『苦手な友だちとの付き合いかた』
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- 2024.10.28
同じクラス、学年、部活、たくさんの人との付き合いがある中学校生活。
友だちのなかには「ちょっと苦手だな...」と感じてしまうような人がいるかもしれないよね。でも、苦手だと思っていても、付き合いをゼロにするのは難しいもの。
それなら、なるべくストレスを少なく付き合う方法を考えてみよう!
目次
友だちが苦手になった理由
そもそも、苦手だなと感じた理由は何だったのかな?
きっかけとなる出来事や、印象的なシーンがあったのかも?
他の人の悪口を言う
例えば、他の人の悪口を言うのを聞いてしまったとか。
しかも、表面上は仲良さそうなのに、いないところで悪口を言っていたりしたら、信用できないなと感じてしまうよね。
上から目線
せっかく話しかけても返ってくる言葉がいつも上から目線だ、という人も苦手だなぁと思うかも。
人によって態度が違う
クラスで目立つグループに対しては下手に出るのに、そうではない人に対しては上から目線、というように、人によって態度が違う人もなんだか信用ができない。
だらしがない
時間にだらしがない、服装がだらしがない、お金の貸し借りにだらしがない、などピシッとすべきところで気合を入れられないという人も、付き合っていくのがおっくうになってしまう。
途中から苦手になるパターンも
最初は仲が良かった人が、途中で苦手になってしまうというパターンもある。
そういう場合も、何かしらきっかけがあったはずなんだ。
マウントしてくるようになった
何かにつけて、自分の成績などを自慢してきたり、自分のほうが上だということをアピールしてきたり。
そう、マウントされるようになると、距離を置きたくなる。
裏切られた
内緒の話をバラされた、約束をしれっと破られた、など「裏切られた!」と感じるような行動をとられると、もう一度信じるのにはハードルが高くなってしまうよね。
環境が変わった
必ずしも、苦手になる原因は相手の行動だけではないよ。
クラス替えや部活のメンバーチェンジなど、環境が変わったことで二人の関係に変化が起きて、苦手だなという気持ちが出てきてしまうということもあるかもしれない。
好きなものをけなされた
自分が、好きで大切にしているものやことをけなされるというのはショックも大きいし、怒りもわいてくるもの。
そんな相手にはやっぱり苦手意識を持ってしまうよね。
どんな付き合いかたをする?
苦手だなと感じてしまった相手と、関係をゼロにすることができない状況なら、なんとかして付き合っていくしかない。
どんな付き合いかたをしたらいいんだろう?
誘われても言い訳していかない
できるだけ距離を置いたほうがトラブルもストレスも少ないはず。
誘われてもなんとか言い訳して、誘いにはのらないようにする方がいいかも。
たとえば、こんな言い訳はどうだろう?
1. 「家の手伝いしなきゃいけないんだ」
「ごめん、今日ちょっと家の手伝い頼まれてて行けないんだ。」
家族の用事を理由にするのは鉄板だよね。中学生なら、家の手伝いを断れないことが多いから、相手も「しょうがないか」って納得してくれることが多いよ。
2. 「宿題がめっちゃ溜まっててヤバい!」
「今週、宿題めっちゃ溜まってて、今日はそれやらないとやばいかも。」
宿題を理由にするのもかなり使える!特にテスト前とかなら「それな!」って共感してくれるかも。
3. 「家族と出かける予定があるんだ」
「ごめんね、今日は家族と出かけることになってて...。」
家族の予定って言われると、あんまり突っ込んでこないし、自然に断れるよね。ちょっと遠出とか、映画とか想像させるのもアリ!
4. 「体調が微妙で...今日は家にいるよ」
「なんか今日は体調よくなくて、家でゆっくりしたいんだ...。」
体調悪いっていうのも、無理せず断る良い方法だよね。
だれも無理に外に出てほしくないだろうし、自然に「お大事に!」って流れになることが多いよ。
5. 「他に予定が入っちゃってて...」
「その時間、他の予定があって行けないんだ!また今度誘って!」
先約を理由にするのも定番!あらかじめ別の予定があるって言えば、相手も「次の機会に...」って納得してくれるはず。
その人が来る集まりはいかない
別の友だちからの誘いでも、その苦手な人が来る集まりには参加しない、という徹底した態度を取るのも一つの方法だ。
断る勇気を持つ
どうにも苦手な相手なら「ごめん、行けない」などはっきりと断ることも、今後を考えたらアリだ。相手も「ああ、あまり誘ってほしくないのかも」と気づいてくれるかもしれない。
それでも付き合わないといけないなら
少し距離を置くことはできても、付き合いをゼロにすることができないのが学校や部活の関係の難しいところ。
そんな状況での付き合い方もアドバイスしちゃうよ!
相手を理解する
相手のとる態度の理由は何なのか、何を考えているのか、ちょっと想像して理解しようとしてみるのはどうだろう。
歩み寄ることで打ち解けられることもあるかも。
自分の感情を整理する
自分がどうして苦手だと感じるのか、その拒絶反応の裏側には「悲しい」「くやしい」「許せない」などいろいろな感情が潜んでいるかもしれない。
もやもやとした感情を、深く分析するのもおすすめだ。
それで相手が好きになるわけじゃないけど、なぜ苦手なのかが分かれば自分の気持ちをコントロールしやすくなるよ。
相手のポジティブな面を見つける
一度「苦手」と感じてしまうと、その気持ちをさらに裏付けるような面ばかりが目につくようになってしまいがち。
意識して、相手の良い面を探すようにしてみよう。
境界線を作る
相手に踏み込まれたら嫌なラインがどこなのか、自分で自分を守るための境界線を作ってみるのもいい。
これ以上は無理、というラインがわかるということは、どこまでなら受け入れられるかもわかるということ。
相手との付き合いが少し楽になるかもしれない。
まとめ
苦手な人との付き合い方を考えてきたけれど、世界にはたくさんの人が住んでいるわけで、全員と仲良くなるなんて無理な話。
苦手な人がいるのは仕方がないことだし、無理やり仲良くする必要もない。
今の付き合いは一生続くわけでもない、長い人生のなかの一瞬のことなんだ。
ストレスを感じているなら、できるだけ気持ちが軽くなるように、捉え方をいろいろ変えてみてね。
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