『親友と友達の違い 親友コンプレックス!』

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#友だち
2023.04.07
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キミには親友と呼べる人がいる?
「友だちならたくさんいるけど...親友なのかわからない」
「そもそも友だちが少ないし親友はいないかも?」っていうキミのために、この記事では親友と友だちのちがいや、親友の見つけかたについて解説していくよ。

親友ってどんな人?

「親友とは○○である」の定義は、人によっていろいろありそう。
たとえば、友だちのなかでも特別に仲が良いメンバー。
おたがいを大切に思って固い友情で結ばれている友だち。
笑いのつぼや行動パターンが似ていて何時間でも一緒にいられる友だち。
秘密や悩みをなんでも相談できる友だち。
どんなときも絶対的な味方でいてくれる存在。
...などなど。
キミは「親友」という言葉からどんな存在を思い浮かべるかな。
そして「親友ではないフツーの友だち」っていうと逆にどんな存を思い浮かべる?

親友と友だちの違いはどこ?

親友と友だちの違いはどこにあるのだろう。
ほかの人から見たらすごく仲がよさそうでも、本人たち同士が親友だと思っているかどうかは別のことかも⁉
ここからは親友と友だちの関係性の違いや特徴(ちょう)をいろんな角度からチェックしてみよう。

その人にはなんでも打ち明けられる? キミに打ち明けてくれる?

フツーの友だち同士だと、自分の悩みをなにもかも打ち明けあったりしないよね。
「さすがにこんなことを相談したら迷惑かも...?」
「こんな本音を言ったら嫌われちゃうかも...」と遠慮して本音をかくしてしまいがちじゃない?
そう、本当は悩んでいて相談したくても、なんでもないふりをしてしまう。
つまりそこまで相手に心を許せていないということ。
一方、親友同士ならおたがいになんでも打ち明けることができる。
どんなことでも自分の絶対的な味方でいてくれる、と相手を信頼しているから。
心を許し合っている。そんな特別なあいだがらが親友なんじゃないかな。

その人には厳しい意見も言える? キミにも言ってもらえる?

フツーの友だちになら、大きな欠点やまちがいに気づいても、わざわざ指摘したりしない。
見て見ぬふりをすることもあるよね。
だって余計な指摘をして自分が嫌われるのは損だし、気まずくなるぐらいなら言わないほうがいいから。
だけど親友同士はちがう。
相手のためになると思えば、甘いことだけでなく厳しいこともちゃんと言う。
だって本当に相手の成長に役立つのは、本人には耳ざわりの悪い、聞きたくない言葉だから。
もちろんそれで気まずくなることもあるかもしれない。
でも本当の親友なら、そのことで相手がよくなるのなら「言わなきゃよかった」とは後悔しない。

その人のことはなんでも知っている? キミのこともわかってもらえてる?

フツーの友だち関係だとお互い相手の深いところまでは知らないし、知らなくても問題ない。
一方親友関係なら、相手の好きなこと、嫌いなこと、うれしいこと、笑いのツボ、家族のこと、恋人のことなど、いろいろ知っている。
そして付き合いが長くなっていくと、本人がもう忘れていることまで知っているかもね⁉

その人の気持ちがはっきりとわかる? キミの気持ちも伝わっている?

フツーの友だちは、ちゃんと言葉で伝えないかぎり本当の気持ちなんてよくわからない。
だまっていても気持ちを察(さっ)するとか、察してもらうなんて無理なはなし。
でも親友の気持ちなら、顔を合わせて目を見ただけで「今悲しいんだな」「めっちゃうれしいんだなあ」「これはへこむだろうな~」とか読み取ることができる。

どんなにあいだが空いても友情は変わらない?

フツーの友だちの場合、何年か会っていないとだんだん心の距離もはなれていくもの。
価値観もずれていくから同窓会とかで久々に会っても、心の距離を感じてしまう。
だけど親友の場合は、しばらく連絡をとらずに離れていても、心の距離はお互いに変化しない。
10年ぶりとか久しぶりに再会しても、まるで昨日も会っていたかのようにすぐに仲良く盛り上がれて友情が変わらない。

長時間一緒にいてもストレスがない?

フツーの友だちとは長時間一緒にいると疲れるけれど、親友とは何時間一緒にいても全然疲れない。
親友って気が合うだけでなく、どこか行動のパターンやリズムも似ている。
もしくは相手の行動パターンやリズムをすっかり知っている。
だから二人で出かけたり、おたがいの家に泊まったりしても、ケンカにならずまったくストレスを感じずに楽しく過ごせてしまう。
ひとことでいうと一緒にいてすっごくラク。

無条件に相手を助けたいと思える?

フツーの友だちが困っていたら、助けたいとは思うけど内心面倒だと思ってしまうかも。
ところが親友のためなら無条件に助けてあげたいし、たとえ自分になにかリスクがあっても助けようするもの。
親友というのは損とか得とかの関係を超えているあいだがらだ。

自分のダメなところ、相手のダメなところもさらけ出している?

フツーの友だちには弱点はかくして、嫌われないように、いいところだけを見せようとしがち。
だけど親友の前では弱点やダメなところもかくさずに素直にさらけ出せる。
そして相手にダメなところをさらけ出されると「え~」って引いたりせず逆にうれしいとか愛しいとか感じる。

会うだけで元気になれる?

なんとなく気分が落ちているときは友だちでも会いたくなくなりがち。
でも親友にだけは会いたいし、会うだけでエネルギーがチャージされて元気になれたりする。
そう、親友のそばにいるだけで理由はないけど「自分はだいじょうぶ」って思えたりする。


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親友の見つけかた

親友と友だち違いをいろいろ知って、キミも「親友っていいなあ」と思ったかもしれない。
親友は自分の安全な居場所のような存在だ。
おもしろくてはしゃげる友だちがたくさんいるのも楽しいけれど、親友がいればさらに幸せ度がぐーんとアップしそう。
いったいどうやったらそんなかけがえのない親友に出会えるのかな?
ここからは親友の見つけかたを紹介するよ。

友だちを増やそう

親友って、初対面から親友としてキミの人生に登場するわけではない。
最初は何人かと友だちになって、そのなかからみつけていくのが一般的。
もし今いるキミの友だちの中に親友候補がいないのなら、まずは新しい環境に飛び込んで新しい友だちを増やしてみよう。
なぜ友だちを増やすといいのかって?
単純に友人はたった1人より数人以上いるほうが、そのなかに将来の親友がいる可能性が増えるから。

ピッタリの人がいたら二人の行動を増やす

新しくできた友だちのなかでフィーリングが合う人をみつけたら、二人で話したり行動したりする時間を増やしてみよう。
フィーリングが合うってどういうことかっていうと「なんだかこの人といるとラク!」「話しやすい!」と感じることがポイント。
そんな人に出会ったら積極的に誘ってみる価値あり。
一歩踏み込んで二人で行動しなければただのグループ友だちで終わってしまうかもしれないけど、二人で行動することでお互いのことをもっと知ることができる。
親友になれるいい兆候(ちょうこう)は、自分から誘うばかりではなく相手からも二人で会おうって積極的に言われること。

いろいろなことを二人で体験していく

二人でいろいろな体験や感情を共有していこう。
苦楽を共にしたり、感動を共有したりすると一生続くような友情に発展しやすい。
たとえば一緒に試合やコンクールに挑戦したり、受験を乗り越えたり、旅行に行ったりなど。
また相手がうれしいときには自分のことのように喜んだり、相手が悲しいときには一緒に悲んだりしよう。
相手の心に寄り添った共感は深い友情に発展しやすい。


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親友あるある

親友ってなんだかとてもいいものじゃない?
ここからは長く親友関係が続く2人だからこその「親友あるある」を紹介するよ。
キミも親友ができたら将来こうなっているかも。
楽しみにイメージしながら読んでみて。

おたがい無言のときが多い

親友っていつも話が尽きなくて、いつでも笑い合っている...ものではない。
せっかく一緒にいるのにとくに言葉を交わさずお互い無言で過ごすことが多いのが本当。
友人の場合は、沈黙がつづくと気まずくなるから、急いで話題をふったりするよね。
だけど、親友ならそんな気づかいは無用。
むしろお互い無言の時間を過ごしながら「はあ~なんか落ち着くなあ」と思っている。
しかも付き合いが長くなっていけばいくほど、ちょっとした表情や動きだけで、それな!とわかって無言で会話が成立することも。
こうなるともう長年連れ添った夫婦みたいだね。

遊びにいったのに昼寝してしまう

親友の前ではリラックスしすぎて、家に遊びにいったのについグーグー昼寝してしまったり、映画を観に行ったのに序盤でぐっすり寝てしまったりということもある。
そんなことフツーの友だちどうしや恋人とのデートではなかなかできない。
気をゆるしきっている証拠だね。

親友がいなくても親友の家でくつろぐ

しょっちゅういりびたっている親友の家では家族とも仲良くなりがち。
親友がいないときに遊びに行っても、親友の部屋に通されて自分の家みたいにフツーにくつろいでいられるってことも。

他の人にいえない秘密を握っている

親友以外には家族にも恋人にも言っていない恥ずかしすぎる秘密やゴシップネタを、おたがいに1つはにぎり合っていたりすることも?
もちろんおたがいのヒミツを一生だれにももらさないことが暗黙の了解だ。

親友に新しい友だちができると嫉妬してしまう

親友に新しい友だちができて楽しそうにしている姿をSNSなどで見たりすると、まるで恋愛関係みたいにこっそり嫉妬(しっと)してしまう。そしてそんな自分に(嫉妬なんてするなよ)って心のなかでツッコミを入れてなぐさめる。

親友に対しての悪口を言われると自分が傷つく

親友の悪口を見聞きすると、自分が言われたみたいにショックで傷ついてしまう。
そして悪く言っている人を嫌いになりそうになったり、そんなことないよと真剣にかばったりしてしまう。ちなみに自分がもし親友の悪口をいうときは本心ではなく愛をたっぷりこめて言っているだけ。

「あれ、いつだっけ?」が会話に頻出(ひんしゅつ)

長く親友を続けていると、ふたりで共有した思い出が増えていく。
だから「あれは、いつのことだっけ?」が会話によく出てくる。

親友と話す時は声のトーンが違う

親友と話すときは心が解放されまくり。
素直に自分をさらけだせるから完全に地声に戻ってしまう。
だからふだんのよそいき声とはトーンが全然違いすぎる、と言われてしまう。

たぶん、永遠に一緒と確信がある

おとなになってそれぞれ別の道に進んだり、離れた場所に住んでしまったりしても、たぶん永遠に親友でいるだろうと確信している。

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親友はどこかでキミを待っている

親友っていいものだなあ。親友がほしいなあ......!
そんなふうに素直に思えるキミには、きっとどこかで親友が待っている。
ここからはどこかで待っている親友に巡り合うために役立つことを紹介しよう。

親友探しに焦らない

積極的に誘ってみよう、とさっき言っておいてなんだけど「親友をいますぐ探さなきゃ」ってアセる必要はまったくない。
親友がいないとダメなわけじゃないし、親友がいないと不幸なわけではない。
よい出会いがあったらアセらず長い時間をかけて友情を育むつもりでいよう。
アセりすぎると大して気が合わない人と自分から距離をつめて後悔することもある。

自分を磨くことで親友に巡り会う

すてきな親友が欲しかったら、相手にとって自分がステキな存在であるように、先に努力しておこう。
自分磨きを楽しんでいると自然と親友を引き寄せるよ。
たとえば勉強や部活で共通の目標をもって打ち込んでいる友人とは意気投合して親友の仲に発展しやすい。
本当に好きな趣味にとことん打ち込んでいる友だち同士は親友になりやすいよ。
またオシャレして自分の見た目をみがいたり、コミュ力を伸ばしたりすることも親友に出会うチャンスを広げてくれる。
だって自分のことを「イケてる」って思えると堂々とふるまえて知りあいや友だちが増えやすいから。

まとめ

たとえ一人の時間が好きだって、親友のいる人生は魅力的。
親友がいれば楽しさ倍増だし、落ち込んだときも元気になれそう。
だれにも言えない悩みを相談したり、ときには厳しいことも言ってもらえたり、なにも言わなくても気持ちをわかってもらえたり...。
そんなかけがえのない親友を作るなら、まずは友だちを増やしてそのなかから気の合う人と二人で遊んだり行動したりしよう!
部活や勉強、趣味などに夢中になったり、外見やコミュ力を磨いたりすると、親友に巡り合いやすくなるよ。
もちろん、親友がいないからってアセったり自分を否定したりする必要は全然ない。
あせらなくてもキミの親友は未来でキミを待っているよ。
中学時代に一生信頼関係の続くような大親友ができたらいいね。

「制服のマネキン」「君の名は希望」
そう、キミも知っている乃木坂46の曲だ。これは作曲家、杉山勝彦さんの仕事だよ。
友だち関係や親友についてもよくヒット曲になる。作曲家の仕事について見てみよう! 




友だち関係に興味を持ったらカウンセラーという職業を調べてみよう! 馬場悠輔さん(こどもとかぞくのサポートルーム KNOT 室長)は、 公認心理師、臨床心理士として、小児科のクリニックや学校などでカウンセラーの仕事をしている。 さっそく観てみよう!!



親友というと、映画やテレビドラマでもよく取り上げられるテーマ。親友にびびっときたら、映画監督の仕事を調べてみるといいかも。


映画監督


映画監督とは映画づくりを指揮する仕事

・撮影だけでなく、映画作りのすべてを決める
映画監督は、映画を作る責任者。映画作りのすべてを監督して作品を完成させるのが映画監督の仕事です。 脚本家(きゃくほんか)や俳優、助監督、カメラマン、照明担当、音声担当、美術担当など、さまざまな映画作りのスタッフを取りまとめ、指示を出し、演技のしかたから音楽の使い方など、すべての内容を決めます。
・企画(きかく)から考えることも
映画の企画は先に映画制作会社で決まっていることが普通(ふつう)ですが、監督自身が企画を考えたり、脚本を書いたり、出演者の人選をしたりすることもあります。映画の規模や監督の経験、こだわりなどによって作り方はさまざまです。

映画制作会社などに勤めていることが多い

映画監督は映画制作会社などに勤めていることが多いです。
しかし最近はデジタル化によって映像制作の技術や機材が普及したため、個人が自主的に映画を作ることも難しくなくなりました。
資金調達から映画のテーマや脚本作り、機材の調達、出演者の依頼(いらい)などを監督自らが行い、できた作品をコンクールに応募(おうぼ)したり映画祭などで上映したりすることで知名度を上げ、映画監督としての地位を築いていきます。 どちらにしても限られた時間と資金のなかで、質の高い映画作りにまい進します。

映画監督には映画に対する情熱のある人が向く

映画を見るのが好き、物語を考えて映像で表現したいなど、映画に対する情熱のある人が向いています。
映画作りは多くの人と協力して行うため、監督として人をまとめる統率力や意志の強さ、また社交性や協調性も大切です。 ユーモアがあって明るい人も向いているでしょう。
撮影(さつえい)期間中はスケジュールがぎっしりつまり、寝不足(ねぶそく)になったり緊張(きんちょう)状態が続いたりします。体力に自信があるとよいでしょう。


どんな仕事かな?と思ったら「ミライ科」を見てみてね!
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2023.04.07

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