『ホームステイは「英語が話せない」でもだいじょうぶ!』

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2021.08.05
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夏休みなどの長期休みに、海外にホームステイをしたことがある人、いつかはしたいと思っている人、どれくらいいるかな。
びっくりするかもしれないけど、小学生、中学生、高校生が英語圏での海外ホームステイに参加するのはもう珍しくないんだ。
ただ、ホームステイが一生の思い出になる人とそうでない人がいるみたい。
ホストファミリーと本当の家族のように仲良くなって、毎年行き来をするようになった人もいれば、ホームステイに行ったことで外国恐怖症のようになってしまった...なんていう話も聞かなくはない。
いったい、それはどこでわかれるのかな?



ホームステイを楽しめるヒケツは?


「ホームステイを楽しめる・楽しめない」を分ける原因を考えて、最初に思い浮かぶのは「英語力」じゃないかな。
英語がうまく話せなくて、ホストファミリーにとけ込めなかった...っていう状況は、楽しめなかった理由としてありそうだよね。
だって、友だちのうちであっても、他人の家に泊まるときはいろいろと気を使うよね。ホームステイは他人の家にお泊りをするうえに、コミュニケーションはカタコトの英語...言いたくても言えないストレスを考えたら、う~んちょっと大変そうだ。
ところが、実は中高生がホームステイを楽しめるかどうかのポイントは「英語ができる・できない」ではないんだ。
確かに英語が話せることにこしたことはないけれど、一番大切なのは「行動力と積極性」。
例えば、もし英語がうまく話せなかったとしても、ホストファミリーに話しかけてコミュニケーションを取ったり、積極的に家の手伝いをしたりということができると、良い経験、良い思い出とすることができるみたいなんだ。
なんとかコミュニケーションしようとする人は、身振り手振りのボディランゲージや、顔の生き生きした表情で自分が言いたいことを伝えようとする。
それは、案外ホストファミリーにも通じるんだ。
その気持ちが伝われば、ホストファミリーも積極的にコミュニケーションをとろうとしてくれて、会話も進むよね。
逆に英語がうまく話せても、自分から行動できなかったり、部屋に閉じこもってしまったり、という人は相手がどんなに良いファミリーでも素晴らしい経験にはなりにくいかも。



ホームステイで学ぶことは英語だけじゃない


ホームステイで学ぶことは英語だけじゃない。
外国での生活を通じて感じられるのは、日本にいては気付きにくい、たくさんの「違い」だ。
「あたりまえ」すぎて気にもしなかったことが、一歩日本の外、世界に出たらまったく「あたりまえ」じゃなかったことにたくさん気づくだろう。
日本とは違う生活様式、食生活、時間の使い方、家族・人間関係、自然、気候などを実際に体験することで、「違う」ということを自然に受け入れられる態度を学んでほしい。
だから、ホームステイに参加しようと決めたら、積極性とチャレンジする気持ちをもって行動してみてほしいんだ。
そしてもうひとつ。
ホームステイを考えている人は、参加の理由として「英語をマスターしたい」という理由が多いかもしれない。でも、「英語を話せるようになる」ことだけを勉強の目的にしていたらもったいないよ。
だって、英語はコミュニケーションの「道具」でしかないんだから!
英語を身に付けたあとで、どんなことがしたいのか?
何がしたいから、英語を身に付けたいのか?
外国の映画を字幕なしで見られるようになりたい、大好きなアニメを世界に紹介したい、世界的に有名な会社で働きたい、世界で活躍する人になってインタビューを受けたい、世界中の人を取材したい...きみが英語を勉強する理由は何だろう?
そんなことを考えながら、勉強してみてほしい。
きっと、英語を学ぶ意識や目的が変わる体験ができると思うよ!



「ホームステイを楽しめるヒケツ」に興味を持ったキミにぴったりな仕事 世界をまたにかけて、英語を駆使して働く仕事として「商社」で働くというのはどうかな?「商社」って、あまり聞いたことが無いかもしれないね。「何をしているんだろう?」と思ったらぜひ調べてみよう。
外交官」は国の代表として外国とやり取りをする、重要な仕事だよ。英語だけでなく、担当する業務によっては他の言語を学ぶ必要も出てくるから、語学学習が好きというきみはぜひ調べてみよう。
バイヤー」の仕事も、世界を飛び回るものが多いよ。世界中をフィールドにして売れそうなものを探すんだ。
どんな仕事かな?と思ったら「ミライ科」を見てみてね!(職業名をクリックしたら見られるよ!)


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2021.08.05

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