『マウントとる人 撃退法 』
「オレなんか4時間しか寝てないぜ」
「こないだのテストで、1問落としちゃったぜ!98点は萎(な)える!」
「3人に告られちゃった~モテすぎて困る!」
気づかないうちに、マウントをとられてることってあるよね~
だれかがマウントをとるような発言をすると、自分と比較されている気がして嫌な気持ちになったり、「自分が気にしすぎなのかな」って悩んだりするよね。
そもそもマウントをとるって何だろう? どうしてそんなことをする人がいるの?
そして、そんな人にはどう対処すればいいの?
今日は、そのギモンを爽快に解決する方法を教えちゃうよ!
目次
マウントをとるとは?
そもそもマウントをとるってどんな意味なんだろう。
一緒に考えてみよう!
「マウントをとる=マウンティング」の意味
マウンティングとは、もともと動物が相手よりも優れていることを示すために後ろにまたがる行為のことを指すんだよ。
人間社会では「相手よりも優れていること」を示すために、自らの能力や境遇やステータス(地位)をアピールすることを指すよ。
最近では、承認欲求(周りに認められたいと強く思うこと)という言葉がはやっているけれど、誰かがマウントをとるのも承認欲求を満たすためと考えられるよね。
マウントはどんなことでとられる?
実はマウントされる事がらは限られるんだよね。
なぜなら、自分と相手が比較でき る事がらでないと「自分がいかにすごいか」を伝えられないからなんだ。
だから学校生活でクラスメイトにマウントをとられるとしたら、マウントの内容は「テストの成績」「友達との関係」「部活動での自分の活躍」「家族や親せき」 などに限られてくるよ。
マウントをとる人の特徴
じゃあ、具体的にマウントをとる人にはどんな特徴があるのか見てみよう!
他人の意見をさえぎる
マウントをとる人は、自分の意見を通すために他人の意見をさえぎることが多いよ。
「私は○○だけどね!」とか「私なら○○するよ!」といった感じで、自分の言動を優先する傾向があるんだ。
自慢が多い
自慢話が多いのも、マウントをとる人の特徴だよね。
マウントをとるひとは「自分がいかに優れているか」を誇示(こじ)したい生き物だから、他人に対して自分の価値をアピールすることがよくあるんだ。
自己中心的な性格
自己中心的な性格も影響しているかも。
自分のことばかり考えているから、周囲の人に配慮ができなくなってしまうんだね。
負けず嫌い
負けず嫌いな性格も関係しているよ。
競争心が強いから、常に他人と比較してしまいがちなんだ。
だからこそ、マウントをとろうとするんだよね。
話を盛る
マウントをとる人は、実際よりも話を盛ってしまうことがあるよ。
実際の経験を誇張することで、相手を圧倒しようとするんだ。
マウントをとりすぎる人の末路
それでは、マウントをとりすぎるとどうなるのか、考えてみよう。
話を信じてもらえなくなる
マウントをとる人は、他人の信頼を失ってしまうことがあるよ。
話を盛ることが多いと、「また大げさなことを言っているのかな?」と周囲が思ってしまうんだ。
友達がいなくなる
次第に友達も離れていくことがあるよね。
やっぱり自慢話が多かったり、嘘をついたりする人って人に嫌われちゃうんだよね。
本当に大切な人を失うことにもつながるんだ。
やっぱり他者への思いやりを持って、謙虚に生きることが一番だね。
悪口を言われる
最後には、周りの人から悪口を言われるようになってしまうかもしれない。
自分の言動が評価されず、孤立してしまうことがあるんだ。
マウントされたらこれで撃退!
じゃあ、もしマウントされたらどう対処すればいいの?
ここからは、具体的な撃退法を紹介するね。
笑いに変える
まずは、笑いに変える方法!
例えば「今日4時間しか寝てないぜ」とマウントをとられたら、「私なんて丸2日熟睡してギネス記録更新しかけたわ」と軽いノリで返すといいよ。
笑いがあると、相手も気分が和らぐかもしれないね。
聞き流す
聞き流すのも有効だよ。例えば「キミより20点上だった」とマウントをとられたら、「そうなんだ、すごいね」と流すことで、マウントを意識させなくなるかもしれないね。
距離を置く
最後に、どうしても我慢できないときは距離を置くのも手だよ。
無理に付き合わず、少し距離をとることで、自分の心の平穏を保つことができるかもしれないんだ。
まとめ
これらの知識をもとに、楽しく人間関係を築いていこう!
マウントをとられたときも、自分らしさを大切にしながら、上手に対処していってね!
一番思ってはいけないのは、「あの子に比べたら自分なんてちっぽけな存在だ」などと落ち込むこと。
そうなったら相手の思うツボだよ。
キミにはキミだけの素敵な個性があるから、自分を信じてあるがままに過ごしていこうね!