『親子喧嘩 仲直りの方法』

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2022.12.16
親子喧嘩 仲直りの方法

どんなに仲良しな親子でも、ふとしたきっかけで、親子間でケンカになってしまうこと、あるよね〜。
でも何日も口をきかないなんてことになったら、お互いに辛いし、仲直りのタイミングが難しくなってしまう。
それに、家庭の雰囲気も悪くなっていくよね。
それは避けたい...!ケンカしちゃっても、早く仲直りしたい...!
そんな、みんなの内なる声に応えるべく、この記事では、親とケンカになってしまったときの対処法や、ケンカをしないためのポイント、仲直りのコツなどをお伝えしていくね。

まずはケンカを悪化させないために

中学生は心身ともに、子どもから大人に急成長する時期。
大人からは反抗期、と思われて、ちょっとした言動からケンカに発展しやすいんだ。
親とのやりとりをストレスに感じる人もいるんじゃないかな。
でも大丈夫。もしケンカになりそうな場面に遭遇しても、上手にコミュニケーションをとればケンカは回避できる!
ここでケンカになりやすいNGパターンを勉強して、悪化を防いでいこう。

感情的になってはダメ

一番ダメな行動、それは感情的に気持ちをぶつけること。
怒りに任せて感情をぶつけても、相手の怒りをエスカレートさせてしまうだけだ。
大事なのは、怒りに怒りをぶつけても、決して解決しないということを理解しておこう。
気持ちを伝えるのは悪いことではない。
でも、伝える方法には気を付けて。
お互い感情的なときは、冷静になれる時間をあけることも大切だよ。

過去の話を持ち出してはダメ

小学校のときや、はたまた幼稚園のころまで。
「あの時もこうだった」「ずっとこう思っていた」など、過去のケンカの内容まで持ち出すのはご法度。
家族だと過ごしたきた時間が長いので、つい過去の話を交えて怒りを伝えたくなってしまうけれど、そんな昔のことまで根に持っているなんて!とこじれること間違いなし。
大事なのは、もしケンカになってしまっても、今は今、過去は過去、割り切って話すことが必要だ。

人格を傷つける言葉は控える

どんなに腹が立っていても、親自身の人格を否定する言葉は、絶対に言ってはいけないよ。
怒りに任せて、本心では思ってもいないこと。
例えば
「ママの子供として生まれたくなかった!」
「パパなんていなければいいのに」
などつい口走ってしまったことはないかな。
もしも感情に任せてひどい言葉を言ってしまったら、どんな状況だとしても、とにかく即謝ろう。 家族だから暴言を吐いても仕方ない、とは思わずに心を深く傷つける言葉は、家族だとしても関係修復を難しくすることは覚えておこう。

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親子ケンカはこうして防ごう

小学生のときよりも、中学生の親子間はどうしてもケンカは起こりやすい。
でも、日頃から注意しておけば防げるケンカもあるよ!
ここでは、ケンカになりそうなときの、うまい対処のしかたを紹介していくね。

むかっときたら一度深呼吸

人間の怒りって、爆発力はあるけれど、持続力はない。
これは心理学上でも検証されていて、ひとの怒りのピークは5-8秒くらいと言われているんだ。
言い争いになって、ムカッときたとしても、そのまま口に出すのではなく、ひと呼吸おく。
簡単だけど、とても効果があるから試してみてね。
それでも怒りがおさまらないときは、とにかく怒りのピークをやり過ごそう。
おすすめは、一度トイレに行くなど、1人になる時間をさりげなく作ることだ。

なんでも口に出さない

思ったことを全部伝えるのは、自分はスッキリしたとしても相手にとってはものすごく負担だ。
友達と違い、家族だと遠慮がない分、今言う必要がないことまで口に出してしまう可能性があるのは、要注意だね。


日ごろから良いところを見つけよう

ケンカをなくすには、日頃から相手の良いところに目を向けておくのが大切だよ。
たとえば、ほめることがなく、いつも注意ばかりしてくる先生には、反抗したい気持ちにならない?
同じように、常に否定されたり、ケンカ腰では、親でも心を閉ざしてしまう。
少し口うるさいと感じることがあっても、じつは愛情あってこその心配から来るものだったりするもの。
親子だからこそ、感謝を態度で示すのも大切だよ。

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仲直りのコツ

もしケンカしてしまっても、キミが仲直りしたいなと思っているならきっとうまくいく!
ここでは、仲直りの仕方について解説していこう。

解決はその日のうちに

ケンカしたまま何日も過ごすと、謝るという行為のハードルがどんどん上がっていってしまう。 もはや怒りはすっかり消えているのに、なんて声をかければ良いのかわからなくなってしまうことも。
お互いに「ごめんね」のタイミング待ちのまま、ずるずる過ごすのはつらいよね。
ケンカをしてしまったら、出来るだけ時間をあけずに、その日のうちに解消を目指そう。

話し合いの場を設ける

なにも話さない、というのがケンカにおいて1番問題になる。
だまって無視をしていると、親もキミの気持ちがわからなくて、不安になって、余計にピリピリしてしまうよ。
なんでケンカになってしまったのか、理由をきちんと話すようにするだけで仲直りはグッと近くなるよ。

自分が悪いと感じたら素直に謝ろう

ケンカをしていると、つい意固地になって絶対謝るものか!と思ってしまうかもしれないね。
でも、素直にごめんね、と気持ちを伝えられるだけで、じつはほとんどのケンカって丸く収まるもの。
キミからごめんね、って言えたら、きっと親も歩み寄ってくれるはずだよ。

相手の話を遮らずにきく

違う意見を言われると、つい「でも!」「だって!」と話の腰を折りたくなるけれどこのような否定語は、だいたいケンカを悪化させてしまう。
親の言い分をまずは全部聞いてみる。
ちゃんと聞いてくれた、と思うだけで、親も満足して、結果的にケンカも解決することもある。
ムカッときても、一呼吸おいて、まず相手の話を聞いてみるのは大切だよ。

おはようやおやすみのコミュニケーション

おはよう、おやすみ、という当たり前のあいさつもケンカをしていると無視しあったりしてしまいがち。
どんなにケンカをしていても、あいさつをするだけで、意固地になっていた気持ちがふっと和らぐもの。
ごめんね、のハードルが高かったら、小声でもいいからあいさつだけでもしてみると、案外親も、応えてくれるものだよ。

握手


伝わる言い方をめざそう

相手に自分の気持ちを伝えるって、想像以上に難しいもの。
キミを赤ちゃんの頃から育児してきた親にとって、どんどん成長していくキミの気持ちが、 わからなくなるのはとっても不安なことなんだ。
うまく伝わる方法を、一緒に考えよう!

人の責任にして逃げない

自分の気持ちが伝わらないとき、(わかってくれないなら、もういいや)と伝えることをあきらめていないかな?
親でも、キミの心のなかまで見ることはできないから、やはり気持ちを伝えるのって大切なんだよね。
思っていることはきちんと言葉にして伝えてみると、案外うまくいくものだよ。

事実とキミの希望を混ぜない

事実と意見がごちゃ混ぜになっていないかな?
ありがちなのが、「みんなが言っている」といったが、じつはクラスで5人だけだった、など。
自分の周り=全員、など、希望を事実みたいに伝えてしまうことで、親ともめるケースは多い。
それって本当にみんなかな?など、一度自分のなかで整理してみるといいね。

自分の言葉のくせに気をつける

ひとは無意識のうちに、自分に都合のいいように言葉を置き換えるものなんだ。
自分の言葉に、そんなクセがないか、客観的に考えてみるのも大事だね。

ポジティブな表現を心がける

いつもネガティブな話し方をしていると、何気ないことがケンカや不和につながりやすい。
ポジティブな言葉は、前向きな気持ちを生むよ。
普段から、前向きな言葉を使うようにしていくと、それだけでケンカの火種はほとんど鎮火できるものだよ。

まとめ

どうだったかな?
親とのケンカのときに一つ思い出してほしいのが、親が口うるさく言うのは、キミを大事に思っているからってこと。
大切だから、心配になってしまって、あれこれ口を出してしまうのが親ってものなんだよね。
そう思うと、少し気持ちが和らがない?
親もキミとのケンカは望んでいないはず。
ムカッとしても、深呼吸して、このことを思い出して仕方ないなぁ、って逆に大人になってみよう!
ケンカが減って、キミが気持ち良く過ごせるように、応援しているよ!

おいしいものをいっしょにたべて仲直り!そんなふうに考えるキミは「パティシエ」を調べてみよう!
東京・自由が丘の「モンサンクレール」オーナーパティシエでショコラティエでもある辻口 博啓(つじぐち ひろのぶ)さんは、和菓子やさんに生まれたのだけど、小学生のときに友人の誕生日会で初めてショートケーキを食べ、そのおいしさに感動。洋菓子職人をめざしたそうだよ。





ささいなことでケンカしたり、仲直りしたり。人の心って不思議だなあ、と考えたキミは「カウンセラー」を調べてみよう!


カウンセラー



カウンセラーの資格にはどんな種類がある?仕事内容は?

カウンセラーの仕事内容は?様々な場所で人の心を癒(いや)す
・人の心の病をいやしたり、心の成長を手助けしたりする仕事
心理カウンセラーとは、さまざまな原因によって心の問題をかかえている人の相談にのり、薬を使わずに対話や心理テスト、1対1のカウンセリングなどによって心理面から解決をめざす仕事です。 心理カウンセラーという資格があるわけではなく、心の病を心理面から解決しようとする人の職業名です。
・活躍(かつやく)する分野は病院、学校、企業(きぎょう)などさまざま
人が生活していれば、悩(なや)みはつきものです。
悩みをもつ人がいるところにはカウンセラーへのニーズもあるといえるでしょう。
専門分野や取得した資格の内容によってさまざまな勤め先があり、病院の心療(しんりょう)内科、精神科、企業、学校、老人福祉施設(ふくししせつ)、児童相談所、刑務所などの施設で働いています。
カウンセラーとして実績や経験を積んだ後に、自分で独立してカウンセリングルームを開設することもできます。

カウンセラーの働き方は?複数の職場をかけ持ちすることも

現代はストレス社会といわれ、心理カウンセラーの重要性は高まっています。
専門性の高い資格の一つに臨床(りんしょう)心理士があり、総合病院や福祉施設に勤めたり、学校で児童や生徒の悩みの相談にのるスクールカウンセラーになったりします。
企業などで働く労働者がかかえる悩みの相談にのる産業カウンセラーという資格もあります。いくつかの職場を複数担当していることもあり、勤務時間が不規則で収入が安定しないこともあるようです。
有資格者として高い収入を得られることもあります。

カウンセラーに向いている人は?誠実で包容力がある人

対話をしながら相手の心を開き、悩みや不安をときほぐす仕事なので、相手の話をじっくり聞くことができる人、相手を見た目や身の上などで判断せず誠実に向き合える人、包容力のある人などが向いているでしょう。
事件や事故などのつらく苦しい話を聞くこともあるため、話の内容に動じない心の強さも求められます。
そういった相手の悩みや苦しみを聞き解決に導くには、心理学の専門的な知識はもちろん、広い視野や教養も必要です。


人間関係にはおたがいに最低限のマナーが大切! そう思ったキミは「マナー講師」という職業を調べてみるといいよ!


マナー講師



マナー講師とはマナーを教えることを通して人の成長を応援する仕事

・マナー講師の種類
マナー講師とはマナーを教える先生です。
マナー講師と一口にいっても、教えるマナーの分野や、教える対象には種類があります。
たとえば、会社の新人向けに、社会人として成果が出せるようにビジネスマナーを教える講師、サービス業や医療(いりょう)現場で働く人への接遇(せつぐう)、マナーを教える講師、就活支援や面接のマナーを教える講師、テーブルマナーを教える講師、冠婚葬祭(かんこんそうさい)のマナーを教える講師、子どもを対象に公共の場やよその家でのマナーを教える講師などです。
・マナーってそもそも何?
マナーというのはそもそも「これが正解」と明確に決まっているものではありませんが、周囲の人を思いやり、お互いに気持ちよく過ごすための技術です。
気持ちの良いマナーを実践(じっせん)することで、対人関係や仕事などがスムーズに運び、その人本来の実力が発揮(はっき)できたり、目標がかなったりすることが多々あります。そのためマナーをプロから学びたいと思う人がいるのです。
・マナー講師のやりがい
マナー講師のやりがいは、マナーを教えることを通して、受講生が自信を持って振る舞えるようになったり、自分の目標を達成するために前向きな気持ちに変わったりなど、 受講生の成長を感じる時です。
※接遇とは、お客様や相手をもてなす、思いやる気持ちを持って応対することです。

マナー講師はどんな働き方をするの?

マナー講師は企業に就職したり、フリーランスで働く場合もある
マナー講師は、マナー研修を行う企業に就職してマナー研修講師として働く人もいれば、フリーランスで働いたり、自分の会社を立ち上げて働いたりする人もいます。
また自宅でオンライン講師として働く人もいます。そのため収入もその人によってさまざまです。一般的に人気講師ほど高収入になるでしょう。
どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!
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