『勉強机の上に置くもの』

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#学習法
2022.12.09
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勉強になかなか取りかかれない。
勉強しようと思って机を見たとたん意欲を失う。
勉強中にすぐ気が散る。
そんな悩みは、キミのせいじゃなくてキミの勉強机に置いてあるモノのせいかも⁉
勉強机になにを置いてなにを置かないか。
それだけでキミの勉強の効率ががらりと変わる!
勉強の効率の悪さに悩んでいるキミ、いますぐ勉強机に置くものを見直そう!

勉強机で勉強の効率が変わる!

学習机になにを置くかで効率が変わる。
その理由はいろいろあるけど、大きくいうと2つある。
とくに勉強机の上や周りにモノがたくさんあふれているキミや、一見きれいに片づいているけど、なんだか効率が悪いっていうキミは知ってほしい。

教科書やプリントを探さない

勉強に取りかかるとき、教科書やプリント、文房具など今使いたいものを探さずサッと手にとれたら効率いいよね。
逆に「プリントどこにあったっけ?」などあちこち探したり、「蛍光マーカーをリビングに置き忘れたかも??」と取りに行ったりしていたら、勉強のやる気も効率も下がってしまう。
つまり勉強中に今使うものがサッと取り出せる、いつもそんな状態なら勉強の効率が上がるんだ。

気が散らない

キミは勉強中にふとほかのことが気になって席を立ったり、別のことを始めたりしていなかな?
スマホとかマンガとか、あるいは今やっている勉強とは別の教科のアイテムとかが、机の上や視界の中にあると気が散ってしまいやすい。
だから勉強机の上や周辺には、ほかのものや誘惑物が目に入らないようにどかしておけば、勉強の効率が上がる。 desktop_1.jpg


勉強机が散らかる理由

勉強机になにを置くか・置かないかで効率が変わることがわかったかな?
今度は勉強机が散らかりやすいキミのために、勉強机が散らかる5つの理由を解説しよう。
散らかる理由を知ることは整理整頓上手への近道‼
散らかるのは性格のせいじゃなくて、単にテクニックを知らないだけ。
さあ、キミの机を振り返って当てはまる理由はないか読んでみよう。

ものが多い

散らかる理由の1つめは、ものが多いこと。
ものが多いとそれだけ整理収納のテクニックが必要になるのでだれでも散らかりやすい。
だって、考えてごらん? もしもモノが1個しかなければ、どんなに「散らかし屋さん」でも散らかしようがないよね。
逆にどんなに片付け大好きっ子さんでも狭いスペースにたくさんのモノがあふれていたら整理整頓(とん)するのは大変なはず。
ある程度モノがあるのはしかたないけど、勉強机に置くものを必要最低限なものに数をギュッと絞ってあることが、散らからないコツだよ。

定位置がない

散らかる理由の2つめは定位置がないから。
置き場所(=定位置)が決まっていないモノは、使ったあとテキトーに置くことになるのであちこち散らかって当たり前。
次に使うときに「あれ?どこに置いたっけ?」と探すのも大変だよね。
だから「住所不定」のモノが勉強机に1個でもあるなら、さっそく専用の置き場所(=定位置)を決めよう。
そしてそこから出していつもそこに戻すようにしよう。
それができればモノは散らからない。
一つひとつのモノに定位置を決めることは整理整頓にとって超大切なポイント!

使う頻度(ひんど)を考えていない

散らかる理由の3つめは使う頻度を考えて置き場所を決めていないこと。
いつも使うモノも、週イチで使うモノも、1年に1度しか使わないようなモノも全部一緒に机の上に置いてあったらどうだろう?
いつも使うものをさっと取り出しにくいのはもちろん、モノもごちゃごちゃ多くなって散らかりやすいよ。

机に残すルールを考えていない

散らかる原因の4つめは机の上になにを残すかのルールを考えていないから。
勉強机の上は勉強をするための大事な作業スペース。
その作業スペースになにを残して、なにをしまうかのルールがないと、机の上には置きっぱなしのものであふれてしまう。
そして作業スペースがせまくて勉強もしづらくなる。
たとえば、今は使わない教科のアイテムが勉強机に置きっぱなしとか、昨日の夜使ったはさみを置きっぱなしにしてあったりとかしてないかな?

収納に役立つグッズを活用していない

散らかる理由の5つめは、収納に役立つグッズを使っていないこと。
どんなに片づける努力をしていても、仕切りなど収納に役立つグッズを何にも使っていないと、モノがくずれてきたり、教科書が倒れたり、関係ないもの同士がまざったりして散らかりやすい。
たとえば机の引き出しのなかの仕切りグッズ。
プリントを科目別に仕分けする透明なファイル。
ファイルを教科別に整理するファイルBOX。
机の上、または棚(たな)を仕切るブックスタンド。
ファイルBOXを置いておく棚。
などなど。
大きな本棚などは別として、ファイルや小物の整理収納グッズは100円ショップなどでもかなり気のきいたものが買える。
ショップによって「ナチュラル」「シンプル」「かわいい」など別のテイストのものが売っているんだ。
おしゃれなデザインのモノに囲まれると勉強のテンションが上がる人は、デザインにこだわって買うのもよいし、工作や工夫が好きな人は、家にある空き箱やケース、空き缶、キッチンにあるジッパー付きビニール袋などを利用して仕分けしてもいいね。
またこれから本棚などを購入する場合は、天板が動くタイプだと入れるもののサイズに合わせられるので長く使えるよ。
ただ注意したいのは収納グッズを無計画にたくさん買ってしてしまうと、かえって整理しづらくなることもある。 収納グッズを購入する前に、今ごちゃごちゃしているモノはなにか、どんな大きさやタイプの仕切りや収納グッズがあれば便利かなどを考えて(必要ならメジャーでスペースのサイズをはかってから)買おう。
そうじゃないと使えない収納グッズが散らかる...ということになるから。

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勉強の効率が上がる机とは

勉強机が散らかる理由を知ったところで、いよいよ勉強の効率が上がる机の5つの条件について考えてみよう!
これを1つでも知って勉強机の環境を整えたら、勉強に集中できるようになったり、自然にやる気がUPしたりして勉強の効率が上がる可能性は大きいよ。
もちろん3つ以上実せんしたらもっと効率があがるはず!

関係ないものが視界に入らない

効率の上がる机の条件の1つ目は、今やっている勉強に関係ないものが視界に入らないこと。
勉強中に遊びや趣味のものが目にはいったり、別の教科のアイテムが目にはいったりすると目の前の勉強に集中しづらい。
勉強の効率を上げるには、今、目の前の勉強に使うモノしか机の上になく、勉強机の周辺には今後使う勉強グッズしか置いていないことが大切。
それ以外のものは、部屋のほかのエリアに移動させたり、大きな布などで目かくししてしまったり、勉強中は大きな箱にいれて視界からどかしたりすると、効率が上がるよ。

使用頻度で収納の順番を考える

効率の上がる机の条件の2つ目は、使う頻度別の収納を考えること。
よく使うモノほど近くに置く。
これは効率のいい机の黄金ルールといっていい。
ほぼ毎日勉強に使うモノは、勉強中、すぐ手の届く場所を定位置にする。
(棚を使う場合は手をさっと伸ばして取り出しやすい高さの段に置くのがコツ)
そして週1ぐらいしか使わないものは、それよりちょっと遠いところに置き場所を決める。
1年に1度使うか使わないか、というものはさらに遠くに置き場所を決める。
小学校のときの教材や作文・ノートなど、もうほとんど使わない可能性のものは、ひとつにまとめて押し入れなどにしまってOK
また机の引き出しのなかの文房具も、ちゃんと使う頻度を考えて収納場所を決めると効率がUP。
よく使うものほど、あけやすい段の引き出しの「手前」に置いて、あまりつかわない文具は、引き出しの「奥」にしまうと効率がいいよ。

ジャンルごとにモノのありかを決めている

効率の上がる机の条件の3つ目は、同じ種類のモノや一緒に使うモノ同士をグループ分けして置き場所を決めていること。
グループに分けて置き場所を決めておくことで、使いたいときさっと探せて効率があがるんだ。 たとえばどういう分け方があるかというと
1 『進研ゼミ』の教材、学校の教材、塾の教材などを、それぞれグルーピングして置き場所を分ける。
2 教科書は教科書、ノートはノート、プリントはプリント、とアイテム別で分類する。
3 教科別に、ノート、教科書、テキスト、プリント類を仕分けて教科別のファイルBOXに仕分けておく。
4 文房具をはさみ・カッターなど「切るもの」、蛍光ペン・ボールペン・シャーペンなど「書くもの」、テープノリ、ノリ、マスキングテープ、接着剤など、「貼(は)るもの」など、用途別にグルーピングして机の中にしまう。
5 過去の定期テストの答案や問題を学年ごとにグルーピングしてファイルする。
6 お気に入りのペン類と、それ以外のストックは分けて別の場所におく
などなど。
ただしこうした分類方法は、人によって使いやすさがちがう。
2のように教科別にグルーピングするより、3のようにアイテム別でグルーピングしたほうが使い勝手がよい、と自分が思ったらそうすればいい。
コツは「なにをグループにして置いておけば効率がいいかな?」と、いつも考えながら自分向けにカスタマイズしていくこと。
整理整とん上手は生まれつきの性格ではなくスキル。
そうやっていつも考えていくことでスキルアップするよ。

キャパシティの7−8割に

効率の上がる机の条件の4つ目は、収納スペースに対してモノが7~8割にとどめること。
収納スペースにモノがぎっしりつまった状態だと、新しく増えたモノを収納できず、散らかってしまう。
それに取り出すのも大変だし、しまうのもめんどうくさくなる。
だから置き場所に対してモノは7~8割ぐらいと決めて、空間に2~3割の余裕をもたせよう。

テイストや色に統一感がある

効率の上がる机の条件の5つ目は勉強机の上や周辺に置いてあるモノのテイストや色に統一感があること。
これはとくにおしゃれなインテリアが好きなど美意識の高い人限定の条件かもしれない。
視覚から入るデザインや色の情報に敏感な人は、勉強机周辺のモノのテイストや色をちょっと統一することで集中力が上がることもある。
勉強机周辺のテーマカラーを決めて、ペン立てやペンケース、ファイルやファイルBOX、ノートやシャーペンなどの文具、ブックカバーなど、できる範囲で色やテイストを統一していくと勉強机周辺がスッキリ整ってみえるよ。
そこまでしなくても、原色など「色がうるさいな~」と感じるモノだけを、シンプルなものに変えるだけでもOK。
テーマカラーは集中力がアップするブルー系や、スッキリ見えるホワイトやナチュラルなベージュなどにそろえるのがおすすめ。
またファイルBOXなどの収納グッズは、プラスチック製や紙製、シンプル、かわいい・スタイリッシュ、などのテイストがバラバラよりも、1つにまとめたほうがしっくりくるよ。

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勉強机の「きれい」をキープする方法

ところで勉強机の整理整とんは1回一念発起してやれば、遠にきれいが続く!ってことはない。
何も気をつけなければやがて「あれがない」「これがない」と探し物が始まってしまう。
きれいな状態をラクにキープするにはどうすればいいんだろう?
ここでは勉強机の「きれい」をキープする3つのコツを紹介するよ。
きれいがキープできれば日々の整理整とんに時間はかからないし、1年に1度の大掃除だって別にしなくてすむほどの効果があるよ。

いるいらないを明確に

コツの1つ目は「いる・いらない」をはっきりさせること。
プリント類やノート・ペンなどの文房具はほうっておくとどんどん増えていきがち。
本当に今後すべて必要なものなのかを週に1度はチェックしたい。
たとえばもう使わない古いプリント類や使用済みの書けないペン軸やノート、終わったメモ、フセンなどが勉強机や周辺にないかな?
1日の終わりに要らないものはないかな?と考えて、いらないものを見つけたら即処分しよう。
そうしないとどんどんモノが増えて散らかってしまうよ。
「いる・いらない」を判断するのは最初ちょっとむずかしいかもしれないけど判断力を養う練習にもなる。
どうしても判断に迷うときは、「仮置きBOX」を作っておき、そこに保管。
2週間~1か月ごとにもう1回「いる・いらない」を判断するルールにするとうまくいくかも。

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一つがすんだら一度片付ける

コツの2つ目は、1つがすんだら一度全部片づけちゃうこと。
1つの教科の勉強が終わったら一度全部片づけて、あらたに次の教科の勉強道具を出す。
これを習慣化すると机の上はいつもきれいでいられるよ。

定位置や収納方法を見直す

コツの3つめは、定位置やしまい方をときどき見直すこと。
置き場所は決まっているけど、なんだかいつも戻すのが面倒で散らかりやすいものがあるときは、定位置や収納グッズを見直そう。
もっと取り出しやすい場所に定位置を変えてみたり、収納方法をもっとラクにできないか考えてみよう。
ラクな収納というのは、しまうアクションが極力少なくてすむこと。
たとえば「よく使うもの」が取り出しにくい高い位置や低い位置にあったりすると、戻すのが面倒になりがち。
プリント類も使うたびにいちいちビニールにいれたりするタイプのファイルだとか、パンチで穴をあけるとか手間のかかるファイルだと、元にもどしづらい。
「差し込むだけ」「箱に投げ込むだけ」「はさむだけ」「置くだけ」などラクな収納方法へ変えていこう。

まとめ

勉強机になにを置き、なにを置かないか。
そんなささいなことが勉強の効率に大きく関わっているよ。
勉強机の上や周辺には、漫画や趣味のグッズなど勉強に関係ないものや、もう使わない小学生時代のものなどをどかそう。
そしてよく使うものほど勉強中にさっと手の届く近い場所に、あまり使わないものは遠い場所に定位置を決めて管理しよう!
キレイで効率のよい机をキープするには、いる・いらないを定期的に判断して、いらないものを処分してモノを増やさないことがコツ。
また使ったらすぐに元の定位置に戻すのを心がけよう。
人間は自分を取り囲む環境に左右されやすい生き物。
勉強の効率の上がる勉強机の環境づくりをして成績をあげていこう!

机といえば勉強、勉強といえば先生だよね(笑)
中学校や高校の先生という職業はどんな感じかな?

中学校教諭・高校教諭



専門教科を教え、進路や生活指導をする

中学校教諭は、国語や数学などの専門教科を中学生に教えるとともに、クラス担任を受け持って進路指導や生活指導を行います。生徒への直接の指導以外にも、クラブ活動の顧問や学校行事に関わる業務など幅広い仕事をします。
中学生時代は将来を考え始める時期で、生徒の個性や才能をのばせるように適切に指導していくことが重要です。
高校教諭は、中学校教諭に比べてより高度な内容を教えることになります。
工業や商業などの中学校にはない専門教科がある高校で指導したり、「公共」や「倫理」などのより専門的な科目に分かれて授業を受け持ったりします。
高校時代は将来の目標が具体化してくる時期なので、目標に合った進路に進めるよう導きます。

中学校教諭・高校教諭はどんな働き方をするの?

それぞれの学校の教員採用試験に合格して働きます。
公立の学校に勤める場合は、中学校教諭、高校教諭ともに地方公務員となります。
都道府県・政令指定都市内で数年ごとに勤務先を移ることが多いです。
一方、私立の学校に勤める場合は会社員と同じで、給料などは学校ごとに決められており、公立のように勤務先を移ることはまずないでしょう。
学校の先生は日ごろの授業時間以外にも、授業準備やテスト作成、採点、PTAの運営や参加、生徒の相談にのるなど、いろいろな仕事をしています。
放課後や休日にもクラブ活動の顧問として試合に引率することもあり、多忙でしょう。

中学校教諭・高校教諭はどんな人に向いているの?

中学校教諭、高校教諭ともに、専門的な教科の指導のみならず、多感な年ごろの子どもたちに向き合って意欲を引き出し、一人ひとりの個性や能力を理解し、のばしていく力が必要です。
授業についていけない、親や先生に反抗する、友人関係で悩む、不登校になるなど、思春期ならではの問題もあるため、生徒を引っ張っていく熱心さや明るさ、何でも打ち明けてもらえるような包容力を持ち合わせているとよいでしょう。

同じ先生でも大学の先生ってどんな働き方をしているんだろう?
それを紹介しよう!

大学教員



大学教員の仕事内容は?

専門分野を研究し、学生に講義を行う学問の専門家です。
大学教員には、学長や教授、准教授、講師、助教、助手などがいます。
仕事は大きく分けて、専門分野の研究、学生への指導、大学の管理・運営の三つです。
また、専門分野の研究内容を論文にまとめて学会などで発表するのも大きな仕事です。
大学にある研究所、付属病院、農場や植物園などで、研究に専念している大学教員もいます。
大学教員は、教授会のほか、入試など大学運営のための委員会に参加する必要がある場合もあります。
また、政府の審議会では、学識経験者としていろいろな場面で意見を述べることもあります。

大学教員はどんな働き方をするの?

専門分野の研究と並行して、決められた時間の授業を担当します。
大学の数は少しずつ増えており、必要とされる大学教員の数は決して少なくありません。
しかし、大学院進学率は減少しているにもかかわらず、大学教員になるのはかなり難しくなっています。
専門分野の研究を行う都合上、授業を受け持つ時間は小・中学校や高校の教員よりも少なく、週に8~9時間程度が多いようです。 通常の授業のほかに、研修やゼミの指導、引率なども行います。

大学教員はどんな人に向いているの?

大学教員として認められるには、学問の業績が重要です。
まず、学問が好きで、専門分野への強い興味と情熱をずっともち続けられることが大切です。
そして、知的好奇心が旺盛で、想像力があり、論理的な考え方ができる人が適しています。
また、教育者として学生から信頼され、リーダーシップを取れる人柄であることも必要です。


机というと「物書き」つまり作家やライターという職業も思い浮かぶ。
さて、どんな働き方なのかな?

作家


作家の仕事内容は?

自分が書きたいことを、作品として完成させるクリエイターです。
自分で作家だと名のる人は、世の中にあふれるほどいます。
さらに作家になりたい人ともなると、正確に人数を数えるのはとても難しいことです。
しかし、実際に作家として名が通っている人は、全体の中ではとても少ないものです。
それは、作家という職業には書きたいことを作品として完成させるだけでなく、作品を書き続けるための発想力や粘り強さも必要とされるからです。
著作で生計を立てている職業作家は、一冊の本として書くこともありますが、多くの場合、週刊誌や月刊誌などに小説やエッセイなどを連載し、まとまると単行本として出版します。

作家はどんな働き方をするの?

出版社からの依頼を受けて作品を創作します。
出版社などが主催する文学新人賞をもらうと、担当の編集者がつき、作家として育ててくれるうえに、次回作の発表の機会も与えてくれます。
ただし、新人賞はあくまでも作家になるきっかけにすぎません。
2作目、3作目と書き続けていけるかどうかが、プロの作家になれるかどうかの分かれ目です。
主な収入は、週刊誌や月刊誌、新聞などに連載している小説の原稿料や、単行本や文庫本の印税です。雑誌の原稿料は、400字詰め原稿用紙1枚につきいくらという計算で支払われますが、掲載誌の決まりや作家本人の知名度によって異なります。
また、単行本の場合、本の定価の10%前後の印税が支払われます。
実力や人気のある作家の中には、講演を行ったり、文章講座を開いたり、教育機関に講師として招かれる人もいます。

作家はどんな人に向いているの?

作家を職業にすると、「しめ切り」を守ることが不可欠になります。
売れっ子作家ともなると、いくつかの出版社からの仕事が重なり、月に数百枚もの原稿をこなすこともめずらしくありません。
しめ切りに間に合わないからといって逃げるわけにもいきません。
粘り強さや何日も続けて執筆できる体力がなければ、作家生活を続けていくことは難しいでしょう。
また、人気の浮き沈みのある世界なので、へこたれない精神力を持っていることも大事です。

どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!
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2022.12.09

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