『自転車 安全教室で教わったルールをもう一度確認しておこう』

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#学校#放課後
2021.05.01

自転車は便利だけど、危険でもある


キミは、よく自転車に乗る?
通学で使っている人、部活のときに使っている人、休みの日にだけ乗る人...いろいろなパターンがあるよね。自転車で通る道も、車通りの多い大通りを通ることもあれば、見晴らしバツグンの田んぼ道を走ることもあるかもしれない。
どんなときに、どんな場所で乗るとしても、自転車の交通ルールを守ることはとても大切だ。だって、キミや他の人の命を守るためだからね。
学校で、自転車の安全教室が行われることもあるよね。
小学生のときは、身体も小さく自転車も小さめで、比較的スピードも出づらかったかもしれないけれど、中学生になったらおとなと同じようなものだ。
事故に巻き込まれたときの衝撃も、事故で他人を巻き込んでしまったときの衝撃も、とても大きなものになると肝に銘じて、もう一度ルールを確認してみよう。

自転車の乗車人数は?


自転車は、一度に乗れる人数が法律で決められている。
16歳以上の人は、6歳未満の幼児を乗せることができるようになるけど、キミたちは基本的に1人乗りしかしちゃいけないと決められている。
部活の帰りとか、テスト期間で下校時刻が早いときとか、ついつい、友だちとふざけて二人乗りをするのはとても危険。ちなみに、うっかり違反すると2万円以下の罰金または科料が課せられるんだ。

こんな自転車に乗ってはいけない


安全に走るために、自転車の装備の点検や使用のしかたも法律で決まっている。
例えば、ライトが切れているのに気づかず、うっかりそのまま走ると...なんとそれは5万円以下の罰金!
最近は、走り出すと自動的に点灯するライトも多いけれど、そうではない場合は忘れずにライトをつけなくちゃいけない。
ただこれも、キミたちを守るための、あえての厳しいルールだと思ってほしい。
どうしてそんなに厳しいのかって?
理由のひとつとして、自動車を運転する人からすると、夜間に無灯火で走っている自転車は本当に見えづらくて危険、ということがある。スピードは速いのに、車から見えづらい自転車はとにかく危ないんだ。
ぜひ一度、おうちの人の車などで夜の道を走っているときに見てみるといい。

車道を通行するルール


自転車は、車道と歩道のどっちを走るのか、知っている?
歩道と車道の区別がある道路では、車道を走るのが原則だ。さらに、自転車は車と同じ左側通行だということを覚えておこう。
ちなみに、「普通自転車専用通行帯」や「自転車道」がある場合は、そこを通ることが決められている。

歩道を通行するときのルール


ちなみに、こんなときは歩道を通行することが認められている。

・「普通自転車通行可」の標識があるとき
・13歳未満の子どもや70歳以上の人、身体の不自由な人
・道路を安全に通行するためにやむを得ないとき

「何が何でも車道を走れ!」というわけではないから、臨機応変に対応しよう。
歩道を通行するときも、車道を通行するときも、要注意なのは「友だちと並んで走らない」ということかも。
話が盛り上がってついつい横並びで走っちゃう...やりがちだけど、歩行者にとっては大迷惑だから気を付けて!

交差点での右折左折


まず、左折の時は、「なるべく道路の左側に沿って、ゆっくり曲がる」ことが決められている。
問題は右折だ。
「二段階右折」って知ってる?自転車が交差点で右折するときはそれがルールになっているんだ。
どういう曲がり方かというと、まずは青信号で交差点の向かい側まで渡り、次に反対の信号が青になったら向かい側まで渡る...という、二段階に分けて右折をする方法だ。
前方の信号が青だからといって、車のように一気に右折するのはダメということだから、とくに大きい交差点では気をつけよう。
中学生向けの安全教室は、小学校のような「自転車に乗りたて」の子供向けのものではないことが多い。スタントマンが登場して、実際にどんなふうに事故が起こるのかを再現するような安全教室を開催している地域もある。
中学生になって行動範囲も広がっているはずだから、キミも機会があったらぜひ安全教室に参加してみよう。
※新型コロナウイルスの影響により一部の地域では生活状況が記事内容と合わない場合があります。ご了承ください。

自転車安全教室に興味を持ったキミにぴったりな仕事
今回紹介したルールは全部知っていた!そしてきちんと守っていた!というキミは、町の安全を守るために働く、「警察官」が向いているかもしれない。
自分の目の前でだれかが転んだり、ケガをしたりしたらとっさに助けるために動くことができる、もしくはそんな風になりたいというキミ「救命救急士」の仕事を調べてみよう。事故や救急の最前線で活躍する仕事だ。
あとを絶たない交通事故などによって、その後の生活にも支障が出るような後遺症を負う人もたくさんいる。そういうときにリハビリを指導するのが「理学療法士」という仕事だ。
どんな仕事かな?と思ったら「ミライ科」を見てみてね! (職業名をクリックしたら見られるよ!)
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2021.05.01

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