『上手な断り方 部活勧誘 恋愛 遊び』

ミライ科
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2024.04.12

目次

ちょっと気がのらない遊びの誘いや、あまり興味のない部活勧誘、できれば明かしたくない恋愛トーク......、きっぱり「私はいい!」と言えたらどんなにスッキリするんだろう!? 断りたいけれど、断るのは悪い気がしてNOと言えないというシーンは、どうやって切り抜けたらいいのかな?

断れない人は損をする

そもそも、NOと言えないのは悪いことなの? 
相手の気持ちを尊重しているからこそ、NOと言わないという結論になっていることもあるよね。
でも、断れない人は損をしてしまうことも多いということを知っておこう。
具体的にどんなところで損をすると思う?

いい人って思われたい

嫌われたくない、いい人と思われたい、という気持ちが強くて断れないという場合。
「ああ、いい人だな」と受け止めてもらっているうちはいいけれど、「断らないから便利」と思う人もいるかもしれない。
そんなときは、結果的に相手の都合のいいように使われてしまうことも。

もめごとが苦手

だれかが怒ったり、傷ついたりするのががまんならない、という場合は、みんなが嫌がるような仕事や、避けたい役割を引き受けることになってしまいがちだ。
無駄にもめごとに巻き込まれてもらい事故、なんていうことも。

自己評価が低い

「断ったら嫌われてしまう」といったふうに、自己評価が低いという場合もある。
人からの頼みを断らないことで自分は役に立っている、と感じることで自分の価値を実感しようとしている場合も。

やってはいけない断りかた

では、実際に断るときにどんな方法がいいのかを考えてみるよ。「この方法ならバッチリ!」なんていう万能な方法は残念ながらない。
でも「これはやっちゃダメ!」という断りかたはいくつかあるんだ。
まずはそれを覚えておこう!

バレそうな嘘をつく

まず、嘘をついて断ること。
しかも、バレそうな嘘は絶対にNGだよ。「〇〇と遊ぶ予定だから行けない」など、すぐにバレるような嘘はいちばんつかないほうがいいやつだよ。

気乗りしてない表情

誘いに対して「あ~行く気しないな......」と思っても、それを顔に出すのはガマン! 
残念だけど......という気持ちを表情に込めよう!

ドタキャン

「行こっかな」「じゃあ入ろうかな」などなど、乗り気な振りをしておいて「やっぱりやめる」と直前にドタキャン、それも絶対にNGだ。

断れる人になるために 

次は、断れるようになるために練習をしていこう。少しずつ習慣を変える、表現することになれる、など、積み重ねていくことで断れるようになってくるはずだ。

小さなことから断る習慣をつける

まずは、小さなことから断れるようになろう。「気乗りしないな」と思うようなこと、「どうしようかな」と迷っていることなどを洗い出してみよう。
そのなかから、比較的断りやすそうなものをいくつか選んで、そこから断ってみよう。

自分の気持ちを表現することになれる

「これくらいなら、まあいいか」と、少し気がのらなくても断らない、そんな経験が増えていくと、だんだんと賛成意見も言わなくなってしまいがち。
「どっちでもいい」ではなく、「こっちがいい」「これが好き」など、自分の気持ちを表現することになれていこう。

自分はどうしたいかをつねに考える

「これがいい」「こうしたい」など、自分がどうしたいのかを常に考えるようにしよう。
相手の要望を受け止めるだけになってしまうと、自分の気持ちが見えなくなっちゃうよ。

相手を不快にさせないうまい断りかた

断ったら相手を不快にさせそうで断りづらい......そんな気持ちがわいてくる、という人もいるはず。
だいじょうぶ、不快にさせないうまい断りかたがあるんだ。
どうやったらうまく断ることができるのかな? 
相手を嫌な気持ちにさせずに断るための、3つのポイントを紹介するよ。

手短に伝える

ひとつ目は、ダラダラと断る理由や言い訳をせずに、手短に伝えることだよ。
遊びの誘いだったら「ごめんね、その日は行けないんだ」のひとことでOK。

余計な言い訳はしない

ふたつ目は、余計な言い訳はしないこと。
「行きたくない」という気持ちだから断りたいのに、「正直に言ったら傷つけてしまいそう」と言いわけを付け足したくなる気持ちもわかる。
でも、言いわけをすればするほど「あれ? つじつまが合ってないぞ」と思わせるようなことまで言ってしまう場合もある。だから手短に結論だけを伝えよう。

なるべく早めに断る

みっつ目は、なるべく早めに断ることだ。
誘ってくれた人は、一緒に出掛ける相手を探しているという場合もあるよね。
キミが断ったあとで別の人を誘えるように、早めに答えを出すのがマナーというもの!

さらに良い印象を与えるには

断ることで良い印象を与えることだって可能だよ。
断ることに対してハードルがあるのなら、少しフォローをくわえることで断りやすくなるかも!

代替案をプラスする

「これはできないけれど、こっちならどうかな?」と代替案をプラスしてみよう。

ありがとうをプラスする

せっかくのお誘いを断る場合など、声をかけてくれたことに対しては「ありがとう」を加えてみよう! これは好印象間違いなしだ。

断る理由を説明する

断る理由が明確で、きちんと伝えたほうがよさそうだと思ったときは、説明してみよう。ただし簡潔にね。

断ることは悪いことじゃない

断るのが苦手な人は、「断る=悪いこと」という考えが頭のなかにあるのかもしれない。
でも、誘っているのは相手の都合であって、キミの都合で断るのは悪いことじゃないんだ。嫌なことを断るのは、自分の気持ちを守ることでもあるよ。
きちんと気持ちを伝えて、楽しく付き合っていこう。

断ることで人と争いになってしまったら、頼みたいのが弁護士かもしれない。どんな仕事なのかな?

「おしごと事典」を見てみよう!

じょうずな断り方に興味を持ったキミにぴったりな仕事
断ることがニガテで、それは言葉について深く考えてしまうから、というキミは言葉を大切にしているという証拠だ。
小説などを書く「作家」、絵本を作る「絵本作家」、放送番組を考える「構成作家」など、調べてみてはどうかな。


どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!

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