『部活の部長にふさわしい人』
キミの部活の部長はどんな人? ガンガン前に出て、みんなを引っ張っていくタイプもいれば、静かだけどカリスマ性があって、自然とみんながついていきたくなるような、そんなタイプの人もいるよね。
部活の部長ってどんな人が向いているんだろう?
日々の部長の役割は、練習を仕切ってメンバーをまとめ上げることが中心かもしれない。
でも、部長として必要な力はそれだけじゃないんだ。
「全国大会へ出場するぞ!」「県大会で3位に入る!」「みんなが楽しく過ごせる」など、大きな目標を語れること、それは部のリーダーとしての資質として大切なポイントだよ。
なにを目指して活動するのかが明確に語れることが重要だ。
目標、理想を実現するためにはどうしたらいいか、を考えたときに、メンバーにうまく役割を与えられるのも大切な力だよ。
そのためには、部員ひとりひとりの性格も把握して適役を配置することが重要だ。
前に立つということは、まわりからの反発を受ける可能性も高い。
でも、理想をかなえるために必要なステップのひとつとして、衝突することを怖がらないのも重要な資質といえるかね。
「衝突しても全部振り切って進む!」そんな強い意志もときには役立つかもしれない。
でもまわりへの配慮はやっぱり必要だ。
リーダーシップのスタイルは大きく6つのタイプに分類できるといわれているよ。
そして、リーダーはそのうち数種類を使っていると考えられるんだって。どんなスタイルがあるのか見てみよう。
みんなが「あの人について行く!」と自然と感じるような、夢や目標をうまく掲げて行動するタイプ。
部員ひとりひとりの目標を確認、把握して、そのやりかたを尊重しながら、部の目標達成につなげていくタイプ。
全員をこまやかに見られる、高い能力が必要だね。
部員同士がいい関係を築けることを大切にするタイプ。
高い目標を設定して一丸と進む、というよりも和気あいあいとした部に向いているかも。
みんなの意見を聞きながら目標を設定して、練習を組み立てていく、そんなタイプ。
みんなで目標を設定して、これからスタートしていくぞ、といったときにピッタリ。
部員たちには背中を見せて、自然とみんながついていく......というタイプ。
実力が重視される部活で、圧倒的に高い実力をもつタイプに向いているスタイルだよ。
その文字の通り、強制的に指示に従わせるタイプ。
ときにはそういうスタイルが必要なタイミングもあるかもしれないけれど、つねに使うにはリスクが高いスタイルかも。
部長として行動しているときとふだんでは、見せる顔も少し違うかもしれないね。
部長に向いているのはそもそもどんな人かな? ふだんのようすから分析してみるよ。
たくさんのメンバーをまとめ上げる必要がある部長は、コミュ力ゼロだとやっぱり厳しい。
学年、性格などの違いを気にせず、コミュニケーションが取れるといいね。
人と衝突したり、顧問の先生から怒られたり、試合に負けてどん底の部員を鼓舞(こぶ)したり、と部長にはメンタルの強さが求められる。
大切な試合に負けそう、だれかがけがをした、など危機的状況やトラブルに見舞われたときにこそ求められるのが冷静な判断だ。
部活全体を見たときにベストなのはどんな判断なのか?を俯瞰してみられる人は、人をまとめる力がある。
「私は部長タイプじゃないし関係ないな」と、他人ごとのように考えているそこのキミ!
メンバーにも大切な役割があるよ。良いメンバーが、良い部長を、良い部を作るんだ。
みんなの代表として立ってくれている部長、みんなで選んだ部長なら、その考えを理解するように努力しよう。
「この役お願い」といわれたら、快く引き受けよう。できないときは、文句を言わずに別の方法を提案しよう。
「違うな」「おかしいな」と感じたら、陰でこそこそいうのではなく、きちんと意見として表明しよう。
メンバーとしての自分がどう動いたら、部活全体が活性化するか、より良くなるかを考えて行動しよう。
部長になる人は、全体から見たらごくわずかな人。やっぱり負担も大きいし大変なときも多いはず。
どんな部になるかは、部長だけではなくメンバーひとりひとりの気持ちに大きく影響されるから、キミはキミの立場でどう行動するのがいいのか、考えてみてね。
どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!
部活の部長ってどんな人が向いているんだろう?
メンバーをまとめるだけが部長の資質じゃない
でも、部長として必要な力はそれだけじゃないんだ。
理想を語れるか
なにを目指して活動するのかが明確に語れることが重要だ。
メンバーに役割を与えられるか
そのためには、部員ひとりひとりの性格も把握して適役を配置することが重要だ。
まわりとの衝突も怖くないか
でも、理想をかなえるために必要なステップのひとつとして、衝突することを怖がらないのも重要な資質といえるかね。
もちろんメンバーに配慮したり思いやりをもったりすることも必要
でもまわりへの配慮はやっぱり必要だ。
目標への導き方に特徴がある
そして、リーダーはそのうち数種類を使っていると考えられるんだって。どんなスタイルがあるのか見てみよう。
ビジョン型リーダーシップ
コーチ型リーダーシップ
全員をこまやかに見られる、高い能力が必要だね。
関係重視型リーダーシップ
高い目標を設定して一丸と進む、というよりも和気あいあいとした部に向いているかも。
民主型リーダーシップ
みんなで目標を設定して、これからスタートしていくぞ、といったときにピッタリ。
ペースセット型リーダーシップ
実力が重視される部活で、圧倒的に高い実力をもつタイプに向いているスタイルだよ。
強制型リーダーシップ
ときにはそういうスタイルが必要なタイミングもあるかもしれないけれど、つねに使うにはリスクが高いスタイルかも。
部長に向いている人とは
部長に向いているのはそもそもどんな人かな? ふだんのようすから分析してみるよ。
コミュ力が高い
学年、性格などの違いを気にせず、コミュニケーションが取れるといいね。
メンタルが強い
冷静に判断できる
物事を俯瞰(ふかん)してみることができる
メンバーにも役割がある
メンバーにも大切な役割があるよ。良いメンバーが、良い部長を、良い部を作るんだ。
部長の考えをみんなで理解する
役割を引き受ける
自分の意見もしっかり伝える
全体への貢献を考える
まとめ
どんな部になるかは、部長だけではなくメンバーひとりひとりの気持ちに大きく影響されるから、キミはキミの立場でどう行動するのがいいのか、考えてみてね。
部活の部長に興味を持ったキミにぴったりな仕事
国全体のことを考えてリーダーシップを発揮する「国会議員」を目指してみる?
学校での部活経験を後輩たちにも経験してほしい、というキミは「中学校教諭・高校教諭」がおすすめ。
いろいろな人の話を聞いて、関係各所の調整をすることが得意なら「ソーシャルワーカー」がピッタリかも。
国全体のことを考えてリーダーシップを発揮する「国会議員」を目指してみる?
学校での部活経験を後輩たちにも経験してほしい、というキミは「中学校教諭・高校教諭」がおすすめ。
いろいろな人の話を聞いて、関係各所の調整をすることが得意なら「ソーシャルワーカー」がピッタリかも。
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