『お菓子の日は毎月15日 和菓子の日もある』
目次
学校から帰ってちょっと小腹が空いたときにスナックを食べたり、勉強しながら集中力を維持するためにアメをなめたり...中学生のカロリー摂取を陰で支える大切な存在、それは「お菓子」!
そして2月のお菓子といえば、チョコレート! チョコレートと言えばバレンタインデーだよね。でも、2月にはバレンタインデー以外にもお菓子にまつわる日があるの、知ってる?
毎月15日がお菓子の日
実は、毎月15日は「お菓子の日」。なんて素敵な響きの日なんだろうね!?
どうして毎月15日がお菓子の日なのかというと「お菓子の神様」をまつった例大祭が15日に行われていたことにちなんでいるらしい。「え、お菓子の神様?」って思ったでしょう。そう、実はそんな神様がまつられている神社がちゃんとあるんだ!
お菓子の神様として「古事記」「日本書紀」に登場し、今でもまつられているのは、田道間守命(たじまのもりのみこと)という人。あるとき、田道間守命は天皇から頼まれごとをされる。「海の向こうにあり、不老長寿の効果があるという、非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)を探しておくれ」と。
そこで田道間守命は「よーし!」と外国に出かけて行き、10年の歳月をかけてやっと見つけて持ち帰った。ところが、帰国してみると天皇はすでに亡き人。悲しみに暮れた田道間守命は、持ち帰った非時香菓の半分を皇太后に献上し、半分を天皇のお墓に届け、そのまま悲しみのあまり亡くなったと伝えられている。
10年かけて探し出した「非時香菓」っていったいなんだったのか...?
それは「橘」というミカンの原種だと言われているんだって。砂糖を使ったお菓子が登場するよりもずっと前のことで、果物は「果子(かし)」と呼ばれていたそうだよ。
どうして毎月15日がお菓子の日なのかというと「お菓子の神様」をまつった例大祭が15日に行われていたことにちなんでいるらしい。「え、お菓子の神様?」って思ったでしょう。そう、実はそんな神様がまつられている神社がちゃんとあるんだ!
お菓子の神様として「古事記」「日本書紀」に登場し、今でもまつられているのは、田道間守命(たじまのもりのみこと)という人。あるとき、田道間守命は天皇から頼まれごとをされる。「海の向こうにあり、不老長寿の効果があるという、非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)を探しておくれ」と。
そこで田道間守命は「よーし!」と外国に出かけて行き、10年の歳月をかけてやっと見つけて持ち帰った。ところが、帰国してみると天皇はすでに亡き人。悲しみに暮れた田道間守命は、持ち帰った非時香菓の半分を皇太后に献上し、半分を天皇のお墓に届け、そのまま悲しみのあまり亡くなったと伝えられている。
10年かけて探し出した「非時香菓」っていったいなんだったのか...?
それは「橘」というミカンの原種だと言われているんだって。砂糖を使ったお菓子が登場するよりもずっと前のことで、果物は「果子(かし)」と呼ばれていたそうだよ。
とりわけ2月15日が重要なのは?
毎月15日はお菓子の日だけれど、バレンタインデーの次の日ということもあって2月15日はお菓子好きにとってはいちばん気になるかもしれない!
だって、14日までお菓子売り場を埋め尽くしていたバレンタインデー商品の多くがいっせいに割引になる夢のような日...!(義理チョコは15日に割引になってから入手するという強者もいるとかいないとか...)普段だったら買えないような、ちょっと豪華なチョコを割引になっているなら買ってみたいっていう人もいるんじゃないかな。
チョコレートは生菓子ではないから、バレンタインデーを過ぎてももちろん食べられる。だから節分の「恵方巻」のように廃棄されることもなく、世の中の「チョコレート好き」たちにとって重要な日として記憶されることになるんじゃないだろうか。
コンビニやスーパー、今年は要チェックだよ!
だって、14日までお菓子売り場を埋め尽くしていたバレンタインデー商品の多くがいっせいに割引になる夢のような日...!(義理チョコは15日に割引になってから入手するという強者もいるとかいないとか...)普段だったら買えないような、ちょっと豪華なチョコを割引になっているなら買ってみたいっていう人もいるんじゃないかな。
チョコレートは生菓子ではないから、バレンタインデーを過ぎてももちろん食べられる。だから節分の「恵方巻」のように廃棄されることもなく、世の中の「チョコレート好き」たちにとって重要な日として記憶されることになるんじゃないだろうか。
コンビニやスーパー、今年は要チェックだよ!
和菓子の日、ほか、いろいろなスイーツ記念日
ちなみに、「和菓子の日」とされているのは6月16日。起源といわれているのはなんと平安時代のことなんだ。日本国内で疫病がまん延し、当時の天皇は厄除けのために元号を「嘉祥(かしょう)」に変えて、16個のお菓子やもちを供えたんだって。
さらに時代は進んで江戸時代になると、6月16日に幕府が大名や旗本などにお菓子を賜る(たまわる)「嘉祥頂戴」、一般庶民の間では「嘉祥喰」といって、16文のお金でお菓子や餅を食べる習慣が根付いていたといわれている。これが和菓子の日の起源とされているんだ。
その後、そういった習慣は時代とともに廃(すた)れてしまったのだけど、全国和菓子協会が復活させたんだ! 今でも「嘉祥菓子」を発売するところもあるみたいだから、ぜひ探してみてね!
ほかにもいろいろな「スイーツ記念日」があるよ。
たとえば「大福の日」は2月9日、「チョコミントの日」は2月19日。「ビスケットの日」は2月28日と、2月はお菓子にまつわる記念日がたくさんある。それらを見てみると、「マシュマロの日」は4月6日、「マカロンの日」は10月9日...といった具合にあらゆるスイーツの日が設定されているからビックリするはず。キミの好きなスイーツの日も調べてみよう!
さらに時代は進んで江戸時代になると、6月16日に幕府が大名や旗本などにお菓子を賜る(たまわる)「嘉祥頂戴」、一般庶民の間では「嘉祥喰」といって、16文のお金でお菓子や餅を食べる習慣が根付いていたといわれている。これが和菓子の日の起源とされているんだ。
その後、そういった習慣は時代とともに廃(すた)れてしまったのだけど、全国和菓子協会が復活させたんだ! 今でも「嘉祥菓子」を発売するところもあるみたいだから、ぜひ探してみてね!
ほかにもいろいろな「スイーツ記念日」があるよ。
たとえば「大福の日」は2月9日、「チョコミントの日」は2月19日。「ビスケットの日」は2月28日と、2月はお菓子にまつわる記念日がたくさんある。それらを見てみると、「マシュマロの日」は4月6日、「マカロンの日」は10月9日...といった具合にあらゆるスイーツの日が設定されているからビックリするはず。キミの好きなスイーツの日も調べてみよう!
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