『「っていうか」って言うか? 嫌われる口癖10選!』

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2023.02.06
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楽しく話をしていたはずなのに、 「っていうかさそれってさ?」
「っていうか、あの子さ......」
あれ、何だか否定されて終わった......。いるよね、だれの話に対しても否定的な反応を返してくるヤツ。そういう相手とは、話をしていてもやっぱりなんだか楽しくないんだ。

なんであの人は「っていうか」が口癖なのか

だれかと話すときに、最初の言葉が「っていうか」になる、もし心当たりがあるならば、これはぜひ直したい癖だ。
最近では、特に否定の意味はなくても、「っていうか遊びに行かない?」といったふうに、話しかけるときや、話題を切り替えるときなどに気軽に使うこともあるみたい。この言葉のそもそもの意味や、使うときの気持ちについて考えてみたよ。

「っていうか」の本来の意味は

そもそも、「っていうか」は前に話されていた内容に対する反論や、内容を要約したり、言い換えたりして意図を正確に伝える言葉。
「AというよりもむしろBだよね」といった使い方が本来のものなんだ。

「っていうか」のときの心理

本来の言葉の意味とは使い方が変わってきている「っていうか」。
この言葉を使うときには「認めてもらいたい」「他の人とは違うんだ!」という気持ちが心のどこかにあるのかも!

●認めてもらいたい


まず考えられるのは、自分の考えや発言の正しさを主張するときに使う場合だ。こういうときは、自分の意見を主張することで相手に認めてもらいたいのかもしれない。
先生や先輩に対しても「っていうか●●ですよね?」なんて主張しちゃう人もいるんじゃないかな。

●他人と違うアピール


他にも、「私は人とは見方が違う!」という、心の根底にあるアピールしたい気持ちがこの言葉になっている場合。
周りの発言の意味を軽く否定して新しく定義することで、自分の考えをアピールできる、というわけ!

「っていうか」を嫌われない言葉に置き換えると

自分の意見を主張するのはとても立派なこと。
でも、相手がイヤな気持ちになってしまったら元も子もないし、「ちょっとイヤなヤツ」という印象をもたれかねない。
そんなときは他の言葉に置き換えてみるんだ!こんなにいろいろな表現を「っていうか」ひとつで補ってしまえるのはある意味スゴイけど、言い換えたほうがイメージは各段に良くなるはず!?

「そういえば」

会話を切り替えるときはこのフレーズを使ってみよう。印象が柔らかくなるよ!

「むしろ」

「っていうか」というよりも「むしろ」を使ったほうが、なんだか賢そうな印象になるかも!?

「ようするに」

「っていうかめんどくさいんでしょ」と言うのと、「ようするに面倒なんだね」と言うのでは印象が違うよね!

「言い換えると」

例えば「かわいい、っていうか好き」と告白するよりも、「かわいい。言い換えると好きということ」になって、品のある告白になる!?

「ところで」

これも、会話の流れを変えたいときに使うとスマートだし、相手に嫌な印象を与えないよ。

「それから」

「おいしいっていうか。辛さがちょうどいい」これは、情報を追加する意味だから、「それから」のほうがピッタリだ。

「もしくは」

「明日は雨?っていうか曇り?」は「明日は雨?もしくは曇り?」と言い換えられると日本語をきれいに使える人の印象になれるかも!

嫌われる口癖10選

知らないうちに「なんかイヤなやつ」「ちょっと感じが悪い」そんな印象をもたれてしまうことがあるのが口癖の怖さ。
癖って自分が気付かないうちにつくものだから、「あれ?」って思ったら早目に対処すべし!まずはどんな口癖が嫌われるか、自分が使っていないか確認してみよう。

「で?」

ついつい、相手に「で?」と言っちゃうキミ。相手は「え......別に......」としゅんとした気持ちになっているかも。

「つまり?」

まるで、問い詰められている気持ちになっちゃうこの言葉。優しく後輩に問いかけるくらいならいいけれど。

「だから?」

結論を求められているように感じるこの言葉は、案外キツ目の印象。話には、必ず結論が無いとダメでしょうか......雑談なら、内容はなくたっていいよね!?

「めんどくさい」

なんにつけても「めんどくさい」って言っていると、幸せは逃げていくぞ......!

「だからいったのに」

言われた相手はやんわりと責められた気分になってしまう、チクリとトゲのある言葉だ。

「きまってるじゃん」

こう言われたら「え、知らなかったほうが悪かった!?」と、気分が悪くなっちゃうかも。

「でも」「だって」

このあとに続くのは言い訳。「●●だったよ、ごめん!」だけでもだいじょうぶ。

「わかったわかった」「はいはい」

2回繰り返されると、「あ、話すのがめんどうくさいんだな......」と思われちゃう!

「なんでもいいよ」

なにを聞いても「なんでもいいよ」っていう人には、そのうち意見を聞かなくなるかも。

「これ無理」

たった2語だけど、全否定された印象を与える言葉。相手によっては言葉が胸にぐさりと刺さるかも......。

口癖(くちぐせ)を治す方法

どうしたら口癖を直すことができるかな?無意識のうちに習慣になってしまっている口癖は、直すと決めて意識をすることが大切だよ。

自分の口癖を意識する

口癖を直すには、まず意識すること。なかなか気付けない、思いつかないというときは、会話の様子を録音してみるとわかりやすいよ。ちょっと勇気がいるけどね!

指摘してもらう

仲良しの友だちやおうちの人など、ズバズバ指摘してくれそうな人に頼んでみるのもいい手だよ。

理想とする話し方を決める

「この人の話し方いいな」と思う人を見つけて、話し方をマネしてみるのもオススメだよ。「あ、こういう場合はこんな言葉を使うのか!」と、日本語の勉強にもなるかも。

ペナルティを課す

イマイチ盛り上がらないときは、友だち一緒に「口癖撲滅作戦!」なんていうのもいいかもね。つい口癖が出ちゃったらペナルティを課すとゲーム感覚で直せるかも。

まとめ

どんなに外見を飾っても、話してみたら「ええ!?」という印象を与えてしまうのはもったいない。話し方の練習、正しい日本語の練習は早目にスタートしておいて損はないから、ぜひ今すぐ始めてみよう!

嫌われる口癖に興味を持ったキミにぴったりな仕事
口癖を魅力的なセリフに変える、そんなアイデアが浮かんだら「構成作家」の仕事が向いているかも!
話す言葉には自信があるというキミは、「営業」の仕事が向いているかも。
正しい日本語を使うことは必須条件、そんな現場で働きたいなら「アナウンサー」を目指してみては? どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!


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2023.02.06

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