『魔が差す どんな気持ち? 』



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- お悩み解決
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- 2025.02.21
「すみません、魔が差しました」とだれかが謝る姿を、テレビなどで見たことがあるかな?
あまり使わないかもしれない「魔が差す」という言葉は、どんなときに使うものだろう?
目次
魔が差すってどういう意味?
「魔が差す」という言葉は、その字の通り心の中に悪魔が入ってきたかのように、ふと悪いことを思いついてしまう、悪いことをしてしまうということだ。
突然訪れる「悪い誘惑」
「〇〇しちゃったらいいんじゃない?」と、そんな悪魔のささやきのような「悪い誘惑」は、思ってもみないところで突然訪れるもの。
「魔」とは何者なのか?
その、悪い誘惑をささやくのはいったい何者なのか?
弱い心、なまけ心、ズルい心。
それとも本当の悪魔?
一瞬の気の迷いが招く結果
「通行NGの道だけど、近道しちゃえ」とふだんはやらないショートカットをしたら、まさかその日に限って先生が立っていて怒られた。
それくらいならまだかわいいもの。
「ちぇっ」で済ませられることでもあるよね。
でも、誘惑によっては自分が被害を受けるだけじゃなくて、まわりの人も巻き込んでしまう可能性があるんだ。
じつはポジティブな意味もある?
「魔が差す」という言葉、ネガティブなイメージが強いけど、じつは使い方次第でポジティブなニュアンスを持つこともあるんだ。
たとえば、ふだんはまじめな人が一度だけ悪さをしてしまったときに、「あいつ、ふだんはちゃんとしてるのに、魔が差したんだよ」と使えば、「いつもの彼じゃない」「たまたまの出来事」と捉えられ、相手をかばう優しい表現にもなるんだよね。
さらには、「魔が差して新しいことに挑戦してみたら、意外と楽しかった」というふうに、突発的な行動が良い結果につながることもある。
何かに挑戦するきっかけや、新しい世界が開ける瞬間を表す言葉としても使えるんだ。
魔が差す瞬間ってどんなとき?
さて、中学生で「魔が差す」ってどんなときが考えられるだろう?
いくつか挙げてみるから、自分がその状況に当てはまりそうになったら、ちょっと注意しておくといいかもしれないよ。
お金の誘惑に負けるとき
「魔が差す」という言葉と相性が良い(?)のがお金。
でも、お金が絡んだ悪い話は、自分だけじゃなく、まわりの人の人生を台無しにしてしまうリスクをはらんだものが多々ある。
要注意だよ。
言わなくていいことを言っちゃうとき
友達と話していて、最後にひとこと余計なことを言っちゃった。
それで相手を怒らせてしまって関係悪化......もう後悔しかないよね。
口を出てしまった言葉は回収できない!ということを心に命じておこう。
ついサボりたくなる瞬間
テスト期間なのに、スマホに伸びる手。
動画アプリを立ち上げちゃう指。
「魔が差しちゃって」と言い訳してみたところで、結果は点数や通知表という、目に見える形になってキミの元に届いてしまう、ということを忘れずに。
急に冒険したくなる衝動
「自転車で行けるところまで行っちゃおう!」「バサッと髪を切っちゃおう!」
そんな冒険ならかわいいもの。
だれかを傷つけない、身の危険のない冒険にしておくことをオススメするよ。
魔が差すを防ぐには?
できれば、魔が差して取り返しのつかないことをしでかす、なんていう事態を引き起こすのは避けたいよね。
心にちらっと黒いものがよぎったら、こんな防止策をとってみよう!
深呼吸で冷静になる
まずは大きく深呼吸。
頭を冷やして、冷静な呼吸で黒い影を追い出そう!
自分に問いかける「これでいいの?」
行動に移す前に「本当にこれでいいの?」と問いかけてみよう。
「あとで後悔しない?」「だれかを悲しませない?」と考えてみるんだ。
まわりに相談してみる
まわりに、自分の思い付きをつぶやいてみよう。
「え?何言ってるの!?」と止めてくれる人がいるかもしれない。
何でも相談ができて、止めてくれそうな友達をあらかじめ探しておくと、いざというときに安心だね。
気持ちを切り替える方法を見つける
魔が差すときというのは、心が荒れていることが多いもの。
ストレスが溜まっていたり、疲れでテンションが落ちてしまっていたりするときに、気持ちを切り替える方法を見つけておくと、自分を守ることにもつながるよ!
魔が差した後の対処法
そんな対策をとっていても、魔が差してしまうのが人間というものだ。
何かやってしまった後の対処法も考えておくよ。
まずは素直に反省しよう
やってしまったことは、後悔しても無かったことにはできない。
だから素直に反省しよう。
取り返せることはすぐ行動
やったことを消すことはできないけれど、マイナスをゼロに戻すくらいの方法ならあるかもしれない。
取り返せることを見つけて、すぐ行動に移して誠意を見せよう。
「次は気をつけよう」と切り替え
やれるだけのフォローをしたら、「次は気をつけよう」「二度とやらない」と気持ちを切り替えよう。
笑い話にできる日を目指す
やってしまったことが、自分の心にチクッと刺さったトゲのようになるかもしれない。
でも、いつか笑い話にできると信じて過ごしていこう。
さらにトゲを増やすことの無いように!
まとめ
自分の行動に「魔が差した」という言葉を使うことなどないように、ふだんから自分の気持ちと向き合っておこう。
疲れやストレス、悩みなどを吐き出せる相手を見つけておけるといいね。
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