『立秋はいつからいつまで? 立秋の食べ物は?』

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2023.08.04
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夏から秋へ、季節の変わりめを表す「立秋」。
立秋は8月7日~22日ごろの約15日の期間を指し、この日から季節のあいさつは「残暑見舞(みま)い」に変わるよ。
ちなみに2023年の立秋は8月8日だ。
日本ではまだ暑さが厳しい時期だけど、この季節の行事や旬(しゅん)の食べ物で残暑を乗り切るのが立秋ならではの過ごしかた。
立秋についてくわしく解説していくよ!

立秋は二十四節気のひとつ

立春から始まる二十四節気の13番めが立秋だ。
二十四節気は1年間を太陽の動きに合わせて24等分し、季節を表す名前を付けたもの。
最も重要とされているのが「夏至・冬至・春分・秋分(二至二分)」。
次に重要とされているのが「立春・立夏・立秋・立冬(四立)」だ。
二至二分は「季節の中間点」、四立は「季節の始まり」を表している。
立秋は秋の季節の始まりを表しているというわけ。

二十四節気とは?

二十四節気は季節の変化をあらわす指標として、古代中国で生まれた。
太陽の動きに合わせて1年を24等分し、24の季節を表しているよ。
旧暦(太陽太陰暦)は月の満ち欠けによって月日が決められたので、暦と実際の季節にずれがあった。
そこで、農業や日々の生活で使える季節の指標として作られたのが、二十四節気なんだ。
日本に伝わったのは6世紀ごろと言われ、自然とのつながりや季節の営みを大切にする日本の文化の一部となっているよ。

立秋の意味や由来は?

立秋は、「二十四節気」の中で、とくに重要とされているもののひとつで、夏から秋の気配を感じる季節だ。
「春分、夏至、秋分、冬至」に加え、それぞれの中間に位置する「立春・立夏・立秋・立冬」をまとめて「八節」と呼んでいる。
俳句に季語として詠(よ)まれるなど、季節を表す言葉として古くから日本で大切にされてきたよ。

立秋の時期はいつ?

秋の始まりを伝える「立秋」だけど、その時期の日本はまだ夏真っ盛り!
立秋の期間は約15日間で、始まる日付は8月7、8日頃だ。
1週間ほどするとお盆の時期がやってくる。
暦の上では立秋の1つ前の節気、「大暑(たいしょ)」(7月23日頃~)が暑さのピークとされており、立秋の暑さは「残暑」と呼ばれるよ。
立秋を過ぎても梅雨明け宣言が出されないと、その年は梅雨明け発表なしという慣例もあるんだ。

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立秋はいつからいつまで?

立秋の始まりは、太陽の視黄経が135度に達するときと決まっている。
日付は8月7、8日頃で、期間は15日間ほど。
2023年の立秋は8月8日からだけど、2024年は8月7日というように、前年2月に国立天文台から発表されるよ。

8月だけど「秋」

残暑が厳しい時期になぜ「秋の始まり」の立秋なのか、不思議だよね?
その理由は、二十四節気が生まれた古代中国(黄河の中流域)と日本の気候の違いにある。
中国の内陸部と海に囲まれた日本とでは、気温の変化に1か月ほど差がある。
「春の始まり」を伝える立春も日本では2月のまだ寒い時期に迎える。
このように、1年を通して二十四節気と日本の季節にはズレがあるというわけ。

暑中見舞いが残暑見舞いに

夏に出すおたよりといえば、暑中見舞いや残暑見舞いを思い浮かべるよね。
お世話になった方の健康を思いやって送る、日本の古くからの風習だ。
でも、「暑中」と「残暑」という言葉を何となく使っているキミは要注意!
暑中見舞いは七夕が終わってから、立秋の前日までの期間に送るのが慣習だ。
立秋からは、残暑見舞いに変えるのをお忘れなく!

立秋はさらに3つの期間に分かれる

「二十四節気」をより細分化した「七十二候(しちじゅうにこう)」では、立秋が3つの期間に分けられている。
「七十二候」は1年を72の季節に分け、その期間の気象や動植物の変化を短い言葉で表現したものだ。
古代中国で作られた暦だけど、日本の気候風土に合わせて何度も作り変えられた。
七十二候によると、立秋の最初の約5日間を「涼風至(すずかぜいたる)」。
真中の約5日間を、ヒグラシが日没後にカナカナと鳴き始める「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」。
最後の約5日間を、森や水辺に深い霧が立ちこめる幻想的な「蒙霧升降(ふかききりまとう)」と呼んでるよ。

立秋の過ごしかたは?

立秋の期間は、日本各地で大切な行事やお祭りが開催されるよ。
今年はとくに新型コロナウイルスの感染対策症対策で中止されていたお祭りが開催されることが多いので、楽しみにしている人も多いかな?

盆踊りなどお盆の行事と重なる時期

立秋の時期はお盆と重なることから、ご先祖様や大切な人をしのぶ特別な時期でもある。
盆踊りは亡くなった人を供養するための行事だったという説もあるよ。(※諸説あります)
だから、楽しいお祭りとして参加するだけでなく、心の中で大切な人たちを思い出してみるといいかもしれない。
地域によっては花火大会なども開催されるから、ぜひ地元のお祭りに参加してみよう!

暑気払いとは?

暑気払いとは、暑い夏の疲れを吹き飛ばす風習だ。
昔、宮中では氷を食べたり甘酒を飲んだりして暑さをしのいでいたらしい。
今では、友だちや家族といっしょに、涼しい場所で楽しい時間を過ごすのが暑気払いの楽しみ方。
ほかにも、行事として暑気払いを行う「納涼会」というイベントの形で開催されることもあるよ。

季節の変わりめの過ごしかた

立秋は夏から秋への季節の変わりめ!
秋の気配を感じるようになったら、家族や友だちと地元の行事に参加して大切な思い出を作ろう。
暑気払いや納涼会で夏の疲れをいやしつつ、学校や趣味にも打ちこんで自分を成長させよう。立秋は新しいスタートのチャンス!
楽しさと感謝の気持ちを大切にして、素敵な立秋を過ごそう!

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立秋に食べるもの

立秋の時期は夏から秋への季節の変わりめ。
旬の食材や食べ物も変わってくるよ!
夏野菜の味噌汁や冷やし中華はおいしいけれど、秋の味覚も楽しみだ。
さつまいもやかぼちゃのパイ、栗のお菓子など、秋ならではの料理やスイーツがあるんだ。
果物では、梨やぶどうが美味しい季節だよ。
栄養たっぷりの秋の食材を食べて、体力をつけて学校や部活動で活躍しよう!

とうもろこし

暑い時期に食べたい食べ物のひとつがとうもろこし。
6月から9月に旬を迎えるとうもろこしは、ビタミンやミネラルがたっぷり!
疲労を解消するのに役立つ食べ物だ。
食物繊維もたっぷりで、腸の動きを活発にして、便通を良くする効果もあるんだって。
そのままゆでてもおいしいとうもろこしだけど、スープにするときは芯も一緒に入れると旨味が出てさらにおいしくなるよ!

枝豆

最近は春頃から店頭に並ぶ枝豆だけど、旬は立秋を過ぎたころ。
タンパク質とカリウムがたくさん含まれる、とても栄養価の高い野菜だよ。
塩でゆでるのが定番だけど、ゆでた枝豆をペースト状にして、砂糖を混ぜた「ずんだ」も最近人気だ。
おもちや白玉、アイスやかき氷のトッピングにして、あざやかな緑色を目と舌で楽しもう!

ところてん

日本に1400年以上前に伝わったと言われる「ところてん」は、漢字で「心太」と書く。
天草という海藻(かいそう)から作られているところてんは、食物繊維やミネラルがたっぷり含まれていて、生活習慣病予防に役立つ食べ物だ。
夏の暑さが厳しい日本では、透明でぷるんとした見ためが人気で、食欲がないときに酢醤油(すじょうゆ)や黒蜜(くろみつ)をかけて食べるよ。

お盆のおそなえ物の定番果物である桃は、7月~8月頃に旬を迎える。
桃は中国が原産といわれていて、その栄養価の高さから「仙果」とも呼ばれているんだ。
果実だけでなく、お茶や入浴剤として葉や花、種まで余すことなく活用されている。
甘くてジューシーな桃は残暑厳しい立秋の時期に食べやすく、果糖によってエネルギーチャージできる最強の果物だよ。

そのほか

立秋に旬を迎える野菜や果物はたくさんある。
お盆の精霊馬(しょうりょうま)に使われるナスやキュウリも、旬の時期が関係しているのかもしれないね。
また、日本の夏を代表する高級魚のスズキも、立秋に人気のある食べ物だ。
旬の食材を楽しむことで、夏バテせずに、夏の暑さを乗り切ろう!

まとめ

立秋は、夏の終わりを楽しむ行事や食べ物が目白(めじろ)押し。
これらを楽しんで、立秋の時期を心地よく過ごせるといいね。
二十四節気の意味や期間を調べて、立秋以外の季節も楽しもう。
※特定のアレルギーがある場合はご注意ください。

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季節に合わせた食べ物に興味があるキミは、コンビニのスーパーバイザーという仕事に向いているかも!

コンビニのスーパーバイザー

コンビニの売り上げを上げるためのサポート

コンビニのスーパーバイザーは、一人で平均8〜10店舗ぐらいのコンビニを担当して、各店舗の売り上げを上げるためのサポートをする仕事です。
コンビニの本部の考えた施策を各店舗のオーナーに伝えたり、店舗のオーナーの相談ごとを本部へ報告したりするなど、店舗をつなぐ役割も果たしています。
売り上げが伸びず、何か作戦が必要と判断した店舗には、個別に対策を取ります。
コンビニは地域や立地によって、顧客層と商品ニーズが変わります。
アドバイスやサポート内容は、お店によって変えなくてはなりません。
また、季節に合わせた商品の提案や仕入れのアドバイスも重要です。
スタッフの採用の仕方や育成法を教えたり、店舗スタッフに新しく導入するサービスの説明をしたりすることもあります。
オーナーやスタッフと一緒に棚の入れ替え作業を行ったり、一緒にイベントの飾りつけを手伝ったりなど、日頃から積極的にコミュニケーションを取っていくスーパーバイザーもいます。
「なぜその施策が必要なのか」をオーナーに納得してもらえることで、売り上げに効果も出やすいので、「お客さまはこの時間帯にこういうものを買いにくる人が多い、だからこの時間にはこれを補充しておいた方が良い」など、アドバイスをわかりやすく説明することも大切です。

コンビニのスーパーバイザーは休日や夜に出勤することもある

コンビニのスーパーバイザーは基本的に土日休みの週休2日で実働1日8時間となっています。
ですが、コンビニは24時間空いており、店舗の巡回はオーナーの都合の良い時間帯に合わせることもあるため、休日や夜に出勤することもあります。
またスーパーバイザーは転勤のある職種なので、長く続けていると、1つの地域にとどまらず、さまざまな別のエリアを担当することになります。
コンビニのスーパーバイザーのやりがいは、担当の店舗の売り上げが上がって、店舗のオーナーに喜ばれることです。
そして売り上げが上がったオーナーがエリア内に増えてきて、多くのオーナーと信頼関係を築いていけることもスーパーバイザーの醍醐味(だいごみ)といえます。

日本の四季の美しさを料理で表現してみたいと思ったキミは、板前という仕事について調べてみては?

板前

旬の食材を生かした献立を考え、もてなしの心で接客する

板前とは、料亭や割烹(かっぽう)、日本料理店などで、懐石(かいせき)料理やおせちなど、日本の伝統的な料理をつくるプロの料理人です。
料理をつくるだけでなく、旬の食材を生かした献立を考え、接客もします。
日本料理をつくるうえでは、旬の食材の調理法、料理の見た目の美しさ、日本の「おもてなし」の心を演出することはとても大切です。
「おいしい」と感動してもらえる味の追求はもちろん、器の選び方、葉や花などの演出を含めた美しい盛り付け、季節を感じる店内の雰囲気まで、お客さまに満足していただくためにトータルで日本の美をつくり上げることが求められます。

板前修業と持ち場・仕事の役割

日本料理人が一人前の板前になるまでには、刺身、煮物、焼き物、揚げ物、蒸し物など、和食調理の5法(生・煮る・焼く・揚げる・蒸す)と呼ばれる調理方法すべての技術をひと通り学ぶ必要があります。
そのため日本料理の世界には、「板前修業」があり、修業中はお客さまの前に立たず「裏方」と呼ばれて、それぞれの経験に応じた自分の「持ち場」で技術の修業をするのが普通です。
板前修業中の人たちの店によって「持ち場」の名称は違いますが、それぞれの持ち場によって役割や学ぶ技術が違います。
修業を終えた板前の勤務先は料亭、旅館、個人経営の日本料理のお店など幅広くあります。
料亭は、見た目や盛り付けの美しさやオリジナリティーにこだわった、究極の日本料理を提供できる職場です。
通常、数人の板前が働いており、後輩の育成制度もしっかり整っていることが多いです。 旅館とは、日本料理の決まった献立を提供する温泉宿やホテルなどです。
個人経営店には、和食屋さんやおすし屋さん、割烹料理屋さん、小料理店などがあります。
独立して自分の店を持った店主(板前)が、店構えから料理、お皿、メニューに至るまですべてにこだわりって作りこんでいます。

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