『修学旅行でケンカした そのあとどうする? 』
目次
ずっと楽しみにしていた修学旅行。
みんなテンション高く出発して盛り上がっていたものの、ちょっとしたことでケンカ勃発! まだまだ続く修学旅行、この先どうなる!?
班行動が中心の修学旅行 ケンカは気まずいよ
修学旅行は、行くときと帰るとき以外、ほとんどの時間が班行動になることが多い。
少人数での行動なのに、ケンカは気まずいよね。
ケンカに巻き込まれた同じ班のメンバーは逃げ場がなく、気まずい空気をどうしたらいいのやら......。
修学旅行中の友達同士のケンカ
班行動では、事前に下調べをして行く場所を決めたり、時間配分を考えたりしている。
それを「ちょっとぐらいいいじゃん」と乱そうとする人と、「いいや、ルール違反はダメでしょう」と絶対に守ろうとする人、そこでケンカが発生するなんていうのがありがちなシーンだ。
気まずい時間が耐えられない
ケンカのあとに班のなかで流れる気まずい時間。
ケンカした人同士は話なんてしないし、間にはさまれたメンバーも二人を仲直りさせようとがんばるものの、そうは簡単にいかなくて、微妙な空気がただよう......辛い!
ケンカの原因は?
そもそも、楽しいはずの修学旅行ではどんな原因でケンカが起こるのかな?
ささいな口ゲンカ
始まりはささいな口ゲンカ、という場合がほとんど。ちょっとしたイライラを口に出してしまったところからスタートするのがケンカということが多いかもしれない。
しっかりやりたい派 楽しみたい派
ケンカになりやすいのは、計画通りにしっかりやりたい派と、適度にゆるさをもって楽しみたい派だ。
おたがいの意見は正反対。
だから妥協点を見つけるのも難しいんだよね。
睡眠不足だし疲れてるし
ケンカの原因として、大きく影響するのは睡眠不足とたまってきた疲れ。
眠い、疲れた、お腹がすいた......そんなふうに自分に余裕がないときには、まわりに優しくできないのが人というものなんだ。
ホテルや旅館での共同生活のストレス
疲れの原因にもなるのが、ホテルや旅館で「ずっとみんなと一緒」というストレス。
とくに、ひとりの時間が大切というタイプの人は、ストレスが疲れとしてたまってきやすい。
明日もいっしょに行動する ケンカのあとどうする?
さて、班のメンバーとは明日も一緒に行動しなくちゃならない。
起きてしまったケンカのあとはどうすればいい?
仲直り一択でしょ
選択肢はただ一つ、仲直りだ。
これはもう、気まずさにそれ以上耐えられない、班のメンバーみんなの願いでもあるはず。
おたがい冷静に話し合う
ケンカをしたふたりは、冷静になって話し合ってみることが必要だよね。
ケンカ直後は頭に血が上ってしまって話し合いにならなくても、一息入れれば少しは冷静になれるはず。
相手の気持ちを理解しよう
少し落ち着いてきたら、相手の主張の理由はなんなのか、相手の立場に立って考えてみることが大切だ。
正反対の意見だったとしても、相手の主張を理解しようとする姿勢がなにより大切だ。
ムキにならず、必要な謝罪はする
「絶対に謝らない!」そんなことを言うのは小学生まで。
班活動をスムーズに続けるためにも、必要な謝罪はきちんとしよう。
ケンカになりそうなとき心がけること
ケンカって、始まる前に必ず不穏な空気が流れるよね。
「あれ、なんか口調がとげとげしてるな」とか「あいつ、さっきからまったく笑ってないな」とか、気にしているとわかるはずだ。
ケンカが勃発(ぼっぱつ)する前に、その火種は消せるなら消しておこう!
冷静に、笑顔で対応
まずは、ピリピリしている人には冷静に、笑顔で対応すること。
決して相手のピリピリに飲まれて、イライラしないこと。
軽いジョークで場をなごます
ケンカにつながりそうな空気が漂い始めてきたら、ちょっとしたジョークで場をなごませたら最高だよね。
同じようにハラハラドキドキしているほかのメンバーには、感謝されることまちがいなし。
共通の目標を思い出す
ちょっと空気がゆるんだら、修学旅行の目標を思い出してみることを提案してみよう。
みんなでなにを目指してここまで準備してきたのか、落ち着いて考えてみるんだ。
その話題はいったん横に
ケンカの火種になりそうな話題は、いったん横に置いておくのもいい。
おたがいが冷静になって、落ち着いて話ができそうなタイミングになったら、改めて考えてみることを提案してみよう。
まとめ
修学旅行を楽しい思い出にするために、ケンカは無いほうがもちろんいいけれど、うまく解決できれば、あとから思い出して「そんなこともあったね」と笑い話にできるもの。笑って思い出すためにも、平和に解決できる道を探ることが大切だよ!