『人見知りが治ったきっかけ』
キミは人見知りするほう?
はじめての人や親しくない人と会うとキンチョーすると感じる人は意外と多いよ。
もしかしたらキミも今、人見知りが原因で、クラスの人たちとまだあんまりなじめてないと感じているかもしれないね。
そこで今回は今こそ人見知りを治しておきたい人限定、人見知りと向き合う方法を紹介するよ。
ひと言で「人見知り」と言っても周囲の人からはそう見えない人から、周囲の人にも気づかれる人までレベルはそれぞれ。
自分って人見知り? それともちがうの? って自分でよくわからない人もいるかも。
ここでは人見知りの人にありがちな体験を5つ紹介するよ!
キミは何個当てはまるかな?
初対面の人や、慣れない場所で人の輪に入るのがニガテで、決して自分から話しかけられない。
これは人見知りによくありがちなこと。
話しかけようとすると、とたんに不安が広がってひるんじゃう。
だから「だれか話しかけてくれないかな...?」と心のなかで祈ってしまうんだ。
自分から「人見知りなんで」とカミングアウトしちゃう。
これも人見知りの人によくありがちな行動。
それに相手に伝えておくことで、そのどうしようもない不安やキンチョーを少し理解してくれるんじゃないかって思うから。
でも「自分は人見知りだ」と言っちゃえるときはまだマシなとき。
それさえ言えないぐらいキンチョーしているときもあるよ。
コミュニケーションが不自然になってしまうのも人見知りの人にありがち。
親しい人と話すときはおしゃべりなくらい話せるのに、親しくない人とは借りてきた猫のように無口だったり、言葉がすらすら出てこなかったりする。
表情もかたく、目も合わせられず、声も小さくなりがちに。
あとみんながため口で話しているときも、自分だけ「ですね」とかていねいな言葉づかいになってしまうこともあるみたい。
「なにを話せばいいの⁉」と必要以上に不安になるのも「人見知り」の人のあるある!
会話の最中に少しでも沈黙が訪れると「なんか話さなくちゃ」と頭のなかはパニック。
沈黙は自分の責任のように感じて、いや~な汗をかいてしまう。
そして「話さなくちゃ」とあせったあげく、突然変な自己アピールをして悪目立ちしてしまい、あとでキョーレツに恥ずかしくなってしまうことも。
自分は相手にどう思われるか、ものすごく気になり、不安や自分責めを心の中で常にくりかえしている。
たとえば自分の見た目や態度、性格、能力などに自信がもてず、知り合ったばかりなのにもう嫌われてしまうのではないかと思ってしまう。
こんなふうに「自分がどう評価されるか」に意識が集中してしまうから、相手の言葉が耳に入ってこなかったり、相手のことを知ろうとする余裕がなかったりする。
5つの人見知りあるある体験、どうだった?
こうしてみると程度の差はあるにしろ、人見知りってちょ~っと大変だよね。
なにかのきっかけで克服できたら、どんなに気持ちが軽やかになるだろうって思わない?
さて今度は中学生が人見知りを治そうと思うよくあるきっかけを紹介するよ。
クラス替えや進級をきっかけに人見知りを治そうと考える人も多いよ。
新しい環境になるときは新しい友達をつくらざるをえない。
それに新鮮な気持ちで自分を変えていくチャンスでもある。
前の学年で人見知りで苦労した人は、進級をきっかけに自分を変えてみようと思えるかもしれない。
好きな人ができたのをきっかけに人見知りを治そうとする人もいるよ。
「どーしても好きな人と話したい」
「あの人をもっと知りたい」
「ここで話しかけなきゃ永遠に仲良くなれない」
そんな気持ちに押されて、人見知りの自分を変える勇気が出るのかもしれない。
転校をきっかけに人見知りを治そうとする人は多い。
転校生になると周りは知らない人ばかり。
最初は親切な人が話しかけてくれるけど、1週間もたてば自分から話しかけたり、聞いたりしないと困ることがいろいろ出てくる。
たとえば美術室はどこにあるの? あの先生の名前はなんていうの?
英語の授業ではいつもどんな宿題が出るの?
などなど。
人って本当に必要に迫られたら「人見知りだから」といってる場合じゃなくなる。
それにまわりは知らない人ばかりなんだから、思いきって自分のキャラをチェンジするには絶好の機会でもあるよ。
ここからは人見知りの克服の仕方を紹介するよ。
人見知りって意識や考え方を変えるだけでも改善できちゃうことがある。
コツは「人見知り」になりがちな考えかたを、「人見知りじゃない人」の考えかたにチェンジしていくこと。
具体的にどうチェンジすればいいのか、4つの方法をみていこう!
もしキミがいつも「だれか話しかけてくれないかな」と思っているなら、この意識を「自分から話しかけよう」にチェンジしよう。
相手から話しかけてくれるのを待つのは受け身な気持ち。
受け身でいるのはラクちんそうだけど、相手が話しかけてくれないと不安でいっぱい。
だからいっそ自分から話しかけてしまったほうが実はラクだったりする。
それにはまず自分から警戒心をほどいて心をオープンにしよう!
話しかけるときには、笑顔も忘れずにね。
「自分はどう思われるか?」の意識を、「この人はどんな人?」という意識にチェンジしよう!
つまり目の前の人に興味をもつってことだよ。
とくに「なにを話せばいいの⁉」と過剰(かじょう)にあせってしまう人は、おもしろい話題を探すより相手への質問を考えよう。
相手のことを本当に知ろうとすると質問がいろいろわいてくるよ。
「どこに住んでいるの?」「好きなものは何?」「何人家族?」「ペットはいる?」
「習いごとはしてる?」などなど。
こうして相手に質問していくと、お互いの共通点が見つかって話がはずんでいくことも。
キンチョーする人は最初はあらかじめ何個か質問を用意しておくといいよ。
こうして相手に興味をもって会話に集中すると、「自分はどう思われるだろう?」と考えすぎるクセも自然に減っていくよ。
「相手にどう思われるか」と不安になったときは、「相手を喜ばせるには?」と意識をチェンジしてみよう。
相手を喜ばすにはまず相手が喜ぶことや好きなことをいろいろ知らないといけないよね。
相手の気持ちや考え方も知らないといけない。
すると相手への質問力や観察力があがって会話がはずんでくるよ。
実は「相手にどう思われるか」に意識が集中しちゃうとき、人は自分のことばかり考えている閉じられた世界にいる。
だけど「相手を喜ばすには?」と考えた瞬間に、人はそのせまい世界から一歩外に抜け出せるんだ。
「人を喜ばせるには?」と考えることは、人見知りを治すだけでなく、いい友達をつくるにも、いい恋をするにも、将来いい仕事をするにも、ずっと役立つ方法だよ。
「相手は自分のことなんてそんなに気にしていない」と考えてもっとラクになろう。
親しくない人と会うとき、なんか嫌われたらどうしよう、という不安はだれにでも少しはある。
だけど人って、よほど失礼なことをしない限り、がっかりしたり嫌ったりはしない。
そもそも大きな期待はしていないんだよ。
だから「相手は自分のことなんてそんなに気にしていない。自分のことを気にしているのは自分だけ!」と不安になるたびに心に何度も言い聞かせよう。
そうすると少しずつ肩の力が抜けてくるんじゃないかな。
人見知りを治すのに効果的な意識チェンジを知ったところで、次は人見知りを克服するのに役立つアクションを6つ紹介するよ!
ハードルの低いことから少~しずつ試すつもりで、この先を読んでみて!
あいさつはいちばんハードルが低くて始めやすい、人見知り脱出アクションといえるよ。
あいさつはフレーズが決まっているし、なにを話そうかなと悩む必要もない。
勇気を出していつでも自分からあいさつをしてみよう。
小さな声で言うと、せっかくあいさつしても気づいてもらえないから、相手に聞こえるような大きさで、明るく笑顔で言ってみよう。
一度言ってみると意外と自分でも気持ちがいいし、言われた相手も「明るくて感じがいい人だな」ってキミのことを思うはず。
あいさつの次に試してほしいのは、あの人いいな、話しやすいなと思う人のマネをすること。
会話のはじめかた、どんな受け答えをしているのか、どんな表情で話しているのかなどを観察して、心のなかでその人になりきって話してみよう。
人見知りの人は、相手の反応に敏感だから、人の表情を読み取るのは得意なはず。 その得意を生かしてマネしてみよう。
そして人見知りしそうなときには、「あの人ならどうする?」と想像すると、自分がどうふるまえばいいのか、コツがつかめてくるよ。
人見知りを治すために根本的なキャラまで変える必要はない。
人見知りじゃない人のふるまいをマネして、単に人見知りじゃない人風(ふう)にふるまえるようになるだけでいいんだよ。
コミュニケーション上手になるには、実際に人と会う機会を増やして場数をふむことがとても大切。
本来人見知りは、小さな子どもが危険なことから自分を守るための本能からくるもの。
オトナになる過程で、「初対面の人と話してもとくに危険はない」とわかる体験を重ねると、その防衛(ぼうえい)本能はだんだんおさまってくるよ。
中学生のキミが人見知りでいる原因はいろいろだけど、「親しくない人と会話してもなんともなかった」「勇気を出して話していたら少し話せた」「新しい知り合いができてうれしかった」という体験を何度か重ねるうちに、だんだん自信がついて治っていくよ。
とはいえ、最初のうちは勇気を出して話しかけたけど会話がはずまなかったとか、頭が真っ白になって質問できなかった、などの失敗もあって当然。
だれでもそんな失敗をくりかえしながら、コミュニケーション力をあげていくものなんだ。 だから失敗をひきずらないでおこう!
なにより自分が人見知りを治すために行動を変え始めたことが素晴らしいんだから。
人見知りする人の中には、自信がなくて人見知りをしてしまう人もいる。
そういうタイプの場合、自分になにか自信をつけることで人見知りが治る可能性が高い。
どうやって自信をつけるのかってことなんだけど、自分で自分のことを認めてほめる方法があるよ。
たとえば勇気を出して自分からあいさつができたら、それがぎこちなくてもなんでもOK!
「よく勇気を出してやったね! 素晴らしい!」と自分をほめよう。
そして相手に質問がひとつできたら「相手に興味をもとうとしたね、素晴らしい!」と自分をほめよう。
自分に「ダメだし」ばかりしてもいいことがない。
「え? そんな程度のことでほめていいの?」とか思わないで、小さなことでも行動したら「すごい! さすがだ」と自分で自分をほめよう。
だれもまわりにいないのを確認したら、自分に対してスタンディングオベーションしてもいいくらい。
小さなことでもそうやって行動した自分をひとつひとつほめて認めていくことで、「自分にもできることがたくさんあるなあ~」と自信につながっていくよ。
人見知りを治すときは一気に無理しないように少しずつ変化していこう。
急に社交的にふるまおうとしていろんな人に話しかけてしまうと、あとでどっと疲れて人間関係のすべてが嫌になってしまうことも。
人見知りは、練習を重ねることで少しずつ治していけるもの。
決して急ぎすぎず、あせらず、無理はしないでいこう。
そして人見知りを治すのを少しお休みしたくなったら休むのもOKだよ。
そうやって無理しないで少しずつ変化していくほうが、自然に楽しく変わっていけるよ。
人見知りを治すには、無理せず少しずつ変わっていけばいいっていうけど、本当に自分は変われるかな? 人見知りってそうそう治せないんじゃないかな...?
そんな悩めるキミに少しラクちんに変わっていけるものの見方、考え方を紹介しよう。
初めての人や慣れていない人に会うときは、だれしも多少なりとも緊張するものだよ。
楽しそうにみえてるクラスの人たちだって、みんながみんな自分らしく素をさらけ出しているわけじゃないはず。
自分だけキンチョーしている、自分だけがうまくできていない、とネガティブに思う必要は全然ないよ。
「ほかの人もほんとはキンチョーしている」という呪文で、気持ちをふっとゆるめてあげよう。
昔からの友人など親しい人とはフツ~に話せるよね。
相手に心を開くのに人より時間がかかるだけで、慣れてきたらコミュニケーションできる。
...ってことは、ちょっと勇気を出して、心を開くまでのタイムをちぢめていけばいいだけなんじゃないかな。
自分のコミュニケーション能力をもっと信じよう。
人見知りを治すきっかけや方法、今回いろいろ紹介したけどどうだったかな?
ぶっちゃけ、人見知りはだれにも迷惑をかけていないし、だれからも怒られない。
だから他人の目を気にして、人見知りの自分を責めたり悩んだりしなくて大丈夫だよ。
もし人見知りでだれかに迷惑をかけているとしたら、それは自分に対してだけ。
人見知りがつらいのは、自分が本当はもっと人に心を開いてみたい証拠。
だからそんな自分の本当の願いを認めて、それがかなうように自分をはげましていこう。
決して無理せず自分のために自分のペースで変わっていこう。
はじめての人や親しくない人と会うとキンチョーすると感じる人は意外と多いよ。
もしかしたらキミも今、人見知りが原因で、クラスの人たちとまだあんまりなじめてないと感じているかもしれないね。
そこで今回は今こそ人見知りを治しておきたい人限定、人見知りと向き合う方法を紹介するよ。
人見知りあるある体験
自分って人見知り? それともちがうの? って自分でよくわからない人もいるかも。
ここでは人見知りの人にありがちな体験を5つ紹介するよ!
キミは何個当てはまるかな?
話しかけたいけど話しかけられない
これは人見知りによくありがちなこと。
話しかけようとすると、とたんに不安が広がってひるんじゃう。
だから「だれか話しかけてくれないかな...?」と心のなかで祈ってしまうんだ。
自分から「人見知りなんで」と言っちゃう
これも人見知りの人によくありがちな行動。
それに相手に伝えておくことで、そのどうしようもない不安やキンチョーを少し理解してくれるんじゃないかって思うから。
でも「自分は人見知りだ」と言っちゃえるときはまだマシなとき。
それさえ言えないぐらいキンチョーしているときもあるよ。
コミュニケーションがぎこちない
親しい人と話すときはおしゃべりなくらい話せるのに、親しくない人とは借りてきた猫のように無口だったり、言葉がすらすら出てこなかったりする。
表情もかたく、目も合わせられず、声も小さくなりがちに。
あとみんながため口で話しているときも、自分だけ「ですね」とかていねいな言葉づかいになってしまうこともあるみたい。
なにを話せばいいのかわからない
会話の最中に少しでも沈黙が訪れると「なんか話さなくちゃ」と頭のなかはパニック。
沈黙は自分の責任のように感じて、いや~な汗をかいてしまう。
そして「話さなくちゃ」とあせったあげく、突然変な自己アピールをして悪目立ちしてしまい、あとでキョーレツに恥ずかしくなってしまうことも。
他人の目が気になる
たとえば自分の見た目や態度、性格、能力などに自信がもてず、知り合ったばかりなのにもう嫌われてしまうのではないかと思ってしまう。
こんなふうに「自分がどう評価されるか」に意識が集中してしまうから、相手の言葉が耳に入ってこなかったり、相手のことを知ろうとする余裕がなかったりする。
人見知りを治そうと思うきっかけは?
こうしてみると程度の差はあるにしろ、人見知りってちょ~っと大変だよね。
なにかのきっかけで克服できたら、どんなに気持ちが軽やかになるだろうって思わない?
さて今度は中学生が人見知りを治そうと思うよくあるきっかけを紹介するよ。
クラス替え・進級
新しい環境になるときは新しい友達をつくらざるをえない。
それに新鮮な気持ちで自分を変えていくチャンスでもある。
前の学年で人見知りで苦労した人は、進級をきっかけに自分を変えてみようと思えるかもしれない。
好きな人ができた
「どーしても好きな人と話したい」
「あの人をもっと知りたい」
「ここで話しかけなきゃ永遠に仲良くなれない」
そんな気持ちに押されて、人見知りの自分を変える勇気が出るのかもしれない。
転校
転校生になると周りは知らない人ばかり。
最初は親切な人が話しかけてくれるけど、1週間もたてば自分から話しかけたり、聞いたりしないと困ることがいろいろ出てくる。
たとえば美術室はどこにあるの? あの先生の名前はなんていうの?
英語の授業ではいつもどんな宿題が出るの?
などなど。
人って本当に必要に迫られたら「人見知りだから」といってる場合じゃなくなる。
それにまわりは知らない人ばかりなんだから、思いきって自分のキャラをチェンジするには絶好の機会でもあるよ。
人見知り克服は意識次第? どう考える? h2>
人見知りって意識や考え方を変えるだけでも改善できちゃうことがある。
コツは「人見知り」になりがちな考えかたを、「人見知りじゃない人」の考えかたにチェンジしていくこと。
具体的にどうチェンジすればいいのか、4つの方法をみていこう!
自分から心を開く
相手から話しかけてくれるのを待つのは受け身な気持ち。
受け身でいるのはラクちんそうだけど、相手が話しかけてくれないと不安でいっぱい。
だからいっそ自分から話しかけてしまったほうが実はラクだったりする。
それにはまず自分から警戒心をほどいて心をオープンにしよう!
話しかけるときには、笑顔も忘れずにね。
目の前の人に興味をもつ
span>つまり目の前の人に興味をもつってことだよ。
とくに「なにを話せばいいの⁉」と過剰(かじょう)にあせってしまう人は、おもしろい話題を探すより相手への質問を考えよう。
相手のことを本当に知ろうとすると質問がいろいろわいてくるよ。
「どこに住んでいるの?」「好きなものは何?」「何人家族?」「ペットはいる?」
「習いごとはしてる?」などなど。
こうして相手に質問していくと、お互いの共通点が見つかって話がはずんでいくことも。
キンチョーする人は最初はあらかじめ何個か質問を用意しておくといいよ。
こうして相手に興味をもって会話に集中すると、「自分はどう思われるだろう?」と考えすぎるクセも自然に減っていくよ。
人を喜ばせるためにどうすればいいか考える
相手を喜ばすにはまず相手が喜ぶことや好きなことをいろいろ知らないといけないよね。
相手の気持ちや考え方も知らないといけない。
すると相手への質問力や観察力があがって会話がはずんでくるよ。
実は「相手にどう思われるか」に意識が集中しちゃうとき、人は自分のことばかり考えている閉じられた世界にいる。
だけど「相手を喜ばすには?」と考えた瞬間に、人はそのせまい世界から一歩外に抜け出せるんだ。
「人を喜ばせるには?」と考えることは、人見知りを治すだけでなく、いい友達をつくるにも、いい恋をするにも、将来いい仕事をするにも、ずっと役立つ方法だよ。
まわりはほかの人のことをそれほど気にしてない
親しくない人と会うとき、なんか嫌われたらどうしよう、という不安はだれにでも少しはある。
だけど人って、よほど失礼なことをしない限り、がっかりしたり嫌ったりはしない。
そもそも大きな期待はしていないんだよ。
だから「相手は自分のことなんてそんなに気にしていない。自分のことを気にしているのは自分だけ!」と不安になるたびに心に何度も言い聞かせよう。
そうすると少しずつ肩の力が抜けてくるんじゃないかな。
人見知りを克服する方法6
ハードルの低いことから少~しずつ試すつもりで、この先を読んでみて!
まずはあいさつしてみる
あいさつはフレーズが決まっているし、なにを話そうかなと悩む必要もない。
勇気を出していつでも自分からあいさつをしてみよう。
小さな声で言うと、せっかくあいさつしても気づいてもらえないから、相手に聞こえるような大きさで、明るく笑顔で言ってみよう。
一度言ってみると意外と自分でも気持ちがいいし、言われた相手も「明るくて感じがいい人だな」ってキミのことを思うはず。
いいなと思う人をマネしてみる
会話のはじめかた、どんな受け答えをしているのか、どんな表情で話しているのかなどを観察して、心のなかでその人になりきって話してみよう。
人見知りの人は、相手の反応に敏感だから、人の表情を読み取るのは得意なはず。 その得意を生かしてマネしてみよう。
そして人見知りしそうなときには、「あの人ならどうする?」と想像すると、自分がどうふるまえばいいのか、コツがつかめてくるよ。
人見知りを治すために根本的なキャラまで変える必要はない。
人見知りじゃない人のふるまいをマネして、単に人見知りじゃない人風(ふう)にふるまえるようになるだけでいいんだよ。
人と会う機会を増やして自信をつける
本来人見知りは、小さな子どもが危険なことから自分を守るための本能からくるもの。
オトナになる過程で、「初対面の人と話してもとくに危険はない」とわかる体験を重ねると、その防衛(ぼうえい)本能はだんだんおさまってくるよ。
中学生のキミが人見知りでいる原因はいろいろだけど、「親しくない人と会話してもなんともなかった」「勇気を出して話していたら少し話せた」「新しい知り合いができてうれしかった」という体験を何度か重ねるうちに、だんだん自信がついて治っていくよ。
失敗をひきずらない
だれでもそんな失敗をくりかえしながら、コミュニケーション力をあげていくものなんだ。 だから失敗をひきずらないでおこう!
なにより自分が人見知りを治すために行動を変え始めたことが素晴らしいんだから。
行動した自分をほめる
そういうタイプの場合、自分になにか自信をつけることで人見知りが治る可能性が高い。
どうやって自信をつけるのかってことなんだけど、自分で自分のことを認めてほめる方法があるよ。
たとえば勇気を出して自分からあいさつができたら、それがぎこちなくてもなんでもOK!
「よく勇気を出してやったね! 素晴らしい!」と自分をほめよう。
そして相手に質問がひとつできたら「相手に興味をもとうとしたね、素晴らしい!」と自分をほめよう。
自分に「ダメだし」ばかりしてもいいことがない。
「え? そんな程度のことでほめていいの?」とか思わないで、小さなことでも行動したら「すごい! さすがだ」と自分で自分をほめよう。
だれもまわりにいないのを確認したら、自分に対してスタンディングオベーションしてもいいくらい。
小さなことでもそうやって行動した自分をひとつひとつほめて認めていくことで、「自分にもできることがたくさんあるなあ~」と自信につながっていくよ。
無理はしない
急に社交的にふるまおうとしていろんな人に話しかけてしまうと、あとでどっと疲れて人間関係のすべてが嫌になってしまうことも。
人見知りは、練習を重ねることで少しずつ治していけるもの。
決して急ぎすぎず、あせらず、無理はしないでいこう。
そして人見知りを治すのを少しお休みしたくなったら休むのもOKだよ。
そうやって無理しないで少しずつ変化していくほうが、自然に楽しく変わっていけるよ。
人は少しずつ変われる
そんな悩めるキミに少しラクちんに変わっていけるものの見方、考え方を紹介しよう。
だれでも緊張するもの
楽しそうにみえてるクラスの人たちだって、みんながみんな自分らしく素をさらけ出しているわけじゃないはず。
自分だけキンチョーしている、自分だけがうまくできていない、とネガティブに思う必要は全然ないよ。
「ほかの人もほんとはキンチョーしている」という呪文で、気持ちをふっとゆるめてあげよう。
慣れれば話せるならだいじょうぶ
相手に心を開くのに人より時間がかかるだけで、慣れてきたらコミュニケーションできる。
...ってことは、ちょっと勇気を出して、心を開くまでのタイムをちぢめていけばいいだけなんじゃないかな。
自分のコミュニケーション能力をもっと信じよう。
物事を楽に考えていい方向に変わっていこう
ぶっちゃけ、人見知りはだれにも迷惑をかけていないし、だれからも怒られない。
だから他人の目を気にして、人見知りの自分を責めたり悩んだりしなくて大丈夫だよ。
もし人見知りでだれかに迷惑をかけているとしたら、それは自分に対してだけ。
人見知りがつらいのは、自分が本当はもっと人に心を開いてみたい証拠。
だからそんな自分の本当の願いを認めて、それがかなうように自分をはげましていこう。
決して無理せず自分のために自分のペースで変わっていこう。
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人見知りを克服したいけど、やっぱり人とのコミュニケーションは苦手、というキミは、素直な感情表現をする動物たちと過ごせる仕事を考えてみてもいいかもね。
動物飼育係、トレーナー
動物園などの施設で動物の世話や訓練をする専門家です。
開園前の8時ごろに出勤し、担当している動物にえさをやり、飼育小屋の掃除をします。 動物たちの健康チェックも重要な仕事で、毛のつや、動作、えさの食べ残しやフンの状態などで判断します。
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公立もしくは民間の動物園や水族館に勤務します。
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動物園は夕方には閉園するところが多いですが、土日も開いているため、必ず週末に休みをとれるわけではありません。
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メンタルトレーナー
カウンセリングやコーチングの技術で目標達成や悩みを持つ人を導きます。
メンタルトレーナーの行うトレーニングは、気合いや根性論ではなく、主に心理学をベースにした「カウンセリング」や「コーチング」の技術を使って行います。
メンタルトレーナーのクライアント(お客さま)は、目標達成や悩みを解決したい人たちです。
スポーツの世界では今やメンタルトレーニングの重要性は常識で、大会などの本番で最高のパフォーマンスを発揮するために、メンタルトレーニングが欠かせないものとされています。
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スポーツ界で活躍するメンタルトレーナーは、選手やチーム、指導者などを対象に、課題解決や目標達成のために「メンタル面」からサポートします。 それに対し、スポーツ界で活躍する「スポーツトレーナー」は、スポーツの知識やスキルを教える人で、「身体面」からサポートしています。
メンタルトレーナーの働き方は? 就職先は? フリーで働く人も
個人でメンタルトレーニングの会社を作り、トレーニングや執筆活動、講演活動などをする人もいます。収入は顧客数やトレーニングの価格にもよるので、人によってさまざまです。 現代社会は心の問題を抱える人や心の持ち方に関心を寄せる人が増えています。メンタルトレーナーの需要は高まっていくと予想できます。
しかしメンタルトレーナーは、ただその手法を学んだだけですぐに活躍できる仕事ではありません。
そのため何か別の専門分野の知識をもち、その専門分野とメンタルトレーナーの技術を掛け合わせた形で仕事をしていく人が、今後さまざまな分野で増えていくと思われます。
それでもやっぱり人見知りは克服できそうにない...というキミは、コンピュータ言語という新しい言語でコミュニケーションするプログラマーについて知ってみよう。
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