『部活の上下関係 部活の変なルール』
校内だろうが校外だろうが、先輩に会ったら必ずあいさつをするべし。
先輩にタメ口をきくなどもってのほかである。
後輩はいちばんに部室へ行き、帰りは先輩の後に出るべし...なんて、キミの部活には独自のルールはあるかな?
なかには首をかしげたくなるような、おかしなルールもあるみたい。
日本ではルールというよりも、年上の人とやり取りをする際のマナーとして敬語を使うことが多いよね。
小学校までは5年生が6年生にタメ口をきいてもなにも言われなかったのに、中学校に入ったら急に「先輩・後輩」という関係になって戸惑う...なんてこともよくある。
「マナーがなってない!」と言われがちなタメ口も、場合によっては互いの関係を近付けるのに威力を発揮することもあるんだ。
一概にルールに従うことがいいとは限らないのが難しいところだね。
タメ口のメリットってなんだろう?
まず、タメ口は心の壁を崩しやすいといういいところがある。たとえばキミはこんな経験はないかな。
ちょっと距離を感じていた先輩にタメ口でからんでいく友達の様子を見ていると、二人の関係が近く感じられるなんていうこと。
敬語を使って話をしているときよりも先輩に意見を言いやすく感じられて意見交換が盛んになるかもしれない。
その繰り返しによってたがいの距離を縮めることができて、距離が近くなることで部活の練習をより濃密なものに変えていくかもしれない!
反対にデメリットもある。
まずは上下関係、責任のありかがあいまいになりやすいということがある。
先輩には敬語を使うことが徹底されていると、部活の練習についても指示を出す側とそれに従う側という関係がわかりやすいよね。
反対にタメ口が普通になると、だれがリーダーで練習の責任を負うのかがあいまいになりやすいかもしれない。
そして、もうひとつは礼儀がなってないとみられる可能性だ。
ひょっとしたら、下級生からタメ口で話しかけられると「こいつなれなれしいな...」と感じる人がいるかもしれないということ。
ほかにも、なにも知らない他校の人から見たら「礼儀を知らない下級生だな」と目に映るかもしれない、といったことだ。
どこまでOKなのか、という明確なルールはもちろん決まっていない。
でも先輩に対して敬う気持ちをきちんと持ったうえでのタメ口は、互いの関係を良いものにする可能性が高いし、コミュニケーションを濃いものに変える可能性があるといえるんじゃないかな。
部活の雰囲気にもよるけれど、実力がすべての順位を決める...なんていう場合もあるみたい。
そしてその傾向があまりに強いと学年の上下なんて関係なくなってしまう。
一方、レギュラーではなくマネージャーであっても、下級生からとにかく慕われるタイプだという場合もある。レギュラーになれるかどうかで上下関係を決めるというのも、ひとつの「変なルール」ともいえるのかもしれない。
「先輩が見えたらどんなに遠くてもあいさつする」「げた箱の場所が決まっている」「靴下の色やシャツの色が決まっている」などなど、公式には決められていないけれど、暗黙の了解で先輩から引き継がれているルールの数々もありそうだ。
「え、このルールはなんのため?なんかおかしくない?」と思ったら、ぶっ壊しちゃえ!
とはいえ、キミが最上級生ならばともかく、下級生でありながら、正面からルールを否定するのは勇気がいるしリスクが大き過ぎるよね。
そんなときは時間をかけて壊していくのが得策だ。下級生のときに「これっておかしい」と思った気持ち、それをきちんと覚えておくこと。そして、キミが上級生になったときに「このルールは必要ない」と変な伝承を断ち切るんだ!
たとえばアメリカにも部活ってあるの?あるなら同じような上下関係が存在するのかな?
じつはアメリカにも、中学や高校には運動部があることが多いようだ。
でも日本の部活とは違って、入部を希望した人は「トライアウト」というテストを受ける必要があって、全員がその部活に入ることはできないみたい。
しかも、人気の部活だと実力の高い順に1軍、2軍、3軍...と分けられることもあるから、たとえばうまい人の多い1軍に入ったら上級生の割合が高いから、日本のように「後輩がたくさんいて、1年生は雑用からスタート」というわけには必ずしもいかないんだって。
初心者でも、やってみたいスポーツに挑戦するチャンスのある日本と、基準次第では挑戦するチャンスももらえないアメリカと、どちらがいいとは一概にはいえないけれど、場所が変われば事情も変わる。
同じように、学校が違えば事情は違うし年度によっても変わるもの。
いい文化は引き継いで、おかしいなという文化は断ち切る勇気を持てたらカッコいいね!
どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!
先輩にタメ口をきくなどもってのほかである。
後輩はいちばんに部室へ行き、帰りは先輩の後に出るべし...なんて、キミの部活には独自のルールはあるかな?
なかには首をかしげたくなるような、おかしなルールもあるみたい。
先輩にどこまでOK?言葉遣い
小学校までは5年生が6年生にタメ口をきいてもなにも言われなかったのに、中学校に入ったら急に「先輩・後輩」という関係になって戸惑う...なんてこともよくある。
「マナーがなってない!」と言われがちなタメ口も、場合によっては互いの関係を近付けるのに威力を発揮することもあるんだ。
一概にルールに従うことがいいとは限らないのが難しいところだね。
タメ口のメリット
まず、タメ口は心の壁を崩しやすいといういいところがある。たとえばキミはこんな経験はないかな。
ちょっと距離を感じていた先輩にタメ口でからんでいく友達の様子を見ていると、二人の関係が近く感じられるなんていうこと。
敬語を使って話をしているときよりも先輩に意見を言いやすく感じられて意見交換が盛んになるかもしれない。
その繰り返しによってたがいの距離を縮めることができて、距離が近くなることで部活の練習をより濃密なものに変えていくかもしれない!
タメ口のデメリット
まずは上下関係、責任のありかがあいまいになりやすいということがある。
先輩には敬語を使うことが徹底されていると、部活の練習についても指示を出す側とそれに従う側という関係がわかりやすいよね。
反対にタメ口が普通になると、だれがリーダーで練習の責任を負うのかがあいまいになりやすいかもしれない。
そして、もうひとつは礼儀がなってないとみられる可能性だ。
ひょっとしたら、下級生からタメ口で話しかけられると「こいつなれなれしいな...」と感じる人がいるかもしれないということ。
ほかにも、なにも知らない他校の人から見たら「礼儀を知らない下級生だな」と目に映るかもしれない、といったことだ。
どこまでならOK?
でも先輩に対して敬う気持ちをきちんと持ったうえでのタメ口は、互いの関係を良いものにする可能性が高いし、コミュニケーションを濃いものに変える可能性があるといえるんじゃないかな。
レギュラーが偉いの?
そしてその傾向があまりに強いと学年の上下なんて関係なくなってしまう。
一方、レギュラーではなくマネージャーであっても、下級生からとにかく慕われるタイプだという場合もある。レギュラーになれるかどうかで上下関係を決めるというのも、ひとつの「変なルール」ともいえるのかもしれない。
変な部活ルールをぶっ壊せ!
「え、このルールはなんのため?なんかおかしくない?」と思ったら、ぶっ壊しちゃえ!
とはいえ、キミが最上級生ならばともかく、下級生でありながら、正面からルールを否定するのは勇気がいるしリスクが大き過ぎるよね。
そんなときは時間をかけて壊していくのが得策だ。下級生のときに「これっておかしい」と思った気持ち、それをきちんと覚えておくこと。そして、キミが上級生になったときに「このルールは必要ない」と変な伝承を断ち切るんだ!
アメリカの部活事情は?
じつはアメリカにも、中学や高校には運動部があることが多いようだ。
でも日本の部活とは違って、入部を希望した人は「トライアウト」というテストを受ける必要があって、全員がその部活に入ることはできないみたい。
しかも、人気の部活だと実力の高い順に1軍、2軍、3軍...と分けられることもあるから、たとえばうまい人の多い1軍に入ったら上級生の割合が高いから、日本のように「後輩がたくさんいて、1年生は雑用からスタート」というわけには必ずしもいかないんだって。
初心者でも、やってみたいスポーツに挑戦するチャンスのある日本と、基準次第では挑戦するチャンスももらえないアメリカと、どちらがいいとは一概にはいえないけれど、場所が変われば事情も変わる。
同じように、学校が違えば事情は違うし年度によっても変わるもの。
いい文化は引き継いで、おかしいなという文化は断ち切る勇気を持てたらカッコいいね!
部活の上下関係に興味を持ったキミにぴったりな仕事
部活内の人間関係について思い悩んでいる人の相談によくのる...そんなキミは「カウンセラー」の仕事が向いているかもしれない。
後輩に教えることが得意というキミにオススメなのは「ダンスインストラクター」だよ。
選手じゃなく、サポートする立場で動くのが楽しいという人もいるよね。そんなキミは「スポーツチームスタッフ」について調べてみよう。
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