『姿勢がいい人のメリット 悪い人のデメリット』

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#からだのケア
2022.11.28
姿勢がいい人のメリット

「背筋が曲がってる!」「ほら! 背中!」と言われ続けて早何年......!?
「うるさいなぁ」って思うかもしれないけれど、姿勢がいいといいことばかり!
ぜひ、姿勢良く過ごすことのメリットと、悪い姿勢で過ごすデメリットを知ってほしい。

姿勢がいいメリット


姿勢がいいと、ピシッとして見えるから確かになんかよさそう。
でも、具体的になにがいいのかと聞かれると、わかるようでわからないんじゃないかな? まずは姿勢がいいメリットを紹介するよ。

基礎代謝(きそたいしゃ)があがる


最初は、基礎代謝があがるというメリットだ。
基礎代謝というのは、目を覚ました状態で、運動など何もしていない状態での代謝のこと。
背筋を伸ばしていい姿勢でいようとするときには腹筋や背筋を使うから、その筋肉が鍛(きた)えられてエネルギー消費が増えるんだ。

体が軽く感じる


体の関節は、いい姿勢のほうが動かしやすい。
だから、いい姿勢で過ごしたほうが体を動かしやすく、体も軽く感じるはずなんだ。
「はぁ~なんだかだるいな」そう感じることが多いキミは、姿勢を意識して過ごしてみよう。

運動能力があがる


いい姿勢は運動のパフォーマンスにも影響するよ。姿勢がいいということは、正しい位置に重心があって、骨や筋肉も自然な状態にあるということ。
その状態は、いちばん効率よく体を動かすことができるから、運動能力もあがるという結果になる。

集中力があがる


猫背(ねこぜ)など、くずした姿勢が楽に感じるのは一瞬(いっしゅん)のこと。
じつは、体のどこかが無理していて負荷がかかっているから、だんだんとつらくなってきてゴソゴソすることになる。
ピンと背筋を伸ばして座(すわ)ることで、集中力もあがるんだ。

イライラしなくなる


姿勢が悪いと、呼吸に使う筋肉も動かしにくい状態になるんだ。
すると、深呼吸とは正反対の浅い呼吸をくり返すことになってしまうよ。不安やストレスがたまると、呼吸は浅くなりやすいけれど、姿勢をよくすることで深い呼吸ができるようになって、イライラも解消されるかも。

姿勢が悪いデメリット


悪い姿勢のデメリットも見ておこう。これを読んでいるまさに今から、姿勢を正しくしたいと思えてくるはず......!?

体のトラブルが起きやすい


たかが姿勢、されど姿勢。猫背で過ごすと、頭の重さを支えるために首や肩まわりの筋肉が無理することになって、肩こりや頭痛、腰痛になりやすい。

疲れが取れにくい


姿勢が悪くて、肩や腰に負担がかかった状態だと、ベッドに横になっても体が休まらない。
それでたくさん寝ても何だか疲れが取れない......ということが起こりえるんだ。

集中力が続かない


姿勢がいいと集中力があがる、ということの裏返しで、姿勢が悪いと短時間で姿勢を調整し続けることになるし、肩や目の疲れもたまる。結果的に長時間集中できなくなってしまうんだ。

なぜいい姿勢が崩(くず)れるのか


いい姿勢がメリットだらけということはわかったかな。
「よ~し、明日からいい姿勢をキープするぞ!」そう意気ごんではみたものの......あっという間に姿勢が崩れちゃう。
よし、せっかくの決心をムダにしないために、姿勢が崩れる原因を解明していくよ!

正しい姿勢を保ちにくい現代社会


スマホ、タブレット、パソコン無しでは暮らせない現代社会。画面を見つめるときはどうしても前かがみになりがちで、頭を前に出してななめ下を見つめて猫背になり、スマホなどを持つせいで、肩が内側に入る「まき肩」という状態になりやすい。姿勢を崩さないような工夫が必要だよ。

日本人は世界一座っている民族?


世界20か国で、平日に座っている時間が調査されたことがあるんだ。
その調査によると、日本人は座っている時間がいちばん長かった! 座る時間が長ければ長いほど寿命(じゅみょう)が短くなる......といった研究もある。
時間が長ければ長いほど、疲れて姿勢は崩れやすくなるよね。

筋力が不足している


いい姿勢を保つには、腹筋や背筋をはじめとした筋肉が重要だ。
でも、運動不足で筋力が不足していると、姿勢をキープできずに崩れてしまうことにつながるんだ。

下半身が不安定


どんなに、背筋を伸ばして姿勢良く座ろうと努力しても、上半身を支える土台となる下半身の筋力が足りないと、グラグラして姿勢が崩れやすい。


下半身を効果的に鍛(きた)えよう 体全体を支える土台である下半身。いい姿勢を目指すことに決めたキミは、ぜひトレーニングを取り入れて鍛えてみよう!

スクワットで下半身を鍛えよう


まずは、定番のトレーニングであるスクワットで、おしりの筋肉や、太ももの筋肉をきたえよう!
【やり方】
1. 足を肩はばより少し広めに広げて、つま先は斜め外に向けよう。
2. ひざがつま先より前に出ないように気をつけながら、おしりを下げていくよ。ヒザが直角になるくらいまでゆっくり下げて、またゆっくり上げる。
3. 背中は、見えないかべに沿わせているつもりでまっすぐ、をキープだよ!

バックランジを知っている?


スクワットよりも、さらにおしりの筋肉に効くのが「バックランジ」。ちょっときついけれど挑戦してみよう。
1. 直立の状態から、片足を後ろに一歩引く。
2. 前あしのヒザが直角になるくらいまで、垂直に体を下げる。足を下げた側のおしりの筋肉を意識しながらゆっくり動かしてみてね。

足指のエクササイズ


キミは足指を使って、ゆかに落ちたえんぴつを拾うことはできるかな? 足指は、じつは体を動かすときに重要な働きをしているんだ。足指でグーパーをくり返すだけでも効果アリ。うまく動くようにエクササイズをすると、スポーツのパフォーマンスもあがるかも!
いい姿勢は、背筋を伸ばすだけじゃなくて全身の筋肉をバランス良く使うことが重要だよ。もう「姿勢が悪い!」って言われないように、まずは1週間、がんばってみて!

姿勢に興味を持ったキミにぴったりな仕事
いい姿勢はきちんとして見えるよ。姿勢とマナーについて興味があるキミは「マナー講師」の仕事を調べてみよう。姿勢と運動の関係について知りたいと思ったら、「スポーツトレーナー」の仕事に向いているかもしれない。姿勢の良さといえば、外すことができないのは「バレエダンサー」。どんなトレーニングをしているのか、どんな仕事なのか調べてみると興味深い!
どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!


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2022.11.28

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