『冬至にやってはいけないこと キミの運は冬至で決まる』
本格的な冬がやってきて、朝は暗いし寒いし、ふとんから出られない......!
そんな時期の季節イベントのひとつが「冬至(とうじ)」。
この日は、季節の重要な境目として昔からずっと大切に扱われてきたよ。「冬至といえば〇〇」というもの、キミも思いつくかな?
「冬至」ってなんの日なのか知っているかな?
「寒い季節」、「クリスマスの近く」、「日が沈むのが早い」......どれも正解!少しくわしく紹介するよ。
「冬至」の日は毎年変わるけれど、だいたい12月21日ごろになる。ちなみに2022年の冬至は12月22日だ。
この日は1年のなかでいちばん昼が短くて、東京の日の入りは16時半ごろ。下校するごろには真っ暗かもしれないね。
地球は、地軸を傾けながら太陽のまわりを公転している、というのはキミも知っているよね。
1年間を24個に分けてつけた季節の目印「二十四節季」のひとつが「冬至」。
太陽の天球上の通り道である黄道の、いちばん南にある点を通る時刻を「冬至点」、そこを通過する時刻を「冬至」と決めているんだ。
農業が中心だった時代には、日照時間は農作物の生育に関わる超重要問題で、日照時間が長くなり始める境目として「冬至」は重視されてきたそうだよ。
この日を境に日照時間が長くなることから、「再生」「回復」といったことを祝う日として、儀式などが行われてきたそうだ。
そんなおめでたい日には......ネガティブな行動はできるだけ避(さ)けて、運を呼びこみたいもの!
新年とはまた違った新しい1年のスタートの日と考えたら、その日に他人の悪口を言うのは避けたいよね。
ふだんから避けるべきことではあるけれど、改めて気を引きしめよう!
勉強に部活に習いごとに、と忙しい日々で、寒いし暗いし......とブツブツ言いたくなるのもわかる!
でも、この日は愚痴もストップ!
せっかくだから、いっしょに過ごす友達ともいい良い気持ちで過ごしてほしい! ということで、ネガティブワードはがまんだよ。
じつは、ほかの国でも「冬至」は大切な日として扱われているよ。ほかの地域ではどんなふうに過ごすのか見てみよう!
中国では、餃子屋、あん入りのおもち、あずきを煮たものを食べる風習があるそうだよ。
韓国では「小豆粥(あずきがゆ)」を食べる風習があるそうだよ。これは日本でも食べられているよね。
実は「クリスマス」は、誕生した背景に陽気回復を願う冬至の風習とつながりがあったと言われているんだ。
今では、クリスマスのお祭りとしてまとめてお祝いされることがほとんどのようだよ。
日本には、春に向けて元気に過ごすための冬至の風習がたくさんあるよね。
縁起をかついで行われてきたような風習は、実際に体にいいことなどもたくさんある!ぜひ試してみよう。
「春の七草」は有名だけど、実は「冬の七草」もあるんだ。それがこの7つ!
「ふきのとう」「福寿草」「節分草」「雪割草」「幹葵」「寒菊」「水仙」
ちなみに、お粥などに入れて食べる「春の七草」に対して、「冬の七草」は観賞用として選定されたそうだよ。
冬至に食べるといいとされるもののひとつが「冬至粥」。
これは小豆を入れた粥で、小豆の赤い色が厄除けになると考えられたことから、食べられるようになったと言われるよ。
冬至といえば「かぼちゃ」が思い浮かぶ人も多いんじゃないかな。
実は、かぼちゃの別名「なんきん」が「『ん』が付く」→「『運』が付く」ということで、縁起の良い食べ物とされたことから、冬至と言えばかぼちゃ、となったそうだよ。
ほかにも、夏野菜であるカボチャは長期保存で切ることから、冬にも食べられる貴重な野菜として扱われたという理由もあるみたいだ。
そして、寒い夜には「ゆず」を浮かべた「ゆずゆ」に入ること! ゆずの香りがほんのり漂うお風呂につかれば、嫌なことも悪いものも全てお湯に流すことができそうだよね!
太陽が生まれ変わって、新たなスタートが始まる前日である冬至は、なにかを「始める」のぴったりな日だと言われているよ。
小豆粥を食べて、かぼちゃを食べて、ゆずゆにつかったらスッキリしてなにかを始める気分にきっとなれるはず!
どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!
そんな時期の季節イベントのひとつが「冬至(とうじ)」。
この日は、季節の重要な境目として昔からずっと大切に扱われてきたよ。「冬至といえば〇〇」というもの、キミも思いつくかな?
冬至ってなんのこと?
「寒い季節」、「クリスマスの近く」、「日が沈むのが早い」......どれも正解!少しくわしく紹介するよ。
冬至はいつ ?
この日は1年のなかでいちばん昼が短くて、東京の日の入りは16時半ごろ。下校するごろには真っ暗かもしれないね。
冬至の日にちはどう決まる?
1年間を24個に分けてつけた季節の目印「二十四節季」のひとつが「冬至」。
太陽の天球上の通り道である黄道の、いちばん南にある点を通る時刻を「冬至点」、そこを通過する時刻を「冬至」と決めているんだ。
冬至にしてはいけないこと
冬至は運を呼び込むために重要な日
そんなおめでたい日には......ネガティブな行動はできるだけ避(さ)けて、運を呼びこみたいもの!
人の悪口を言わない
ふだんから避けるべきことではあるけれど、改めて気を引きしめよう!
愚痴(ぐち)を言わない
でも、この日は愚痴もストップ!
ネガティブな言葉を言わない
海外では冬至をどう過ごす?
アジア
韓国では「小豆粥(あずきがゆ)」を食べる風習があるそうだよ。これは日本でも食べられているよね。
ヨーロッパ
今では、クリスマスのお祭りとしてまとめてお祝いされることがほとんどのようだよ。
冬至に運を呼び込む過ごし方 冬の七草を食べよう
縁起をかついで行われてきたような風習は、実際に体にいいことなどもたくさんある!ぜひ試してみよう。
冬の七草とは
「ふきのとう」「福寿草」「節分草」「雪割草」「幹葵」「寒菊」「水仙」
ちなみに、お粥などに入れて食べる「春の七草」に対して、「冬の七草」は観賞用として選定されたそうだよ。
「冬至粥」を食べよう
これは小豆を入れた粥で、小豆の赤い色が厄除けになると考えられたことから、食べられるようになったと言われるよ。
「ん」が付くものを食べる
実は、かぼちゃの別名「なんきん」が「『ん』が付く」→「『運』が付く」ということで、縁起の良い食べ物とされたことから、冬至と言えばかぼちゃ、となったそうだよ。
ほかにも、夏野菜であるカボチャは長期保存で切ることから、冬にも食べられる貴重な野菜として扱われたという理由もあるみたいだ。
ゆずゆにつかろう
冬至に新しいことを始めよう
小豆粥を食べて、かぼちゃを食べて、ゆずゆにつかったらスッキリしてなにかを始める気分にきっとなれるはず!
冬至に興味を持ったキミにぴったりな仕事
太陽の動きと季節の関係などに興味を持ったら「気象予報士」について調べてみよう。
冬至にまつわる料理を作ってみたいというキミは「料理研究家」が向いているかも!
たくさんの人に「季節の食べ物」を紹介したい、広めたいというキミは「食品メーカー」で研究というのはどうかな。
太陽の動きと季節の関係などに興味を持ったら「気象予報士」について調べてみよう。
冬至にまつわる料理を作ってみたいというキミは「料理研究家」が向いているかも!
たくさんの人に「季節の食べ物」を紹介したい、広めたいというキミは「食品メーカー」で研究というのはどうかな。
どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!
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