『部活サボる人 サボらない人』
「ねえ、今日部活行く? 」「う~ん、サボろっかな~」なんて会話、キミのまわりでくり広げられることはある?
部活をサボるなんてとんでもない、休むという選択肢はない!という部もあれば、判断は個人にまかされているという部もあるよね。
個人にまかされている場合でも、休むという選択肢は浮かばない、という真剣に取り組んでいるタイプにしてみれば、どうしてサボるのかがわからない......!?
目次
部活をサボる人の特徴
サボらない人には理解しづらい、部活をサボる人はどんなことを考えているんだろう。
その理由にはいくつか特徴があるかも。
部内の人間関係がわずらわしい
部活に行くのがちょっと面倒になるとき、それは部員どうしの人間関係が絡んでいることがある。人間関係がわずらわしく感じると、とたんに行く気が無くなってしまうのかも。
レギュラーになれそうもない
これ以上、練習に参加しても、自分はレギュラーにはなれそうにない、それに気づいてしまったとき、そこからやる気をふるい立たせて、キープし続けるのはなかなか難しい。
毎日あってめんどくさい
練習が平日週5日、つまり毎日になるとただ単にめんどくさいのが理由ということもある。
ほかにもやりたいことがあるのに時間がもったいない!そういう気持ちがふつふつと......。
部活をサボらない人の特徴
反対に、同じような状態でも部活をサボらずに参加できる人もいるよね。
そういう人の考え方にはどんな特徴があるんだろう?
部活のなかで目標がある
サボらず出席できる人は、ただやみくもに部活に参加しているわけじゃなくて、部活を通してやりとげたい、達成したい目標がある。
長期的な視点で見ている
今日の練習に行くかどうか、というよりも最終的に達成したい目標があるから、それを目指して行動できている。
挫折しても乗り越えるポジティブさがある
自分はレギュラーにはなれないとわかっても、たとえばマネージャーとして活躍する、次の試合ではレギュラーを目指す、などなにかしらの方法で挫折(ざせつ)を乗り越えようとする、ポジティブな考えかたができる。
楽しみを見つけている
部活に行くことで「会いたい人に会える」「みんなとゲームの話ができる」など、楽しみを見つけてられているから、モチベーションを維持できる、というタイプも。
サボる人が出ない部活にするには
もし、キミが部長などみんなを率いる立場だったら、サボる人が出ない部活を作りたいと思うよね。
その対策も考えておこう!
目標設定を明確に
サボらず参加する人の特徴として「目標を持っているから」というものがあったよね。
だから、部活のメンバー全体で共有できる目標を立ててみてはどうかな。
目標は、数年後をゴールとした大きなものと、それを達成するための小さなものを立てておくといいよ。
週次や月次の目標や振り返り
みんなで共有できる目標を立てることができたら、立てて終わりではなくどれくらい達成できているのか振り返りをしよう。
振り返り内容に応じて、目標は細かく設定し直すのがおすすめだよ。
コミュニケーションを活発にする
仲間の存在は、やっぱり参加するモチベーションになるよ。
メンバー同士のコミュニケーションを活発にすることで、部活から少し足が遠のいている人も参加したくなるかもしれない。
メンバーの声を反映する
部長の独断ですべてが決まるような、独裁的な部活だとどうしても反発する人が出てきてしまう。
なにかを決めたり物事を進めたりするときは、積極的にメンバーの声を聞いて反映するようにしよう。
楽しい部活を提供する
サボる人にも来てもらうために、部活を強制するようなルールを作ったり、来ない人を追い出すような空気を作ったりするのはやってはいけない。
なにより楽しさを優先!
楽しい部活にする方法
なるべくたくさんの部員が参加するのが楽しみになるような、楽しい部活にするにはどんな方法があるか、考えてみよう。
練習にゲーム要素を取り込む
辛いだけの練習よりも、楽しい練習のかたが気持ちも楽になるし盛り上がる。
和気あいあいとしたふんいきで、どんなに辛い練習でも仲間がいれば笑って耐えられる!
練習方法を部員が自由に考えてみる
なにを練習するか、どんな練習が必要なのか、自主的に考えることも楽しさアップの秘訣(ひけつ)だよ。人は、だれかから言われて受け身の姿勢でやるよりも、自分からやったほうが楽しいし達成感も感じられる。
メンバー同士が仲良くなるイベント
メンバー同士の距離を縮められるような、仲良くなれるイベントを企画してみるのもいいね。
部活の時間を使ってレクレーションタイムを設けてみるのもいいし、合宿のようにがっつり向き合う時間を設定してみるのもいい。
まとめ
部活にどういうスタンスで参加するのは個人の自由。
でも、サボらずに積極的に参加することで得られるものはきっとあるはず。
サボる人にとって参加のハードルになっていることを、解決できてサボらないタイプに変えられるなら、それは挑戦してみる価値があるかもしれないね!