきて「うどんとそばどっちがいい?」「どっちでもいい」、「ピザとハンバーガーどっちがいい?」「どっちでもいい」と、なんでも相手に判断をゆだねるようになりがちだ。
責任を取りたくない
意見を言ったら「じゃあやってね」と言われてしまいそう。あとから「あのときこう言ったよね!?」と責任を負わされそう。
そういう恐怖心からついつい本音を隠すようになって、まわりの意見に合わせている人もいるかもしれない。
そういう恐怖心からついつい本音を隠すようになって、まわりの意見に合わせている人もいるかもしれない。
注目されるのが恥ずかしい
自分の意見を言いづらいと思う人は、注目されることが苦手という傾向もあるかもしれない。
注目されればされるほどに、自分の意見に自信がなくなってしまう。できればそっとしておいてほしいのに......。
注目されればされるほどに、自分の意見に自信がなくなってしまう。できればそっとしておいてほしいのに......。
自分の意見を言うメリットは?
ひとつでも当てはまることはあったかな? そんなキミは、自分の意見を言うことのメリットから考えてみよう。
自分に自信がつく
「自分はこう思う」ということを言えるようになるのは、半分くらいは「慣れ」もある。小さなことからでも、自分で決めて自分で意見を言うようにしていると、自信がついてきて意見を言えるようになるはずだよ。
意見交換で自分を客観的に見ることができる
授業での討論の時間や、部活や委員会などでの意見交換をするときにも、自分で意見を言うと「あ、私こんなことを考えていたんだ!」と新たな発見ができたり、ほかの人の意見との比較もできたりして自分を客観的に見ることができるようになるよ。
わからない、も自分の意見
意見交換などでは、AかBかはっきり決められるテーマばかりではないよね。
どうしても自分のなかで結論が出せないという場合もあるはず。そんなときは「わからない」という意見でもいいんだ。
テーマ自体がわかりづらいことだってあるし、決められない人がたくさんいる場合もある。「わからない」も大切な意見だと自信を持って!
どうしても自分のなかで結論が出せないという場合もあるはず。そんなときは「わからない」という意見でもいいんだ。
テーマ自体がわかりづらいことだってあるし、決められない人がたくさんいる場合もある。「わからない」も大切な意見だと自信を持って!
自分の意見を持つ方法
自分の意見を持つためには、少しずつトレーニングをすることもオススメだよ。
普段の生活のなかでもできるから、ぜひ挑戦してみてほしい!
普段の生活のなかでもできるから、ぜひ挑戦してみてほしい!
自分の好きなこと 大切と思うことを考えてみる
まずは、自分の気持ちをきちんと知ることから始めてみよう。
キミは何が好き? 食べ物でも本でも音楽でもなんでもいい。
「気分が良いな」と思えるものをなんでもいいから洗い出してみよう。
同じように「大切」と思うものも考えてみてね。
キミは何が好き? 食べ物でも本でも音楽でもなんでもいい。
「気分が良いな」と思えるものをなんでもいいから洗い出してみよう。
同じように「大切」と思うものも考えてみてね。
紙に書いてまとめてみる
考えるときにオススメなのは、めんどくさがらずに紙に書いてみること。頭で考えていると、どうしても違うことを考え始めてしまうことになりがち。
なぐり書きでOKだから、紙とペンを用意してやってみてね。
なぐり書きでOKだから、紙とペンを用意してやってみてね。
他人の意見を疑ってみる
自分の意見をズバッと言える人の言葉には、その勢いに負けて知らないうちに納得してしまうこともある。
でも「本当にそうかな?」と疑ってみると、「確かにそうだ」「ちょっと違うと思うな」と自分の考えが浮かんでくるかもしれないよ。
でも「本当にそうかな?」と疑ってみると、「確かにそうだ」「ちょっと違うと思うな」と自分の考えが浮かんでくるかもしれないよ。
自分の意見が言えるようになるコツ
自分の意見が少しずつ見えてきたら、次は言えるようになることだよ! 最後に意見を言うためのコツを紹介するよ。
どっちでもいいは禁止
まずは、自分の中で「どっちでもいい」禁止令を出そう! 決めるのを人にゆだねるのをやめて、なんでもいいから自分で理由を考えて決めるんだ。
正解はないと知っておく
おやつや食事のメニューはもちろんのこと、意見にだって「正解」はないよ。キミにとっての正解は「自分が選んだこと」だ!
一度では理解されないと知っておく
だれかと違う意見だった場合、全く新しい意見だった場合など、キミの意見はすんなり理解されないかもしれない。
でも、そもそもみんな違うことを考えているから、一度で理解されることの方がレアだと思っておこう!
でも、そもそもみんな違うことを考えているから、一度で理解されることの方がレアだと思っておこう!
ゆっくり話すことを意識する
意見を言うときはどうしても緊張して早口になりがち。だからこそ、ゆっくり話すように気を付けてみよう! 早口でまくし立てるよりも、相手にも受け入れてもらいやすくなるはずだよ。
まとめ
自分の意見を言うのは、「今日から始めよう!」と思ってもなかなか難しいものだ。
焦らず、少しずつでだいじょうぶだから、小さな発言から始めてみてね!
焦らず、少しずつでだいじょうぶだから、小さな発言から始めてみてね!
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