ニガテを前向きに克服する方法は?受験でも役立つ先輩の勉強法
中1|12月号あいん先輩 2024年度入試で合格
トクイ教科:数学 ニガテ教科:社会
部活:吹奏楽部
志望校合格までの壁:秋まで部活が続く中で、どうやって勉強時間をつくるのか。そしてニガテな社会を克服できるのか…。
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内申点対策
ニガテから逃げずに、工夫して立ち向かった
中1の頃から社会がニガテでした。特に歴史がニガテで、自分になじみがない昔の言葉を全然覚えられず…。このままではまずいと思って、中1の冬は社会の復習に力を入れました。
英単語や用語を暗記するとき、見て覚えるのがトクイだったので、社会も同じように、教科書を読んで用語を暗記。授業のノートも一緒に開いておいて、先生の話を思い出しながら、教科書の重要そうな箇所に線を引いていました。
ニガテな教科の勉強はストレスもたまります。私は25分勉強したら5分休憩と、こまめに休憩を取りながら勉強していました。休憩中はお菓子もOK。ごほうびや休憩をはさむと勉強しやすくなるので、なかなかやる気が出ない人はマネしてみてください。
授業は勉強の基本!
無駄にしないで有効活用
中1の頃から心がけていたことですが、とにかく集中して授業を受けるようにしていました。どうせ受けるなら適当ではなく、ちゃんと聞いたほうが身になると思ったからです。
特に板書や先生の話は、なるべく丁寧にノートに写すようにしていました。先生が「重要だよ」と言ったことはもちろんですが、何でもメモしておいたおかげで、あとで見返したときに授業内容を思い出しやすかったです。
志望校選び
母の母校を、自分もめざす
鶴丸高校は母の母校で、小さな頃からよく話を聞いていました。高校のことを話す母はとても楽しそうで、当時の思い出をたくさん聞かせてくれました。母は「鶴丸高校は生徒が中心の学校で、勉強だけじゃなく、行事も部活も満喫できる高校」とも話してくれました。
県内有数の進学校であることにも惹かれましたが、母がこれだけ話すならきっといい高校なんだろうと感じたのが決め手ですね。
受験勉強
部活を満喫しつつ、勉強の手も抜かない
所属していた吹奏学部は、3年生も10月まで活動し続けます。吹奏楽が大好きで、部長でもあった私は、絶対最後まで練習し切るぞと熱意に燃えていました。
部活と受験勉強を両立させるうえで意識したのが、気持ちのコントロールです。例えば、疲れていても、やる気がなくても、帰ったらまず勉強机に向かう。スムーズに勉強へと頭を切り替えられるように、得意な教科や簡単な勉強から始める。中1の頃の勉強と同じように、ごほうびとしてお菓子を用意しておく。こうした数々の工夫で、家では勉強、学校では部活と、うまく両方のモチベーションを維持させました。
ニガテな社会は
〈入試によく出る基礎〉で対策
勉強の内容面で優先したのは、まだニガテだった社会の対策です。社会の勉強は、「ゼミ」の〈入試によく出る基礎〉を中心に行いました。
問題を解いて、わからない語句があったら〈よく出る基礎〉で確認し、調べたことに線を引く。学校の授業で大切なことを聞いたら、また〈よく出る基礎〉に書き込む。こうして常に持ち歩いて、何かあったら〈よく出る基礎〉に書き込んでいくうちに、「この1冊さえ見れば大丈夫」だと思える、私にとって最高の参考書ができあがりました。
入試本番
応援してもらえているうれしさを武器に
私は周りに恵まれて、たくさんの人に受験を応援してもらえました。受験が終わっている友達からは、お守りと手紙をもらえましたし、家族もお守りをくれました。本番は緊張していたのですが、お守りや手紙を見るたびに、なんだかうれしい気持ちになって、「がんばろう」と思えました。
合格の秘訣
最後の最後まで、走り抜けたこと
正直、受験後の手ごたえは半々でした。でも、直前期は勉強しない日がないくらいにはがんばりました。この追い込みが、最後の最後で合格につながったのかなと思います。
受験勉強がすべて終わって、問題集やプリントを片付けていたのですが、積み上げたら2m以上の高さになりました(笑)。
(お母様から)なるべく前向きな言葉をかけました
勉強に対してあまり口出しはしなかったのですが、「やってやれないことはない」とは、日頃から言っていましたね。部活もあるなかで、前向きに勉強に取り組んでくれてよかったです。
鶴丸高校の話はたしかによくしていました。娘の性格に合っていて、勉強以外にも、たくさんの刺激をもらえる高校だと思います。いいところに入ったなと、私自身もうれしく感じています。
※体験談は2024年度の入試情報です。
「進研ゼミ」で志望校合格へ!
中1の12月号おすすめ活用法
やる気ダウンに効く 楽しく学べる工夫
まったく勉強しないと、取り戻すのがたいへん
定期テストなどに向けて集中して勉強したあとは少し息抜きも必要ですが、「勉強は冬休みから」と先延ばしにするのはよくありません。一度離れると取り戻すのがたいへん。短い時間でもよいので、継続的に勉強することが大切です。
集中力が切れたと感じたときは、こまめに休憩をはさんだり、好きな飲み物で気分を変えたりするのもよいでしょう。
「ごほうび」を効果的に使う
「進研ゼミ」では、やる気が下がりがちな時期でも、勉強に向かうはじめの一歩を後押しする楽しいしかけ満載。
ハイブリッドスタイルの方は、デジタル〈チャレンジ〉などレッスンに取り組むと
・1回ゲームをプレイできる
・ラーニングポイントが2倍になる
・イルミネーションを灯す演出イベントに参加できる
など、学習に取り組む気持ちを盛り上げます。
一度始めると、意外と波に乗って、長い時間集中できるものです。はじめは「ごほうび」の力も借りながら、学習を続けましょう。
「進研ゼミ」の先輩も、賢く「ごほうび」を使いながら勉強を続けていました。やる気を出すヒント探しに、ぜひご覧ください。