『中学生をやる気にさせる魔法の言葉　やる気が出なくなる言葉』

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タグ :: #学校 #将来

: 2023.04.28

新学期、心機一転がんばるぞー！と気合十分でも、いざ勉強しようとすると突然いなくなる、アイツ。
そう、「やる気」だ！
中学生活、部活に宿題に、やる気をコントロールしないといけないシーンは多いけど、
やる気を保つのって、とても難しいよね。
この記事では、やる気がわいてくる「言葉」のコツを伝授！
みんなが中学生活をもっとうまく過ごせるようにアドバイスしていくよ。

友達関係や先輩関係をよくする言葉とは

わたしたちは、毎日だれかしらとコミュニケーションをとって生活しているよね。
友達、先輩後輩、先生、親子のあいだなどなど。
いろんな人と話すけど、会話のなかの言葉1つで、喜びを感じたり、傷つくこともあるよね。
そう。言葉は強い力を持っているからこそ、選びかたが大事なんだ！
ここでは、人間関係を良くするために、効果的な心がけをチェックしていこう。

人に言われてイヤな言葉は言わない

まず意識したいのは、「自分が言われてイヤな言葉」は使わないこと！
失敗をせめられたり、否定的な内容を言われると、どんどん自信がなくなっちゃうよね。
大切なのは、一言発する前に、相手の立場になって考えてみること。
つい感情的になると、相手を追い込む発言をしたくなっちゃうけど、一呼吸おいて、「自分が言われたらどう感じるか」を想像してみて。
その言葉、本当に言うべきかな・・・？
これを覚えて実せんするだけで、人間関係はグッとよくなっていくよ。

リスペクトが伝わる言葉を心がけよう

人からほめられたり感謝されると、うれしい気持ちになるし、自己肯定感が上がるよね！
それはおとなも子どもも、みんな一緒なんだ。
会話をするときは、積極的に相手への感謝や敬意を伝えるようにしよう。
家族に伝えるのは照れくさいけれど、例えばお母さんに「学校の面談一緒に来てくれてありがとう。心強かった～」とか兄弟に「部活がんばっててすごいね」など。
日常の、ほんのちょっとしたことでOK。
どんなにささいなことでも、「こんなことに気づいてくれるんだ」ってうれしくなるものだよ。

ぼくらはこんな言葉でやる気になる

みんなはどんな言葉でやる気が出るかな？
「やる気スイッチ」をオンにしてくれるキーワードを集めてみたよ。
ふだんのなにげないやりとりのなかに、キミのモチベーションにつながっている言葉があるかも。
具体的に紹介していくから参考にして、自分のご機嫌を自分で作れるようになっちゃおう！

おはよう・おやすみ

当たり前のあいさつに感じるけど、すごく重要な意味があるんだ。
たとえば保護者の方と喧嘩をして、おやすみを言わないで寝るとする。
そんなとき、キミは気持ちよく寝れるかな。
実はさびしい気持ちになったり、イライラしちゃったり。すんなり眠れないんじゃないかな。
1日の始まりと終わりを気持ち良いあいさつで迎えることは、気持ちをプラスにする大事なステップなんだ。
おはよう、おやすみは、当たり前のようで、とても重要なあいさつ。
だから必ず、自分から進んでするようにしよう！

いつもがんばってるね

自分のがんばりを評価してもらうと、自分のことを理解してくれてるんだって実感がわいて、すごくうれしいよね。
成長するために、人知れず無理したり、努力していることを見てくれること、それを言葉で伝えてくれるのって、だれもがうれしいし、やる気につながるんだ。

お疲れ様

勉強嫌いな人には、とくにつらいテスト時期。
勉強中に、「お疲れ様」と一声かけてもらうだけでも、なんだかほっこりしちゃうよね。
受験生や中学受験を経験した人は共感できるんじゃないかな。

気にしないで

　成績や結果がダメだったり、悩みがあったり、落ち込んでいるときに、「だいじょうぶだよ」「気にしないで」と優しく声をかけてもらえるだけで救われるよね。
落ち込みがちなとき、優しい言葉をかけてもらえるとだれもが元気が出るもの。
また、失敗しちゃったときに、「気にしないで平気だよ」と声をかけてもらえるだけで、沈んだ気持ちが少し浮上することもある。
だいじょうぶだよ、という気持ちのこもった優しい声かけは、人の気持ちを救ってくれるんだ。

さすが！

自分の行動を、ふだんから見てくれてるからこそのほめ言葉。
成績アップしたね！さすが！なんてほめられると、自信がみなぎってきちゃうよね。

知ってたんだ！

自分の知識や経験をほめられるのも、やる気がわいてくるよね。「そんなやりかたを知ってたんだ！」といってもらえると、鼻高々でもっとがんばれちゃったりして！

すごい！

コツコツ努力したことを、他人からほめられるのってすごくうれしいよね。
「すごいね！」「がんばったね！」の一言って、やる気をぐーんと持ち上げてくれる魔法の一言なんだ。

せいかい！

小学生のとき、質問に勇気を出して手をあげた思い出はない？「正解だよ！」と、自分の発言を思いっきり肯定してもらえるってうれしいし、「勇気を出してよかった！」「次も正解しよう！」とやる気がわいてくるよね。
正解！って、相手を思いっきり肯定するステキな言葉なんだよね。

そのとおり！

「その通り！」も、全力で自分のことを肯定してくれる言葉。
絶対、うれしいよね。
このように、自分を肯定してくれる言葉はやる気を高めてくれる重要な要素。
自分が言ってもらうためにも、自分から前向きな言葉をかけるように行動するのがおすすめだよ。

ぼくらはこんな言葉でやる気をなくす

言われると一気にやる気がなくなる、刺激の強〜い言葉もあるよね。
やる気は無くなっちゃうけど、相手は必要と思って声をかけてくれていることが多いのがやっかいなところ。
言葉の裏側に、どういう期待があるのか知っておくことで、ダメージを最小限にしよう。

こんなこともできないの？

能力を否定するような言葉は、自分自身を否定されたような気持ちなっちゃうよね。
この言葉を裏には（もう少しがんばったら、もっと成長できるはず）という気持ちがあるよ。
キミのことが大事で、好きだからこそ、期待の裏返しで強い言葉になっちゃってるのかも。
けしてキミを否定したいわけじゃなくて、やる気を出して欲しいという本音がうまく伝えられていないパターンなんだ。

だからあなたはダメなのよ！

過去のことまで掘り返されたり、他人と比較されたりして、このママではダメだと否定されるのも辛いよね。
言った相手は、心のなかでは（周りの人と比べることで、キミのやる気に火をつくんじゃないかな）と思っているはず。
キミのことを「ダメ」と本心で思ってはいないから、真に受けすぎないようにしよう！

なにをやっても遅いわね！

勉強などは、集中できなかったり、難しくて理解に時間がかかることもあるよね。
スピードを遅いと言われてもと、余計やる気がなくなっちゃうもの。
（なんとかキミのやる気を引き出したい）（ハッパをかけたらやる気が上がるかな）という思いや期待が、空回りしているパターンだ。
こんなときも、自分はていねいにやっているから仕方ない！と割り切って、落ち込みすぎないように自分の心を防衛しよう！

どうせやらないんでしょ？

ゲームを10分だけやろうと思ったら、おうちの人に「どうせ勉強やらないんでしょ」なんて言われてしまって、ムッとしてしまった経験はない？「どうせ」、「いつも」、「絶対に」、などの決めつける言いかたも、やる気を失ってしまうよね。この言葉の裏には（そろそろ始めないと間に合わないんじゃないかな）（間に合わなくてつらい思いをして欲しくないな）ってキミに気づいて欲しい気持ちからが隠れているんだ。
でも感情的になって、こうしたキツイ言い方になっちゃったのかも。
一ふんばりして「10分後に必ず始めるよ！」と宣言したり、まずはやることをやってから、気持ちよくゲームをする、など。
しっかり時間を守る姿を見せつけちゃえば、次はお小言が減るかもしれないね。

いつもあなたは口ばっかり！

思春期の子供と親によくあるシーン。
「口ばっかり」なんて言われると、自分のやっていることを否定されていると感じちゃうよね。
この言葉の裏には、（口で言うように、しっかりがんばってほしい）（あなたにはそれができるはず！）という期待がかくれているんだ。わかりにくいけれど・・・！
やる気ダウンする気持ちを飲み込んで、有言実行な自分を見せて、黙らせちゃおう。

絶対に成績は上がらないわ！

がんばっているのに、成績が上がらないなんて否定的なことを言われたら、燃えていたやる気の炎も、一瞬で消え去ってしまうよね。
感じ取るのは難しいけれど（勉強法を変えたほうがうまくいきそう）（絶対に上がらない、と言うことでプライドをかけてがんばりを見せてほしい）と言う気持ちが見え隠れするよ。
キミへの期待があってこそだということを忘れないで欲しい・・・！
とても難しいけれど！
さて、ここまで見てきて、どうだろう。
やる気が出る言葉と比較して、ネガティブな発言が多いよね。
保護者としては、お説教は必要かもしれないけれど、子供としてはつらい・・。
反省はしつつ、うま〜く受け流して切り替えるのが大事なんだよね。

怒られない謝り方はこれ！

やる気を維持するには、マイナスな要素をサッとかわして、切り替えることが大事だったね。
とくに、だれかとケンカしたり、一方的に怒られるシーンは、早々に解決しておきたいもの。
ここでは、効果的な謝りかたを紹介していくね！

すぐに謝る

謝るときって、まず原因や理由を伝えたくなるけれど、グッと抑えて！
まず最初に「すみません！」と謝罪の言葉を伝えて、相手を刺激しないのがポイントだよ。
謝罪の前にあれこれ説明を並べてしまうと、言い訳じみて聞こえちゃう。
潔く自分の非を認めて謝っちゃったほうが「潔いな」「誠実だな」と良い印象になり、さっさと許してもらえる可能性が高くなるよ。

理由はともあれ自分の落ち度を謝る

相手が怒っているときに「自分は悪くない」という態度を取ると、さらに反発を生んでしまうことも。
そんなときは、自分にも悪いところがあった可能性を認めて、自分から謝ってしまおう！
先に謝ることで、相手も気持ちが落ち着いて「こっちこそごめんね」と打ち解けてくれるはずだよ。

冷静に謝る

　謝りかたが悪いと、せっかくの謝罪も逆効果。
「とりあえず謝っとけば済むんでしょ」といった投げやりな態度は、「口ばかりで反省してないじゃないか」と反感を買ってしまうよ。
大きく深呼吸して、感情的な気持ちを一度落ち着けて、冷静な状態で謝るようにしよう。

少し大げさなくらいの謝罪を

本当にごめん！申し訳ないです！と心からの謝罪を心がけるのが一番。
ちょっとオーバーなくらいが、案外ちょうどいいものだよ。
相手からすると、より強く反省してくれているほうが、気持ちがよく感じるもの。
「そんなに反省してくれていたんだ」「こっちも悪かったよ、ごめんね」と、和解しやすい雰囲気（ふんいき）になれるかも。

感謝の気持ちを伝えるのはこれ！

やる気が出る言葉は、ポジティブな発言や、自己肯定感の高まる表現が多かったよね。
うれしい言葉をもらうには、日頃から自分自身がプラスの言葉を伝えていることも大切。
ここでは、感謝の気持ちの伝え方をアドバイスするね。

すぐにありがとうを伝える

なにかサポートをしてもらったら、すぐにお礼を伝えるくせをつけておこう！
笑顔で相手の目をしっかり見て、ありがとう！と伝えるだけでも、感謝が伝わって、相手はすごくハッピーな気持ちになるよ。
ハッピーな気持ちは連鎖（れんさ）するから、キミにもきっと返ってくるはず。

ありがとうはバーゲンで

なにかしてもらったら、すぐにプチギフトを渡すのも効果的。
相手の負担にならない程度で、たとえば文房具やメッセージカードなど、 3つくらい用意しておくと、あわてずすぐに渡せるよ。
バーゲンなどを活用して、予備を買っておくのもアリ。

第三者を介すると最高の感謝に

人って、直接ほめられるより、第三者を通じて間接的にほめられたほうがうれしさが増すんだ。
これはウィンザー効果という方法で、「自分がいないところでも、自分のことをほめてくれている」と感じられることで、真実味が増してよりうれしく感じられるんだって。
確かに、自分がいないところでほめてくれるなんて、お世辞じゃなくて本心なんだなって感じがするよね。

まとめ

どうだったかな？
日常生活には、やる気を落とすさまざまなトラップが仕掛けられているけれど、うまくかわしていく術を身につけて、自分がご機嫌でやる気に満ちた状態でいられるようにするのも、これからの人生でとっても大切なことなんだ！
やる気を出すのも、やる気を継続させるのも、とっても難しいけれど、ふだんからポジティブな言葉を意識して、好循環を作っていってね！　応援しているよ。

言葉に特別敏感なのが「作家」という職業かも。将来みんながやる気になるストーリーをステキな言葉でつづりたいと思ったら「作家」を調べてみては？

作家

自分が書きたいことを、作品として完成させるクリエイター

自分で作家だと名のる人は、世の中にあふれるほどいます。
さらに作家になりたい人ともなると、正確に人数を数えるのはとても難しいことです。
しかし、実際に作家として名が通っている人は、全体の中ではとても少ないものです。
それは、作家という職業には書きたいことを作品として完成させるだけでなく、作品を書き続けるための発想力や粘り強さも必要とされるからです。
著作で生計を立てている職業作家は、一冊の本として書くこともありますが、多くの場合、週刊誌や月刊誌などに小説やエッセイなどを連載し、まとまると単行本として出版します。

作家はどんな働き方をするの？

出版社からの依頼を受けて作品を創作します。
出版社などが主催する文学新人賞をもらうと、担当の編集者がつき、作家として育ててくれるうえに、次回作の発表の機会も与えてくれます。
ただし、新人賞はあくまでも作家になるきっかけにすぎません。
２作目、３作目と書き続けていけるかどうかが、プロの作家になれるかどうかの分かれ目です。
主な収入は、週刊誌や月刊誌、新聞などに連載している小説の原稿料や、単行本や文庫本の印税です。雑誌の原稿料は、400字詰め原稿用紙１枚につきいくらという計算で支払われますが、掲載誌の決まりや作家本人の知名度によって異なります。
また、単行本の場合、本の定価の10％前後の印税が支払われます。
実力や人気のある作家の中には、講演を行ったり、文章講座を開いたり、教育機関に講師として招かれる人もいます。

作家はどんな人に向いているの？

作家を職業にすると、「しめ切り」を守ることが不可欠になります。
売れっ子作家ともなると、いくつかの出版社からの仕事が重なり、月に数百枚もの原稿をこなすこともめずらしくありません。
しめ切りに間に合わないからといって逃げるわけにもいきません。
粘り強さや何日も続けて執筆できる体力がなければ、作家生活を続けていくことは難しいでしょう。
また、人気の浮き沈みのある世界なので、へこたれない精神力を持っていることも大事です。

言葉が人にやる気を起こしたり、いやしてあげたりができることがおもしろいと感じたキミは「セラピスト」を調べてみよう！

セラピスト

セラピストとは人に癒(いや)しを与えて、薬を使わずに不調をなおす仕事

・「セラピスト」と呼ばれる職業が増加
近年「○○セラピスト」と呼ばれる職業が多くなり、ひとくちに「セラピスト」といってもその種類はとても広いです。
かつては主に「アロマセラピスト」や心理セラピストといった、心身を癒す職業の人たちのことを「セラピスト」と呼んでいました。
しかし最近では「理学療法士」や「作業療法士」といった、病院や介護施設などでリハビリテーションを行う人たちもセラピストと呼ばれる場合もあり、「セラピスト」という職業の境界線は非常に曖昧になってきているようです。
ここでは主にサロンや個人で何らかの専門の知識や技術を使い、お客さまに「癒し」を与え、心身の不調を改善に導く「セラピスト」の仕事を紹介していきます。
・セラピストの種類
「セラピスト」の仕事内容を４つのジャンルに分けて説明します。
ボディケア系セラピスト
1つ目は身体を癒すセラピストです。お客さまの身体の調子を整えることで不調を改善して癒しを提供しています。代表的なものに「アロマセラピスト」や「リフレクソロジスト」などがあります。
「アロマセラピスト」は、天然の植物や花から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を使って、心や身体を癒す仕事です。アロマセラピストの施術は、リラックス効果、美容効果を目的としています。女性に人気の職業で、多くの民間団体が「アロマセラピスト」認定資格を与えています。
「リフレクソロジスト」は、おもに足裏の「反射区（はんしゃく）と呼ばれる部位を手指などで刺激し、血液の流れやリンパの流れを良くして、カラダの新陳代謝を活発にして身体の疲れを癒します。「リフレクソロジスト」にも多くの民間団体が認定資格を与えています。
心理系セラピスト
２つ目は精神面へのアプローチを行う心理系のセラピストです。心理系のセラピストは、心の悩みや生きづらさを抱える人の心を癒し、負担を軽くします。「臨床心理士」「公認心理師」「心理カウンセラー」「心理セラピスト」など、多くの人は「心理」がつく名前・肩書きで働いています。これらの人たちは相談者の話をじっくりと聴いたり、ときには心理テストを行ったり、ワークをしたりして、相談者の心の悩みを解決に導き、癒しています。「臨床心理士」の資格は民間資格で、「公認心理師」は国家資格です。どちらも心理系の学問を学び大学院を卒業していないと受験できない資格（一部例外もあります）ですが、他にも民間の心理系セラピストの認定資格はたくさんあり、大学の心理学部を卒業して大学院まで行かなくても活躍しているセラピストも多くいます。
東洋医療系セラピスト
「はり師」「きゅう師」「あん摩マッサージ指圧師」などの国家資格を持って、人の身体に触れて具体的な症状を改善する施術を行ったり、リラクゼーションを提供したりしています。
「はり師」は、毛髪くらいの細い金属鍼（はり）でツボ（経穴）に刺激を与え、それによって起こる効果的な反応を利用して不調の予防または神経痛や関節炎などの治療を行います。
「きゅう師」はいわゆるお灸（きゅう）の専門家です。「もぐさ」と呼ばれるヨモギの葉を乾燥させたものを燃焼させ、ツボ（経穴）に温熱刺激を与えて不調の予防または治療を行います。
「あん摩マッサージ指圧師」は、「押す、もむ、さする、たたく」などの手技を身体に加えて身体の不調を整え、健康をうながします。「マッサージ」という分野では、いわゆる「業務独占」となる資格で、「マッサージ」という名前を堂々と掲げて施術できるのはこの資格を持った人のみです。
その他のセラピスト
そのほかにも「気功」「レイキヒーラー」のように目に見えないエネルギー（気）を使って癒しを与えるセラピストや、スピリチュアル系のヒーラーやセラピスト、「フードセラピスト」「ハーブセラピスト」「カラーセラピスト」など、セラピストには、さまざまな専門知識を持って活躍している人たちがいます。

セラピストの働き方　さまざまな働き方がある

セラピストはサロンや治療院などに就職してスタッフとして働く人や、スーパー銭湯、ホテルで働く人、また個人でサロンや治療院を経営して働く人など、さまざまです。
サロンや治療院のスタッフとして働く場合は、正社員、契約社員、パート、アルバイトなど様々な働き方の求人が見られます。一般的には、実力がつき指名が入るようになると昇給したりすることが多いようです。勤務時間は働く先によります。一般的にセラピストの勤務するサロンや治療院は、土日祝日の方が忙しくなる傾向があります。
独立してサロンや治療院を経営する場合でも、実力があり、お客さまが多いほど収入は高くなるでしょう。会社員の人が仕事帰りや休日の日に訪れることが多いので、お客さまに合わせて夜遅くまで勤務したり、土日に営業する人がほとんどです。

言葉を大切にする職業には「営業」も挙げられる。モノやサービスを買ってもらうのはとても大変だけど、そこにやりがいを感じる人も多いんだ。

営業

営業の内容仕事とは？販売（はんばい）とはどう違（ちが）う？

・営業の仕事は、商品やサービスを取引する会社や人に売り込むこと
商品を売ったりサービスを提供したりする会社で、商品やサービスを会社や店、買ってくれる人などに売り込む役割が営業の仕事です。
営業担当者が売りこみを成功させ、売上を上げないと会社は利益を得られません。
営業は会社を存続させる重要な部門といえます。営業担当者は、まず売上目標や売り込む方法、相手を考え、どのようにすれば買ってもらえるか考えたり交渉（こうしょう）したりします。営業が成功すると、商品やサービスを納め、お金をもらいます。
・販売との違いは？
営業が商品やサービスを売り込む仕事であるのに対し、販売は商品やサービスを買いたいと考えている人に対応する仕事であるといえます。
同じ業種や会社でも、営業の部署と販売の部署は分かれていることが多く、求められるスキルも異なってきます。営業の仕事では、現在購入（こうにゅう）する意欲のない客に商品やサービスを売り込むため、客の課題を掘り起こし、それがどのように解決され、満足してもらえるのかの提案力が必要となります。
・コンサルティング営業とは？
コンサルティング営業とは、客の課題を解決するため、さまざまな知識やノウハウを駆使（くし）して解決策を提案する仕事です。
不動産や金融（きんゆう）商品、人材育成など、有形無形にかかわらず行われています。自社商品の一方的な提案にとどまらない、高度な営業といえます。
・取引先に合わせて動くため、外出が多い
会社や店などを相手にする営業には、定期的に決まった会社（得意先）から注文を受けるルートセールスと、新たな取引先を見つける新規開拓（かいたく）の営業があります。
どちらも相手に合わせてやり取りするため、社外を飛び回ることが多く、出張も多い仕事です。車の運転が必要であったり、勤務時間が不規則になったりすることもあります。
がんばっても成果の上がらない精神的につらい時期もあるものですが、売れると数字できちんと結果がわかるため、やりがいのある仕事です。 ・報酬（ほうしゅう）は、営業成績に左右されることも
営業の仕事への報酬の形態は、会社によってもさまざまです。
営業の成績によって給料に特別なボーナスなどの上乗せがあったり、完全歩合制で１件の契約（けいやく）をとったらいくら、という報酬の受け取り方があったりします。
はじめの段階でどのような契約になっているのか、あらかじめ確認し、双方（そうほう）で合意を持っておくことが大切です。

営業の仕事に向いている人は？営業の仕事に必要な力は？

取引先の担当者との信頼関係がとても大切な仕事です。
相手が望むことを聞き出し、相手のメリットになることを説明して商品やサービスを売り込むなどの販売のアイディアやプレゼンテーション能力が求められます。
ビジネスマナーがあり、社交性があって明るく、誠実な対応ができる人なら、相手からよいビジネスパートナーとして認めてもらえるでしょう。
自分で目標を立てていく計画性があり、少しくらいのことではくじけない強さ、体力も必要です。自動車の運転免許が必要な場合もあります。
パソコンスキルも役に立つでしょう。

どんな仕事かな？と思ったら「おしごと事典」を見てみてね！