『リーダーシップがある人ってどんな人?』
部活で語り継がれる伝説の部長、体育祭や文化祭などでは、全員一致でリーダーに選ばれるアイツ。
そんなキャラたちは「リーダーシップが素晴らしい」なんてほめられるけれど、リーダーシップっていったいなんなんだ?
自分にはリーダーなんか無理......って思っていたけれど、リーダーシップは実は天性のものじゃないっていうのは本当なのかな?
漠然(ばくぜん)としたイメージはあるけれど、ハッキリと意味が分からない「リーダーシップ」。
昔は、リーダーシップは生まれ持った才能というイメージがあったけれど、最近ではトレーニングで身につけられる能力だと言われているよ。
ドラッカーという有名な経営学者は、リーダーシップの性質を3つ定義しているんだ。
一つ目が「リーダーシップは資質でなく『仕事』である」というもの。
リーダーはカリスマ性でチームを引っ張るものではなくて、率いるチームがなにを成し遂げるためなのか、目標をメンバーに示し、その目標を達成する「役割」である、ということだ。
ふたつ目が「リーダーシップは特権でなく『責任』」。
リーダーは特別な権利が認められた立場ではなくて、目標を達成する責任を負う立場であるということだよ。
3つ目が「リーダーシップには信頼が必要」だ。
リーダーシップはひとりで発揮するものではなくて、まわりには意志をもってついてきてくれるメンバーが必要。
メンバーからの信頼を得られなければリーダーシップも発揮できないということだよ。
学校などでリーダーシップがあるな、と思わせる人の行動にはなにか特徴があるはず。それはなにか、考えてみよう。
リーダーシップは、自分のチームがなにを目指すのか、目標を掲げることができる。
そして、その目標を達成するためにどうするか、を示すことができる。
「この人ならついていこう」と思わせる信頼感がある。
部活なら、だれよりもまじめに練習しているとか、だれとでも平等に接する、とかひとつひとつの行動から信頼感が育まれている。
動くべきときに、パッと行動できる行動力がある。
トラブルが発生したときなどに行動力が発揮されると、ますます信頼感のアップにつながる。
自分の役割に対してまじめに、そしてメンバーに対して真心をもって対応できる。
それが誠実なリーダーだ。
チームにはさまざまな性格の人が集まるもの。
でも、どんなタイプともうまくやれるコミュ力がある。
今は引くべきときか、押すべきときか......状況を見てパッと判断し、次の行動を決断できるのもリーダーの素質のひとつ。
メンバーが多ければ多いほど、いつでも順風満帆(じゅんぷうまんぱん)なんてことはない。どんなに辛い状況になっても決して逃げてはいけないんだ。
気分が上がったり下がったりすることが少なく見える。
少なくとも、メンバーたちの前ではゆれ動く心をそのまま見せたりしないのがリーダー。
キミもトレーニングすればリーダーシップを身につけられる!どんなことに気をつければいいのかな?
まずは、自分の周りのメンバーを信頼すること。
自分が信頼していることを伝えなければ、相手からの信頼は得られない!
状況を見て、自分がどう行動したいと思っているのか、を発信しよう。まわりのようすを見て、なんとなくついてく......ではリーダーにはなれない。
リーダーはさまざまなタイプの人とうまくコミュニケーションが図れる必要がある。
コミュ力を高めるためにも、交友関係は広めに!
「こうしよう」と決めたらなら、あれこれ心配したり不安になったりせずに、即行動にうつそう!
リーダーは謙虚(けんきょ)であることも必要だよ。
「自分はこんなにすごいからついてこい」というリーダーにはだれもついて行きたくないよね。メンバーの活躍を喜べる謙虚さをもとう。
チームの状況を見て、課題がどこにあるのか常に目を光らせるようにしよう。
失敗やうまくできないことを目ざとく見つけるのではなくて、うまくいくためにやるべきことはなにか、注意を払えるようにしよう。
常に気を配って、課題を見つけて......という姿勢でいると、心配性になってしまいがち。
リーダーこそ「大丈夫、最後はなんとかなる!」というポジティブさが大切だよ。
いきなりかっこいいリーダーになるのは難しいし、どんなにスゴイ人でも完ぺきなリーダーなんていない。
ちょっとでも努力してみようかな、と思ったキミはもうすでに一歩踏み出しているよ!
どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!
そんなキャラたちは「リーダーシップが素晴らしい」なんてほめられるけれど、リーダーシップっていったいなんなんだ?
自分にはリーダーなんか無理......って思っていたけれど、リーダーシップは実は天性のものじゃないっていうのは本当なのかな?
リーダーシップってなんだろう ?
昔は、リーダーシップは生まれ持った才能というイメージがあったけれど、最近ではトレーニングで身につけられる能力だと言われているよ。
リーダーシップは資質ではなく「仕事」
一つ目が「リーダーシップは資質でなく『仕事』である」というもの。
リーダーはカリスマ性でチームを引っ張るものではなくて、率いるチームがなにを成し遂げるためなのか、目標をメンバーに示し、その目標を達成する「役割」である、ということだ。
リーダーシップは特権ではなく「責任」
リーダーは特別な権利が認められた立場ではなくて、目標を達成する責任を負う立場であるということだよ。
リーダーシップには信頼が必要
リーダーシップはひとりで発揮するものではなくて、まわりには意志をもってついてきてくれるメンバーが必要。
メンバーからの信頼を得られなければリーダーシップも発揮できないということだよ。
合わせて読みたい 2022年ニュース50 「成人年齢18歳に引き下げ」
リーダーシップがある人の特徴
目標を設定できる力がある
そして、その目標を達成するためにどうするか、を示すことができる。
信頼されている
部活なら、だれよりもまじめに練習しているとか、だれとでも平等に接する、とかひとつひとつの行動から信頼感が育まれている。
行動力がある
トラブルが発生したときなどに行動力が発揮されると、ますます信頼感のアップにつながる。
誠実である
それが誠実なリーダーだ。
コミュ力が高い
でも、どんなタイプともうまくやれるコミュ力がある。
決断できる
逃げない
精神的に安定している
少なくとも、メンバーたちの前ではゆれ動く心をそのまま見せたりしないのがリーダー。
リーダーシップを高めるには?
メンバーを信頼する
自分が信頼していることを伝えなければ、相手からの信頼は得られない!
自分はどうしたいかをはっきりさせる
同じクラスや部活以外にも友人を多くもつ
コミュ力を高めるためにも、交友関係は広めに!
やると決めたら即実行
自分の自慢はしない
「自分はこんなにすごいからついてこい」というリーダーにはだれもついて行きたくないよね。メンバーの活躍を喜べる謙虚さをもとう。
課題を見つける能力を磨く
失敗やうまくできないことを目ざとく見つけるのではなくて、うまくいくためにやるべきことはなにか、注意を払えるようにしよう。
いつもポジティブ
リーダーこそ「大丈夫、最後はなんとかなる!」というポジティブさが大切だよ。
まとめ
ちょっとでも努力してみようかな、と思ったキミはもうすでに一歩踏み出しているよ!
リーダーシップに興味を持ったキミにぴったりな仕事
国全体を引っ張っていくリーダーになりたい、そんなキミは「国会議員」を目指してみてはどうかな。
いざというとき、乗客の命を守る「パイロット」はリーダーシップが必要な仕事だ。学校でクラスのリーダーシップを取るのはやはり先生。学校の先生に憧れるきみは「中学校教諭・高校教諭」の仕事を改めて調べてみよう。
国全体を引っ張っていくリーダーになりたい、そんなキミは「国会議員」を目指してみてはどうかな。
いざというとき、乗客の命を守る「パイロット」はリーダーシップが必要な仕事だ。学校でクラスのリーダーシップを取るのはやはり先生。学校の先生に憧れるきみは「中学校教諭・高校教諭」の仕事を改めて調べてみよう。
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