『ちゃんと を言い換えると? すごい の類語は?』

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2023.10.09
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日本語には、ひとつの言葉でいくつもの意味を表現できちゃうものがあるよね。
とっても便利だけど、それに慣れてしまうとどんな話にも同じ言葉で反応している状態に......。
せっかく豊かな表現があるのにそれではもったいない!
ついつい使いがちな「ちゃんと」「すごい」を言い換える方法を考えてみるよ。

いつも同じ表現を使わず場面によって言葉を使い分けてみよう

まずは場面によって使い分けてみるのを心がけてみよう。
話す相手が違えば、話す内容も違うよね。日常生活にはどんなシーンがあるかな?

先生や先輩に対して

まず、相手が先生や先輩など、目上の人の場合だ。
ある程度かしこまって、きちんと丁寧な言葉づかいをする必要があるシーンだよ。

同級生や後輩に対して

一方、同級生や後輩との会話では、多少砕けた表現も許されるよね。
でも、そんなシーンだからといって気を抜くと、あっという間に「すごい」「ヤバい」ばかり言っている人になってしまうかも。

「ちゃんと」はそもそもどんな意味?

使いまわしがちな言葉のひとつ「ちゃんと」。
これはそもそもどんな意味かというと、「うまい具合にきちんとしている」「十分に足りている」といったことを表すよ。
それを踏まえて、言い換える言葉を考えてみよう。

「ちゃんと」を先生や先輩向けに言い換えると

「ちゃんと」を先生や先輩向けに使う場合は、言い換える言葉は丁寧で、意味も確実に伝わるものを選ぼう。

● 必ず

「ちゃんとやります」「ちゃんと行きます」などと言いたい場合は「必ずやります」「必ず行きます」と言い換えることができるよ。

●的確に

「ちゃんと伝わってます」だとカジュアルすぎる場合は「的確に伝わっています」といった言い換えができるね。
頭が良さそうな印象に!?

●適切に

「ちゃんとした場所に片付けます」も「適切な場所に片付けます」というと、「ちゃんと」がどんな風なのかが伝わるね。

●しっかり

「ちゃんと練習しておきます」といった場合は「しっかり練習しておきます」と言い換え可能だね。
「必ず練習しておきます」とも受け止められるあいまいな部分がはっきりするよ!

「ちゃんと」を同級生や後輩向けにカジュアルに使うときは

同級生や後輩と話すときは、もう少しカジュアルに言い換えたいもの。どんなものがあるかな?

●ゼッテー

「ちゃんと行くよ!」は「必ずや」という意味で「ゼッテー行くよ!」と言い換えられるよね。

●ガチで

「ちゃんと練習したって!」は「ガチで練習したって!」に変換可能!

●きっちり

「ちゃんと持ってきたよ」は「きっちり持ってきたよ」と言い換え可能だね。

●マジで

「ちゃんと理解できてるよ」と本当であることを伝えたいときは「マジで理解できてるよ」になるかな。

「すごい」はそもそもどんな意味?

多種多様なシーンで使われる言葉の代表、ふたつ目は「すごい」。驚きも、感動も、非難もなんでも「すごい」を使ってない!?

「すごい」を先生や先輩向けに言い換えると

まずは先生や先輩向けに感想を伝えるときに使いがちな「すごいです」。
これをもっと具体的に、少し丁寧に言い換える方法を見てみよう。

●素晴らしいです

何かの出来栄え、技の上手さなどを褒めたたえるときは「素晴らしいです」を使ってみよう。

●驚異的です

驚きとともに感動したときは「驚異的です」なんてどうかな。

●さすがです

尊敬の気持ちを込めて「さすがです」というのも、相手に対する気持ちが伝えられそうだ。

●勉強になりました

相手の技に感動して、自分もマネしてみたい!そんな気持ちを込めて「勉強になりました」という表現もいいね。

「すごい」を同級生や後輩向けにカジュアルに使うときは

「すごい!」で終わらせがちな友達へのひとことも言い換え可能だよ!
メールなどでのやり取りでも使えるかも。

●やるじゃん

相手を見なおした、尊敬した、というときは「やるじゃん」でどうだろう。

●ヤッバ

純粋に驚いた、そんなときは「ヤッバ」なんて心の声が漏れちゃったような表現をするのもあり!?

●サイッコー

感動して気持ちが盛り上がったことを伝えるなら「サイッコー」なんてひとことも気持ちが伝わるね。

●すごすぎ!

「すごい」最上級表現のようなアレンジが「すごすぎ!」。

言い換える言葉をストックしておこう!

ひとつの言葉にたくさんの意味を込められるのって、自分の意図とは違う受け取られ方をするなど、便利なようで実は不便なこともある。
言い換える言葉を日ごろから探して覚えておくと、いざ自分の気持ちを表現したいときに、適切なん言葉を選ぶことができるよ。
言葉探しを今日からスタートしてみてね!
ことばの言い換えに興味を持ったキミにぴったりな仕事
言葉を大切に使おう、と思ったキミは、言葉を使って作品を生み出す仕事が向いているかもしれないよ。
小説など文章を使って表現するプロ、「作家」や、絵と言葉を使って表現する「絵本作家」、テレビ番組などを考える「構成作家」などについて調べてみよう。


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2023.10.09

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