忙しくても、疲れていても、スキマ時間を積み重ねれば、中2の授業にも乗り遅れない!
中2|4月号ねこねこ先輩 2024年度入試で合格
トクイ教科:数学 ニガテ教科:英語、社会
部活:栽培部(校外で水泳のクラブチームに所属)
志望校合格までの壁:中3の最後まで、毎日のように水泳のクラブ活動があり、勉強に割ける時間が限られていたこと
内申点対策
休み時間や寝る前の時間を逃さず、
勉強に有効活用
水泳クラブが週6日、水泳が休みの水曜日は中2から塾に通い始めたため、授業対策は時間の使い方を工夫する必要がありました。
授業終了直後の10分休みは、復習タイムでした。習ったことを理解できているか、学校のワークを解いて確認します。寝る前は、ニガテな社会の暗記の時間。〈定期テスト暗記BOOK〉をベッドの中で10分くらいめくっていました。
土日は余裕があれば、〈チャレンジパッドNext〉で社会や数学の予習をすることも。忙しくても授業についていけたのは、スキマ時間をうまく使えたからかな、と思います。
「5」がないのは私だけ!?
中2から気合を入れ直す
中1の終わりに友達と通知表を見せ合ったら、私は5教科に「5」がなかったのに、みんなは「5」がいっぱい。「やばいな」と気合が入って、中1まではあまりやっていなかった学校のワークに取り組み始めました。
テスト前には〈定期テスト予想問題デジタル〉を解き、テスト当日は休み時間に〈定期テスト暗記BOOK〉で最終確認。学期が進むにつれて徐々に通知表に「5」が増え、成果が出たことでやる気もアップしました。
志望校選び
水泳部に実績があり、
英語力も磨ける高校にスポーツ推薦で挑戦
東大和南高校を知ったのは、中2の学校調べのとき。水泳部が強いと聞いて、興味をもちました。
その後、調べを進めるにつれて、体験型英語学習施設での学習や留学生との交流を通して、ニガテな英語のコミュニケーション力を磨けることがわかり、中3の夏に志望校に決定。同じころに、スポーツ推薦(※)があることも知って、チャレンジしようと決めました。
※文化・スポーツ等特別推薦
受験勉強
勉強する体力が残っていないときは、
15分間の仮眠でリセット!
中3になると受験対策が始まって、ますます忙しさが増していきました。とくに大変だったのは夏休み。水泳は3時間の練習が1日2回、塾での1回2~4時間の学習が週に4回。学校からは、3年間の総復習の分厚い教材が配られていました。
水泳が終わるとヘトヘトで机に向かう体力が残っていないときも多かったのですが、そんなときは無理に続けずに、15分間の仮眠を取ってから再開することにしていました。
大変だった分、成果が出て、3学期は定期テストで90点以上や100点満点の教科も。山場を一つ乗り切ったという実感がありました。
面接の練習のおかげで、
顔なじみのない人とも話せるように
推薦選抜直前期の1月は、面接の練習を重ねました。担任の先生だけでなく、副校長先生や塾の先生にも協力してもらって、言葉遣いや、結論から先に答えるテクニックなどを学びました。
あまりなじみがない大人の人と、目を合わせて話す経験はそれまでになかったことです。初対面の人とも、物おじせずに話せる力がついたように思います。
必要なことを自分で調べられる力が、
いつのまにかついていた
中3の最後まで水泳を続けながら受験に臨む私を見て、母は心配だったかもしれませんが、まったく口出しせずに自由にさせてくれました。おかげで、そこまでプレッシャーを感じることなく最後まで駆け抜けられました。
志望校や入試の情報を自分で集めたり、自己PRカードを自力で書き上げたりできたのは予想外だったらしく、「そこまでできるようになっていたとはびっくりした」と受験が終わってから母に言われました。
入試本番
対策の成果が存分に出た、
悔いのないできに満足
当日の検査は、受験生5人での集団面接と、実技検査による体力測定など。集団面接は、練習の成果をバッチリ発揮できました。
「3年間で一番印象に残っていること」「水泳の大会当日にやっていること」など答えを準備していた質問が出て、我ながらうまく答えられたと思います。ほかの受験生をちょっとリードできた感じがして、気が楽になりました。
実技も、立ち幅跳びで思ったほど記録を出せなかったことを除けば、上々の結果。試験が終わったときは、「これなら残念な結果だったとしても後悔はない」と思えるほど、力を出し切れた充実感がありました。
合格の秘訣
明確な目標があれば、
スポーツと勉強を両立できる!
水泳と勉強の両立は、時間的な面でも体力の面でも簡単ではありませんでした。
受験をとおしてわかったのは、水泳でも勉強でも、はっきりとした目標があれば、少々のつらさは乗り越えられるということ。
なんとなく「やらないと」という気持ちを持っているだけでは忙しさに負けてしまいますが、「次の大会で○秒を切りたい」「次のテストで○点を取りたい」といった具体的な目標を頭に描いておくと、きつい時も底力がわいてきました。
「進研ゼミ」で志望校合格へ!
中2の4月号おすすめ活用法
中2流メリハリ学習はスキマ暗記から!
スキマ時間の暗記が、
テスト対策につながる!
中1よりも忙しく、勉強内容も難しくなっていく中2で成績アップをめざすには、時間をかけずに結果を出すことにこだわった「中2流」の勉強法に切り替えることが大切です。そのポイントになるのが、スキマ時間を使ってコツコツと暗記をすることです。
夕食前や寝る前など、日々のスキマ時間を利用して少しずつ暗記を進めていくことで、最初のテスト対策もスムーズに進みます。
「ゼミ」ならスキマ時間を逃さない!
新学期が始まったら、まずは授業で習ったことを理解することが大切です。「ハイブリッドスタイル」の方は〈デジタルチャレンジ〉1日5レッスン、「オリジナルスタイル」の方は〈Challenge〉1日2回を目安に取り組みましょう。
さらに、スキマ時間に「ゼミ」の暗記教材などで少しずつ理解を積み上げていけば、この先のつまずき防止や定期テストの成績アップにつながります。
4月号でお届けする〈脳ピタ暗記〉(国理社)では、インパクトのあるイラストで重要事項が記憶に残りやすく、スキマ暗記にぴったり。「ハイブリッドスタイル」の方には、〈定期テスト暗記アプリ〉のスマートフォン版アプリも配信。スマートフォンを使って手軽に暗記ができます。
お子さまの生活状況にあわせてご活用いただき、スキマ暗記を進めましょう。