『勉強に集中できる音楽 勉強中に音楽を聴くのはOK?』

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2022.11.18
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キミは、勉強中に音楽を流す派?無音派?
中学生にアンケートを取ると、音楽を聴きながら勉強するって人は、けっこう多いんだ。
最近では、勉強中はスマホでYouTubeで音楽を流したままにすることで、SNSなどには触らないようにもできて一石二鳥で勉強しているよ! なんてツワモノも。
音楽があると、テンションを高めたり、集中力をUPさせる効果がある一方で、使い方によっては集中力をダウンさせてしまうことも。
ということで今回は、勉強に一番集中できる音楽の選び方をお伝えしていくよ〜!

勉強中に音楽を聴くメリット


音楽を聴きながら勉強する人が多い、ということは、勉強中に音楽を聴くメリットがあるということだよね。
でも具体的に、どんないいことがあるんだろう? 

勉強を楽に続けられる(気がする)


まずは一番のメリットとして、勉強を続けやすいのがあるね。
シーンと静まりかえった部屋で、黙々(もくもく)と勉強していても、気分が相当ノっていない限りは、やったつもりが、「時間ばかりたっちゃって進んでいない・・・」なんてショックを受けることもあるんじゃないかな。
でも音楽を聴きながら勉強していると、ノリノリでいつの間にか予定より長く勉強できていた!なんてこともあるというよね。
音楽のリズムに合わせて、気持ちも乗ってくるから、勉強も続けやすいというのはありそうだね。

脳を興奮させてやる気を出す


通学中や部活の前など、勉強に限らず、なにかを始める前に音楽を聴いて、気持ちを高めている人は多い。
音楽を聴くとテンションが上がって、なんだか無敵になったような気分にならない?
実はそれには根拠があって、音楽を聴くと、脳に「ドーパミン」という物質が増加するという研究結果があるんだ。
ドーパミンは、気持ちを高めて意欲をかきたてる効果があるので、やる気を高めたいときに音楽を聴くというのは科学的にも理にかなっているというわけ!
「今日の勉強内容絶対に終わらせる!」「ちょっと難しい単元だから気合入れないと!」など、やる気を出したいときに効果的と言えそうだね。

ひらめきがおとずれるかも


無音のなかでうんうん考えてアイティアをひねり出すのって難しい。
「この問題の解法がどうしても思い浮かばない」などひらめきを待つときこそ、音楽のパワーをかりて、軽く気分転換にするのはとっても有効な方法だよ。
音楽以外だと、シャワーを浴びているときなど、アイディアがひらめきやすいと言われているよ。
じーっと静かな場所で思考を巡らせるよりも、気分と場所を変える、頭をクリアにする、というのがひらめきにつながっているのかもしれないね。

外界をシャットアウトできる


音楽を聴くことで、自分の世界に入り込めるというのも、勉強がはかどるメリットの1つだね。
まわりの人の話し声が気になって集中できない、なんてときは、音楽を聴けば雑音がなくなって集中できる。自分だけの世界だからこそ、向き合いやすくなるよね。

リラックスできる


自分の好きな音楽や、ゆったりしたBGM、自然の音など作業用BGMを聴くことは、ストレスを減らし、気分をリラックスさせてくれる効果もあるよ。
苦手科目の勉強に取りかかるとき、大好きな音楽をかけることで、気持ちが落ち着いて、よしがんばろう、って前向きな気持ちになったこと、キミも経験あるんじゃないかな?
それに、実は手術室など、病院のなかの緊張した場所でも、リラックスして良いパフォーマンスを出せるように、音楽を流すことも多いそうだよ。
病院の待合室でも、ゆったりとした優しい音楽が流れていることが多いよね。
先ほど出てきた、やる気を高めるときに脳から分泌されるセロトニンは、気持ちをリラックスさせる効果もあるんだ。リラックスして、勉強に集中したいときは、優しい音楽を流すのもアリだね。

記憶力が高まる


例えば英単語を暗記しようとするときに、口に出して、音で覚えるのが効果的だよね。
人の記憶は、音や映像といっしょだとより鮮明に、記憶に残りやすいんだ。
だから、音楽を聴きながら勉強することで、「この音楽を聴きながら、あの場所で覚えたな」といったように、音と、場所と、連動させると記憶に残りやすいよ。
暗記ものを勉強するときは、うまく音楽を活用するの、アリだよねー!

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勉強中に音楽を聴くデメリット


一方で勉強中に音楽を聴くことは、メリットだけではないんだ。 無理に音楽を聴くことで、逆に集中力をさまたげてしまうことも! ここでは、音楽を聴かないほうが良いパターンについてお伝えしていくよ。

人によっては集中できない


どんなときも音楽が欠かせない、という人もいれば、意外と無音のほうが集中できるという人もいる。
無音が好きな人は、無理に音楽を聴こうとすることで、集中力が妨げられてしまう可能性があるから、無理せずOK。
無音の方がはかどる人は、ちょっとした音も逆にストレスになってしまうこともあるから、自分が一番快適なのはどのくらいかな?というのを知っておくといいね!

歌詞が特に邪魔


好きな音楽ほど、歌詞に共感できたり、歌詞が大好き!ということが多いけれど、勉強のシーンにおいて歌詞は実は邪魔になってしまう。
歌詞に意識が向いてしまうと、集中ではなく、気が散ってしまう。
勉強していたつもりが、うっかり音楽に夢中になっていた!なんてことにならないように注意は必要だ!

暗記とは合わない


暗記をするときに合わせる音楽は、ちょっと注意が必要だ。
歌詞が気になる音楽を聴きながらだと、記憶がすり替わって、音楽の歌詞と、それを聴いているシーンが強烈に記憶に残ってしまって、肝心な勉強の部分が消えてしまうことも。
暗記のときこそ、音楽選びは慎重(しんちょう)に。良い効果もあるけれど、歌詞が気になりすぎるものや、激しすぎる音楽は避(さ)けておくのが良いよ。

勉強に集中できる音楽の条件


ではどんな音楽なら集中力できるんだろう? ここではおすすめの音楽の選び方をお伝えしていくね。

キミが好きなジャンル


一番大切なのは、キミは好きな音楽だということ。
脳によさそうだからと、ニガテな音楽を無理やり聴いても、それは逆効果になってしまう。自分が聴いていてテンションが上がる好きなジャンルのものから選ぼう。

ボーカルはなし


勉強中は、あまり音楽に意識が向きすぎない程度のものがベスト。 そうなると、歌詞に意識が向きやすい邦楽はなるべく避けて、ボーカルのない音楽や、意味までは聴き取れない外国語の音楽や、カフェで流れている音楽など、できるだけ歌詞のない曲(インストゥルメンタル)などを選ぼう!

聴き慣れている


聴いたことがない新しい音楽をかけると、どうしても気持ちがそっちに向いてしまいがち。勉強のときは、ある程度聴き慣れた音楽で、あくまでもおまけ程度に流しておくのがベスト。選ぶ際に参考にしてみてね!

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勉強中におすすめの音楽ジャンル


集中できる音楽の条件はわかってきたけど、実際にどんな曲を選べばがいいんだろう? ここでは、勉強中におすすめの音楽のジャンルを紹介するよ。 キミがこれなら聴きたい!と思うジャンルを見つけてみてね。

クラシック


脳波に良い影響があることで知られるクラシックは、勉強に集中できる音楽の王道。 ゆったりしたメロディーが続くと、眠気を誘うこともあるので、曲選びには要注意!

環境音楽


メロディーに気をとられやすい人は、「環境音楽」系がおすすめ。
例えば、雨の音や流水音、波の音など。
音楽ストリーミングサービスを利用する場合は、以下のような検索ワードを使ってみよう。
・勉強用
・作業
・集中
・カフェ


ヒーリング音楽


ゆったりとした癒(いや)し系サウンドが好みの場合は、「ヒーリング」と検索してみると、 心を落ち着かせてくれる感じの音楽が見つかるよ。
気分に合わせて、ピッタリな音楽を見つけてみるのも楽しいし、自分の集中力に聴く音楽を段々と見定めていけるといいね!
さいごに、ネットやアプリのとても便利な音楽がたくさんあるけれど、 安全に使用できるように以下だけは気をつけてみてね。
・安全性の保証されたものを活用しよう!著作権やセキュリティなど、問題がないかわからない場合はおうちの人に確認しようね。
・無料のサービスには、広告掲載や機能、概要については、利用規約プライバシーポリシーを、おうちの方といっしょに必ず確認して、安全に使ってね。
・仕組みがわからないときも、おうちの人に確認して不安は解消してから活用しよう!

安全に、集中できる良い音楽とであって、勉強がもっとはかどりますように!応援しているよ!


勉強中も聴いちゃう音楽。それを作っているのは、作曲家という職業の人たちだ。
どんな仕事なのかな?




音楽を実際にかなでて、キミに届けてくれるのがミュージシャン。どんな働き方をするんだろう?


ミュージシャン


得意な楽器を演奏するプロの音楽演奏家


ミュージシャンとは、さまざまなジャンルのプロの音楽演奏家をまとめて指す言葉です。
よく目にするものでは、テレビの音楽番組でメジャーデビューしている歌手やバンドとともにステージに立って楽器を演奏している人たちで、バックミュージシャンといいます。
ほかに、CDなどの音源を収録するレコーディングスタジオで演奏するスタジオミュージシャン、コンサートホールや野外などのステージで生演奏をするライブミュージシャンなどがあります。
演奏する楽器からギタリストやピアニストなどと呼ばれることもあります。
ソロ(一人)やグループ(バンドなど)でオリジナルの曲を作ってメジャーデビューを目指す人もいます。

ミュージシャンはどんな働き方をするの?


希望や依頼に応じたさまざまな活動をしています。
たとえば歌手の全国コンサートツアーにバックミュージシャンとして参加する場合は、移動をくり返しながら毎晩のようにリハーサルと公演をする日々が何か月も続くことがあります。
CDの収録に参加する場合も、1か月などの長い期間スタジオに通って、夜中までレコーディングすることもあります。
こうした音楽活動は、ミュージシャン専門の仕事を紹介する会社に登録してあっせんしてもらったり、ミュージシャン同士の人脈で仕事をもらったりします。

得意な楽器を使って音楽を演奏する技術が不可欠です。


音楽が好き、楽器が好き、人に聴いてもらいたい、楽しんでもらいたい、もっと上達したい、そんな音楽への情熱がなければ務まらない仕事です。
どのようなジャンルにしても、音楽へのこだわりや表現力、才能、時代の流れを読む目などが必要でしょう。
しかし仕事の内容は運や出会いに左右されることもあり、苦しいときがあってもあきらめない強い心が必要です。
グループを率いる場合は決断力や指導力があるなど、「この人と音楽を作っていきたい」と思われるような人柄も大切です。

ユーチューバーの動画も背景に流れる音楽が引き立ててくれているよね。
憧れる人も多いユーチューバーの仕事を調べてみよう!


ユーチューバー


ユーチューバーになる方法は?面白い動画でどうやって稼ぐの?


・ユーチューバーが収入を得る仕組みとは?


職業としての「ユーチューバー」とは一般的に、YouTubeにオリジナルの動画をアップロードして、そこから広告収入を得ている人たちのことをいいます。
自分の好きなことや得意な分野の動画をアップして収入を得ているユーチューバーは、小中学生を中心に、なりたい職業として人気があります。最近ではさまざまな職業の大人も、本業や副業でユーチューバーを目指す人が増えています。
動画に広告をつけて収入を得るには、YouTubeのパートナープログラムに参加することが必要です。しかし広告をつけるには審査があり、チャンネル登録数や再生回数などの条件をクリアしないと審査に通りません。
ユーチューバーの収入源はこの広告の再生回数によります。そのため視聴者が多ければそれだけ高い収入に結びつきますし、視聴者が少なければ収入がそれほど得られないということになります。

・ユーチューバーの仕事内容


ユーチューバーの仕事は、多くの人が視聴してくれるような面白い動画を作り、次々とアップロードすることです。
面白い動画というのは多くの視聴者を楽しませたり、役に立ったりするものですが、ジャンルはユーチューバーによって多種多様です。

動画を撮影してそのままアップする人もいますが、多くのユーチューバーは、動画を編集してさらに演出を加えることで見栄えのする、クオリティの高い動画を作っています。
一般的にほんの数分の動画でも編集作業やアニメーションの制作などには何時間もの時間がかかるものです。

また人気のユーチューバーの場合、動画アップのタイミングは、1週間に1度、毎日などと頻度が高い傾向があります。
つまり人気のユーチューバーは常に新しい動画のアイデアを出し、撮影や編集を行うという多忙な日々を送っているのです。

どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!

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2022.11.18

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