『サンタ試験 公認サンタクロースは世界に何人? 』
- カテゴリー :
- お悩み解決
- 2024.12.09
クリスマスが近づいてくると毎年ドキドキワクワクしない?
だって、クリスマスといえばサンタクロースがやってくる日!
本当にサンタはいるのか?
なんて聞くのは野暮ってもの。
だって世界には公認サンタクロースがいるんだから!
目次
公認サンタクロースとは?
「え?公認ってどういうこと? だれが?」
そんな疑問を持つのはもっともだ。
ちょっとくわしく紹介しよう。
公認サンタクロースとは?
まず、だれが公認しているのかという疑問。
これは、デンマークに本部がある、グリーンランド国際サンタクロース協会だ。
グリーンランドに住むというサンタクロースが、年をとって世界中の子どもたちにプレゼントを配るのが辛くなってきたことから、助けるために設立されたんだって。
公認サンタクロースは世界で何人?
その国際サンタクロース協会に認められた公認サンタクロースは、世界に約120人!
狭き門をくぐり抜けた人たちだ。
公認サンタクロースの仕事って?
晴れて公認サンタクロースとして認められたら何をするのかも気になるよね。
仕事は「グリーンランドにいる、永遠の命を持つ長老サンタの手伝いをする」こと。
世界中にいる公認サンタクロースたちは、クリスマスを家族と一緒に過ごすことができない子どもたちにプレゼントを配ったりもしている。
クリスマス以外の季節には、クリスマスの文化を広める活動をするのも大切な仕事だ。
公認サンタクロースにはどうやってなるの?
世界中の子どもたちに夢を届けられる公認サンタクロース。
どうやったらなれるのか知りたいよね。
国際認定試験がある
公認サンタクロースになるためには、グリーンランド国際サンタクロース協会が主催する試験に合格する必要があるよ。
「え? テストでなれるの!?」と思ったキミ、ただのテストじゃないぞ!
受検の条件
まず、試験を受けるためにはクリアしなくてはならない条件があるんだ。
たとえば、サンタの衣装を身につけた状態で、男性なら体重が110キロ以上あること、結婚して子どもがいること、サンタクロースの経験があること、など。
試験を受けたい人が全員受験できるという訳ではない、狭き門!
試験内容
条件を満たした人だけが認定試験を受けられるよ。
試験では、まずサンタの格好をして家を出発し、デンマークへ行く。
そして衣装を身につけたまま、プレゼントが入った袋を担いで50m走り、はしごで煙突に上って家の中の暖炉から部屋に入り、そこに用意されているジンジャークッキーと牛乳の早食いをしてまたスタート地点まで戻る、というもの。
これを2分でクリアしなくてはならないというから、なかなか過酷な試験だ!
この試験を突破したら、面接や身だしなみチェックがある。
そして、最終試験はサンタの言葉で書かれた古文書を読むというもの。
しかも、サンタクロースの世界共通語「ホーホーホー」で感情豊かに読むんだって!
デンマーク語が必須
試験や面接はデンマーク語や英語で行われるから、語学力も必要なんだ。
公認サンタクロースにちょっとあこがれてきたキミ、がんばって勉強しないとね!
合格者は上位2名 わずか数名!
公認サンタクロースとして認められるのはごくわずか。
実技試験で落ちる人、面接で落ちる人なども多く、最終的に長老サンタに認められたのがたった一人、という年もあるくらい厳しい道のりなんだそうだ。
公認サンタクロースの給与
世界中で約120人しか合格者がいない、というサンタクロース試験。
その理由には給与も関係しているかもしれない!
報酬はゼロ
サンタクロースとしての仕事は、たくさんの重いプレゼントを持って子どもたちに配る、というやりがいがあるけれど大変な仕事。
でも報酬はゼロ!
つまりタダ働き。
交通費、宿泊費も出ない
全国、全世界の子どもたちにプレゼントを配るだけでなく、年に1回はデンマークで開催される会議に出席しなければならない。
でも、もちろん交通費や宿泊費も出ない!
アジア唯一の公認サンタクロースは?
そんな大変な仕事でも、やりがいを持って取り組んでいるのが、アジア唯一の公認サンタクロースであるパラダイス山元さん。
1998年に試験をクリアしてサンタクロースとして活動を続けているんだ。
なぜサンタクロースになるのか
どれだけ活動しても、自分のかせぎにはならないサンタクロースの仕事。
どうしてわざわざなる人がいるのかというと、やはりそれは子どもたちのうれしそうな笑顔を守るため。
だれかの笑顔につながる素敵な仕事、公認サンタクロースを応援していきたいね!
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