小学校生活のときはそれほど意識しなかった後輩の存在。
中学生になると、先輩後輩関係が生まれるもの。
自分は、先輩に対して礼儀正しく接するように心がけていたのに、いざ自分が先輩になったら、なんだかちょっとウザい後輩がいる！？

後輩のウザいトコ

後輩に対して「こいつちょっとウザいな」なんて感じるのは、どんな態度を取られたときだろう？

礼儀や態度、マナーが悪い

まず、先輩に対する礼儀正しさが無かったり、態度が失礼だったりするとき。
きちんとあいさつができない、大切なシーンでムダ話をする、といったマナーの悪さも気になるところ。

先輩をなめている

先輩に対して、尊敬するようすが見られない、「なめられている」と感じるような態度を取られたとき。

素直に指示・指摘に従わない

先輩に言われたことは「ハイッ！」と従うかと思いきや、まったく指示に従わないし、なにか指摘されても受け止めようとしないとき。

自発的に動かない

準備や片づけは、後輩が率先して動くものだと言われてきたのに、まったく自発的に動こうとしないとき。見ていてイライラ...。

自分の非を認めない

間違ったり、ミスをしたりするのはだれでもあること。
でも、それを認めようとしない態度をとられたとき。

先輩のウザいトコ

自分が先輩の立場になると忘れがちだけど、じつは後輩から先輩に対しても、ウザいと感じることはあるんだよね。

技術ないのに口だけ

たいしてうまくない、技術がないのに口だけは一丁前という先輩。
なんなら後輩である自分たちのほうがうまいのに......と一度思うと、なにか言われてもイライラして指示も指摘も聞けない。

後輩を見下す

なにかと後輩を見下してくる先輩もウザい。
経験値も上なんだから、技術も知識も後輩より上で当たり前。
それなのに、自分たちよりできないことを見下してくる。そんな先輩は尊敬できない。

陰口が好き

隠れて先生や友達の悪口を言う先輩も、あまり関わりたくないタイプだよね。
自分のことも、陰口をたたかれているのかな、と思うとあまり心を開く気になれない。

意見を聞かない

勇気を出して意見を言ってもまったく聞こうとしない先輩も困ったもの。
後輩は黙ってついてこればいい、なんて思ってる！？

悪い雰囲気を突破するには

先輩、後輩どうしの仲が悪いと雰囲気はどうしても悪くなるよね。後輩がウザい場合、なんとか雰囲気を突破して、少しでも楽しい空気が流れるようにするためにはどうしたらいいかな？

協力するメリットを論理的に伝える

まず後輩へは、協力することでどんなメリットがあるのかを論理的に伝えてみよう。
「協力すべきだから協力する」じゃなくて、協力することで、部活の目標を達成するためにどんなメリットがあるのか、きちんと納得してもらうんだ。

冷静に問題点となっている事柄を伝える

今の後輩の態度によって、どんな問題点があるのかを伝えるのもいいよね。
後輩は、自分の態度がどれくらい大きな問題になっているのかなんて、考えてもみていないはず。

後輩なりの事情を聞く

ひょっとしたら、ちょっとウザいその態度には後輩なりの事情があるのかもしれない。
だから、最初からコントロールしようと思わず、事情を聞く姿勢も見せてみよう。

後輩に尊敬されるように自分を変える

後輩からウザいと思われていたら......もうそこは、先輩である自分も変えていかないといけないかもしれないね。目指せ、尊敬される先輩！

ウザい後輩をかわいい後輩に変えるコミュニケーション

ウザい後輩も、コミュニケーションの取り方を変えることで、かわいい後輩に変身させることができるかもしれない！
ぜひ取り入れて、雰囲気を改善させていこう！

後輩を肯定するコミュニケーション

まず、何かを指示したり注意したりするときに、否定的な言葉を使わず、肯定的な表現で伝えることだよ。
たとえば「間違えるなよ！」と伝えるのではなくて「よく見てていねいにね」と伝えたり、「気が抜けてる！」ではなく「試合に集中して！」と伝えたりすること。

後輩に期待を伝えるコミュニケーション

まちがいやミスをしてしまった後輩に対してかける言葉も、期待していることが伝わるような表現に変えてみよう。「また失敗！？」ではなく「次はできるよ！」といった言い換えだよ。

積極性を持たせる質問コミュニケーション

さらに、「早くやって！」等、上から目線で指示や命令をするのではなくて、「いつならやれる？」と自分で考えさせるコミュニケーションを心がけてみよう。

まとめ

ちょっとウザいなと思った後輩でも、ウザいけどかわいいと思えるようになったら、悪い雰囲気も気づいたら消えていくはず。
コミュニケーションの取りかたを工夫して、人との関係を築く練習だと思って試してみてね！

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