『枕投げのルール 修学旅行のお約束?』
修学旅行の夜といえば、お約束の枕投げ!......という話は聞いたことがあっても、実際に枕投げをしたことがある、という人は案外少ないかも? 一度やったら盛り上がること間違いなしの枕投げ。じつはそれをスポーツとして楽しむために、ルールが決められているって知っていた?
目次
枕投げはスポーツだ? 枕投げのルール
枕投げと聞いて思い浮かべるのは、旅行先の旅館でひたすら枕を投げ合うというもの。
でも、スポーツとして楽しむためには、勝敗を決めるためのルールを設定する必要があるんだよね。現在決められているルールを紹介するよ!
チーム編成 ポジション
1チーム8人で、2チーム対戦。「大将」1人、攻撃をする「アタッカー」3人、防御役の「リベロ」が1人、サポート役3人だよ。
競技エリア
各チームの競技エリアは4.5m×7.2m。
どうして半端な大きさなのかというと、部屋の広さを表す20畳を表す広さだから。
相手チームの競技エリアとの間には2mの間隔がとられるよ。
試合時間
試合は、1セット2分×3セットで、2セット先取したほうが勝ちだよ。
ユニフォーム
ユニフォームはもちろん浴衣! 旅館で用意されているような、あの浴衣だよ。
勝ち負けの決め方
枕投げでどうやって勝ち負けを決めるのかな?枕投げをするのはホテルや旅館の夜。
それにちなんだ細かいルールにウィットがきいている!
相手の枕は避けることだけが生き残る手段
枕は、ドッジボールのようにキャッチしてもダメ。
とにかく避けることでしか生き残ることはできないよ。
ただし、ワンバウンドして当たった場合はセーフ。
相手の枕が当たったらエリア外の布団で「就寝」
もしも枕が当たったら、エリアの外にある布団で「就寝」しなきゃならない。
リベロのみ布団を使って相手の枕を防げる
チームのなかで、ただ1人だけ枕を防ぐことができるのがリベロ。
リベロは両手で掛け布団を持った状態で試合に参加して、相手側から飛んでくる枕をリベロエリアで止める!
大将に当てられたらそのセットは負け
各チームの大将が枕を当てられたら、そのセットは負け。
大将になったら必死に逃げながら、枕を投げるしかない!
「先生が来たぞー」コールができる
サポートの人は、1試合につき1回だけ「先生が来たぞー」のコールができるよ。
このコールをしたら、相手チームのスペースにあるまくらを回収することができるんだ。
じつは先生は寝ずの番をしている
実際の修学旅行で、先生に見つからないように枕投げをするのって可能なのかな?
じつはこれは結構ハードルが高い。なぜなら、先生たちはなにかトラブルが起きたときに備えて、交代で寝ずの番をしているから。
今晩徹夜しようぜの約束は破られる
先生が寝ずの番をしているから、やっぱり難しいのが徹夜。
「ずっと寝ないで起きてよう」と言ったものの、見回りの先生がくるたびに寝たふりをしていたら、いつのまにか寝てしまった......というのがよくあるオチ。
好きな子告白合戦になる
「ねえねえ、だれが好き?」と、おたがいの好きな子告白合戦になるのはあるあるだ。
みんなで泊まっている、という特別感が気持ちを盛り上げて、今まで内緒にしてきた好きな子を暴露してしまう!
ものすごい寝言を言う奴がいる
ふだんとは違うシチュエーションに興奮してか、ものすごい寝言を言ってしまうという人もたまにいる。
翌朝、自分は覚えていないのに、偶然聞いてしまった友達に暴されて恥ずかしい! となることも。
早く寝てしまうと額にマジックで肉と書かれてしまう
模範生徒のように、早く寝てしまった。翌朝、起きてみたらみんながニヤニヤ......嫌な予感がしながら顔を洗いに行ったら、額に肉の文字!消えないし、1日どうしたらいいんだ......そんな出来事もいい思い出になるかな!?
修学旅行でしっかり睡眠を取るコツ
楽しい夜が続くけれど、移動も多くて疲れもたまるのが修学旅行。
できるだけしっかり睡眠は取りたいところだよね。大人数で過ごす部屋でもぐっすり眠るコツを知っておくと役に立つかも?
耳栓を使う
だれかがこそこそ話していると、なんとなく気になってしまう......そんなときに効果を発揮するのが耳栓。静かに眠りたい人にとっての必須アイテムだ。
なるべく端っこに陣取る
まんなかだと、どうしても左右からの物音が気になってしまう。
早く寝たいという場合は端っこを陣取ろう!
入眠習慣を見つけておく
本を読みながら寝落ちする、布団に入って深呼吸をする、などの入眠習慣を見つけておくのもいいよ。「これをやれば眠れる」という方法がわかっていると、いつもと違う環境でも眠りにつきやすいはず。
まとめ
いつもと違う環境の修学旅行。
友達と過ごす宿の夜には、修学旅行らしさを思う存分に味わって、楽しい思い出をたくさん作ってね!
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枕投げのルールに興味を持ったキミにぴったりな仕事
修学旅行の行動計画を立てることにやりがいを感じたキミは「ツアープランナー」の仕事を調べてみてはどうかな。やってくる人をもてなすことに興味があるなら「テーマパークスタッフ」や「ホテルマン・ホテルウーマン」が向いているかもしれないよ。
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