『ミライ科 夏の映画祭2024
6日目「炎色反応」』
文化祭の準備期間。
クラスでサイエンスショーをすることになり、ジャンケンでチームを組まされた、それまであまり話したことのない高校生3人。
アイデア探しのために理科室で炎色反応の実験をしながら、3人はお互いへの憧れや劣等感、そして「自分だけの色」と向き合っていく。
映画といえば俳優に注目しちゃうよね。どんな職業だろう。
演技で作品の世界を表現し、人々をひきつける芸術家
ひと口に俳優と言っても、その活動する分野は、舞台や映画、テレビといろいろです。
一つの劇団に入り、その劇団の芝居だけを演じる舞台俳優もいますが、今ではテレビや映画など、さまざまな場に出演する俳優の方が多数をしめています。
いずれにせよ、仕事の基本は、台本に従って演技し、多くの観客や視聴者をひきつけることです。
監督を中心に、ほかの俳優、スタッフらと協力して一つの作品を仕上げるため、打ち合わせやリハーサルなどをくり返し、本番にのぞみます。
劇団やプロダクションなどに所属して活動します
俳優になるためには、まず劇団かプロダクションに所属するのが一般的です。
劇団の場合、小さな劇団ほど役を得るチャンスは多いようですが、それだけでは生活できないと覚悟しなければなりません。
プロダクションは、有力な新人は会社をあげて売り出しますが、多くのその他の新人は、さまざまなオーディションを受けて役をつかみとることが最大のチャンスとなります。
出演料は、大物の俳優の場合は映画1本で数千万円に及ぶことがある一方で、かけだし俳優の場合は数万円と、個人によって大変大きな幅があります。
俳優としてだけでは食べていけず、アルバイトで生活費をかせぎながら芝居を続ける人もたくさんいます。
制作側から次々とオファーされるような売れっ子俳優は別ですが、ふつうは、一つの仕事が終わるとオーディションなどを受けて、次の役を探さなければなりません。
人気俳優ともなると、寝る時間も十分に取れないほど忙しく仕事をこなすことも珍しくないようです。