『気が利かない人 気が利く人 』
目次
うっかり落とした文房具をサッと拾ってくれるとか、お弁当の日にはしを忘れたら予備の割りばしをくれるとか。
世のなかにはとにかく気が利く人っているものだよね。
いっしょにいる人まで満たされた気持ちにしてくれる、そんな気が利く人になりたい!
気が利かない人に起こること
反対に「この人、まったく気が利かないな......」そう思わせる人もいるよね。
もしも自分が「気が利かない」と思われていたらどうしよう!?どんなことが起こるのかな?
誘ってもらえなくなる
まず、お出かけや遊びの誘いに誘ってもらえなくなる可能性がある。
気が利かない人がいると、ちょっと空気が乱れるんだよね、なんて思われたりして。
モテない
モテるのはやっぱり気が利く人のほうだ。
残念ながら、モテないという未来が待っているかもしれない。
誤解されることが多くなる
気が利かない人は、自分ではそのつもりが無いのがまた罪深いところ。
悪気はないけれど、相手によってはムッとされることも。
ストレスの増加
付き合う相手にはストレスを感じさせてしまう可能性がある。
知らないあいだに、自分がだれかのストレスの元になっているなんて恐ろしい!
気が利かない人の特徴
「気が利かない人になるのはまずいな」そう思った人は「気が利かない人の特徴」が自分の行動に当てはまることが無いか、考えながら読んでみて!
言われたことしかしない
たとえば、夕食の準備を手伝ってと言われて「はしを出して」と言われたらそれしかやらない。コップや取り皿、他にも必要なものがなにか、考えたら思い浮かぶはず!?
机の上が整とんされていない
自分の机の上を見てみよう。整とんされている?されていない?「どうしたら使いやすいかな?」と考えて、自分にとってベストな環境をつくるのは、自分に対しての気づかいだ。
他人の手助けはしない
困っている人がいても、とくに助けようという思考回路ははたらかず「自分でなにとかするでしょ」と思っている。う~ん、冷たい。
空気を読まない
まわりがなにをしているか、どんなことを考えているのか考えてみることはない。
空気を読んで行動する、という選択肢がそもそもないのが、気が利かない人の特徴だ。
気が利く人の特徴
では、気が利く人の特徴も見てみよう。どんな違いがあるかな?
人の話を注意深く聞く
つねにまわりの人がなにを考えていてどんなことを求めているのか、敏感に察知するのが気が利く人。
きちんとキャッチするために、人の話を注意深く聞いている。
常にまわりを見ている 声をかける
まわりに困っている人がいないか、常にまわりを見ていて、困った人がいればすぐに声をかける。そして、そんなときに声をかけてくれるから、みんなの評価も上がっていく。
気持ちに余裕があり、人に優しい
人のために行動ができるくらい、気持ちに余裕があるのも、大きな特徴のひとつだ。人に優しくできるのは、自分に余裕があるから。
まわりの人を手伝う
自然とまわりの人を手伝うことができるよ。
とくにまわりの目を意識することもなく、すぐに動くことができるのも気が利く人の才能だ。
場の緊張をほぐす 安心させる
たとえば、クラスの輪に入れていない人がいたら、その場の緊張をほぐそうと努力するのが、気が利く人の特徴だ。
気の利いた一言をポンと言って、みんなを安心させるという高度なテクニックを発揮できると、気が利く人としてみんなから認定されちゃうかも。
気が利く人になるには
キミは、気が利く人と利かない人、どっちを目指す?その二択ならもちろん気が利く人を目指す!そんなキミが努力すべきことはこれだよ!
明るくあいさつする
まずあいさつは明るくはっきりと!
相手もいい気分、自分もいい気分になれるよ。
場の緊張をほぐす、安心させる第一歩ともいえるかも。
されてうれしかったことを覚えておいて実践(じっせん)する
キミがだれかにしてもらってうれしかった、そんなできごとがあったら、それを覚えておいてまわりの人にお返ししてみよう。
手伝えることはないか探す
まわりの友達、先生、おうちの人など、自分の身の回りの人を手伝えることがないか、こっそりようすを観察してみよう。ひとつやふたつ、きっとすぐに見つかるはず!
先回りして考える
「このあと、なにが起きる?そしてあの人はなにをするのかな?」という視点で観察してみるのもおすすめだよ。
その場の展開や人の行動を先回りして想像してみると、必要となる手伝いや、自分にできることが見つけられるかもしれない。
気持ちや時間に余裕を持つ
だれかに対して気が利いた行動をするためには、自分の気持ちや時間に余裕があることも重要だよ。
余裕をもって生活できるように、身の回りを整えるところからスタートするのもいいかもしれないね。
まとめ
気が利く人になりたい! そう思ったキミは、すでにけっこう気が利く人なんじゃないかなと思うんだ。
あとは、参考にしたい人の行動をまねてみながら、少しずつ努力して行動を変えてみてね!