『部活の選び方 キミに向いている部活はこれ!』
中学校生活と言えば......というくらい、生活の中でも大きな割合を占めるのが部活。ただし、学校によって力の入れ具合も違えば、同じ学校でも部によって活動量も大きく違う。どの部に入るのかによって、キミの生活の中での部活時間が大きく変わるんだ! キミは何部に入る予定かな?
部活に入るメリット・デメリットを知っておこう
全員必須で部活に入らなければいけない学校、自由な学校、いろいろあるけれど、部活をやることのメリット・デメリットってなんだろう。
部活に入るメリット
まずは入るメリットから。部活はクラス横断、学年横断の活動だから、同じクラス以外の友だちができて人間関係が生まれるのが一番のメリットと言えるのではないかな。他にも、小学校までやってきたスポーツや習い事とは違う、新しいことに挑戦してみるチャンスでもある。
部活に入るデメリット
デメリットとしては、活動熱心な部に入った場合は、練習時間に取られる時間が多くなり、勉強時間とのバランスが取りづらくなること。また、人間関係が複雑で、人によってはストレスが増える、なんていう場合も。
どんな部活があるのかな
実際にどんな部活があるのかを簡単に見てみよう。(学校によって、呼びかたが違ったり、なかったりするよ)
文化部系
まずは文化系の部活から。運動部よりも、活動時間や回数が少ないという傾向があるけれど、中には例外も......!?
●吹奏楽部
文化部の中で例外的に「超ハード」になりがちなのが吹奏楽部。楽器の演奏には体力や肺活量の多さが重要ということで、走り込みや筋トレもあったりする。でも、みんなで演奏を合わせた一体感は格別!
●演劇部
演劇部も、体力づくりのために運動部のような基礎練習をすることがある部活。演技をする人だけでなく、大道具、小道具、照明などの担当もいる。
●美術部
デッサン、水彩画、油絵など、顧問の先生の得意分野によっても取り組む内容が変わってくるよ。じっくり絵をかくこと、何かを作ることが好きな人に向いている。
●パソコン部
プログラミングを使ってゲームを作ったり、パソコンにまつわる検定の習得を目指したり、活動目的もレベルも様々だよ。
●生物部
飼育している生物の飼育、観察、植物観察などを行うことが多いよ。各自で研究テーマを決めて研究活動を行うことも。
運動部系
続いて運動部系を紹介するよ!
●サッカー部
言わずと知れたサッカー部。強豪の部もあれば、意外にもサッカー初心者が集まるという場合もあるみたいだよ。密かにサッカーに憧れていたキミにもチャンスがある!
●野球部
野球部は、中学校までは軟式野球、高校から硬式野球という場合も多い。それまではバットを振ったことがなかったという人も、中学で基礎からしっかり練習すれば、レギュラー入りも目指せる!
●バスケ部
バスケットボールのプロリーグや、バスケマンガの盛り上がりで人気が高まっているバスケ。ダボっとしたユニフォームがカッコいい! シュートを決めると快感!
●陸上部
短距離、中距離、長距離といった走る種目から、走り高跳び、走り幅跳びのようなジャンプ種目、砲丸投げのような投げる種目まで、ひとつの部でも得意な種目に絞って自分の力を磨くことができる!
●水泳部
学校の授業でも必ずある水泳は、小さいころから習っていたという人も多いスポーツ。ずっと続けられるスポーツのひとつでもあるから、中学校の部活で思いっきり練習をして技術を身につけておくのもいいかもしれないよ。
部活選びのポイントは
いざ、部活を選ぶタイミングになったら、どんな風に決めたらいいんだろう? 判断基準になりそうなことをいくつか紹介するから、キミ自身に当てはめて考えてみてね。
とにかく好きなことをしていたい
「これが好き!」と明確にある人は、迷いなくその部を選んでいい。でも、ひょっとしたら新しい「好き」を見つけられるかもしれないから、全く興味の無かったものを見てみるのもおすすめするよ。
見学・仮入部で情報収集
部活紹介などで、入る部活がだいたい決まっていたとしても、見学・仮入部は必ずしたほうがいい。その部の雰囲気、先輩との関係などしっくりくるかどうかはとても重要だ。
経験があるものにする? 未経験のものにする?
経験の有無は、よほどの強豪チームでなければ関係無いもの。新しいことを始めるのに、中学生で遅すぎるなんてことはない。やってみたいことに挑戦しよう。
自分の生活と照らし合わせる
もしも、部活とは別で習いごとをしているとか、時間の制限がある場合は、それでも続けられそうか、問題がないか考えてみよう。活動する曜日や時間は部によって全く違うから要注意だよ。
もちろん勉強との両立も考えておく
部活に力を入れすぎて、勉強がおろそかになってしまっては本末転倒。勉強時間を確保したうえで、活動できそうな部なのかどうか、先輩の様子を見て厳しく見極める必要があるね。
まとめ
「〇〇部に入りたい!」と思っていたけれど、友だちに付き合って見に行ったら、全く違う部に惹かれて入ってしまった! それもまた、運命の出会いかもしれないよね。キミの中学校生活が、部活も含めてトータルで楽しいものになるように願っているよ。
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