テストのやりっぱなしはもう終わり!次のテストをラクにする、先輩直伝復習法
中1|11月号Risa先輩 2024年度入試で合格
トクイ教科:英語 ニガテ教科:数学
部活:コーラス部
志望校合格までの壁:コツコツ勉強し続けたものの、数学のニガテ意識はなかなか改善されず…。中3の夏に、本気で向き合うことにした。
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内申点対策
苦手教科を中心に、テスト後にしっかり復習
私は中1の頃からテスト対策にはとても力を入れていて、テストが終わったあとの復習も、欠かさず行っていました。特にがんばっていたのが、苦手だった数学の復習です。
まず、テスト後の授業で配られる模範解答と、自分の解答用紙を見比べて、「ここの途中式が間違っていたんだな」といったように、解答を間違えた理由を考えます。それから、少し時間を置いて、もう一度問題を解いていました。
テストは受けて終わり、だともったいないです。わからないことをなくしておけば、次の単元の勉強やテスト勉強がラクになるし、回り回って受験勉強もラクになります。少しでもいいので、復習にチャレンジしましょう!
テスト勉強は、徹底的に問題を解く!
肝心のテスト対策は、テスト期間の少し前から学校のワークに手をつけて、テスト期間になったらワークの終わっていないところや、「定期テストモード」の「計画表」の問題に取り組んでいました。
ポイントは、ワークや「定期テストモード」の「計画表」の問題を2回解くことです。テスト期間より少し前からコツコツとワークに取り組んでおけば、テスト期間に時間の余裕ができるはず。それから、テストのたびにしっかり復習しておくのも、2周めに取り組む時間をつくるうえで大切です。
志望校選び
大学進学まで見据えて、高校を決めた
私は中学生の頃から、進学したい大学が決まっていました。東京都の難関大学で、図書館について学びたいと思っていたんです。憧れの大学に入るには、高校も、勉強環境が充実しているところでないと。そう考えて、高校選びに臨んでいました。
加納高校に決めたきっかけは、見学会です。職員室の前に机が並んでいて、いつでも先生に質問しやすい様子に、この高校なら勉強や進路に本気で向き合えそうだと感じました。
受験勉強
少しずつ少しずつ、ニガテ教科に立ち向かう
実は数学は、中3の夏の時点でまだニガテ意識が残っていました。このニガテ意識がネックで、志望校も迷っていたので、早めに克服することが何よりの課題でした。
私はとにかく問題を解いて、力をつけていく作戦を取りました。最初に取り組んだのは、教科書の問題。例題をはじめ、教科書に載っている問題は片っ端から解きました。次に取り組んだのは、〈合格への過去問セレクト5〉です。難しい問題も多かったですが、学校の先生に質問したり、解説を読んだりしつつ、解ける問題を順番に解いていきました。
もう一つ、私には作戦がありました。それは、5分でもいいから、毎日必ず数学の勉強をすることです。ニガテ教科の勉強は、正直なかなか気が進みません。でも、毎日何かしら勉強していくと、次第に勉強するのが日常になっていきます。最終的に、1日に何時間も、がっつり勉強できるようになって、ニガテ意識も和らいでいました。
どんな問題が出題されるか、頭に焼きつける
冬休みに入って、いよいよ過去問演習を始めることに。私はただ問題を解くだけではなく、出題傾向をしっかり把握しようと心がけました。
実際に使ったのは、〈最新入試過去問徹底解説〉や〈合格への過去問セレクト5〉です。ざっとすべての問題を解いたら、〈受験レッスン〉や〈合格への予想問題100〉から似た問題を選んで解き、「こういう問題が解けないとダメなんだ」と頭に焼きつけたうえで、残りの勉強に向かっていました。
入試本番
「やるしかない」覚悟が、実力を発揮できた要因
入試本番は、実はあまり緊張しませんでした。ここまできたら、もうやるしかないと覚悟が決まっていたからだと思います。いざ問題に向かったときは、分析した傾向と少し違う問題が多くて驚きましたが、過去問演習でしっかり実力はついていたようで、どの教科も最後まで解答を終えられました。
合格の秘訣
目標を決めて、コツコツがんばり続けたこと
一番は、中1からコツコツ勉強していたことです。特に定期テスト対策は大事でした。私はもともと勉強がそこまで苦ではないタイプだったのですが、「どうせやるならいい点を取りたいな」と前向きに勉強したことが、積み重ねになって受験勉強にいい影響を与えたんだと思います。
それから、行きたい大学が決まっていたことも大きかったと思います。「この大学に行くなら、ちゃんと勉強しないと」と目標が決まっていたから、ニガテな数学の勉強にもしっかり向き合えました。勉強のやる気が上がらないなら、「このためにがんばろう」と思う目標を探してみてください。
(お母様から)気持ちを吐き出させて、受け止める
中学生活全般を通して、頭ごなしに「勉強しなさい」と言ったことはありませんでした。どちらかというと、「がんばりすぎなくていい」と伝えていましたね。
というのも、これも娘によく言っていたことですが、高校受験が人生の絶対のゴールではないからです。大学受験もそうですが、あくまで通過点ですから、そこでがんばりすぎて燃え尽きたら本末転倒です。本人は休憩がてら、好きな本をよく読んでいたようですが、そうした時間も尊重していました。がんばることは大切ですが、適度でいい。そうした見守り方が、我が家のスタイルです。
※体験談は2024年度の入試情報です。
「進研ゼミ」で志望校合格へ!
中1の11月号おすすめ活用法
点数を見るだけ… は卒業 テスト振り返り
振り返りによって、次回の点数が伸びる
テスト後に答案用紙が返却されたとき、まず気になるのは「いい点数が取れたか」「いくつ間違えたか」といったことではないでしょうか。
しかし、大切なのは、間違えた要因の把握やテスト前の時間の使い方が適切だったか、振り返ることです。
例1)間違えた問題の振り返り。英語の点数を落とした要因は、知識があいまいで解けなかったことだとわかった。→その単元の類題を解き直して、復習しておきましょう。
例2)テスト前の時間の使い方を振り返り。数学の対策に力を入れたかったが、問題演習をする時間が足りなかった。→暗記やワークなど、早めに手をつけられるものはテスト期間よりも前になるべく終わらせましょう。
反省を生かして次のテストの下準備を
「進研ゼミ」では、単元別に講義やレッスンが組まれているので、テスト後に解き直す問題がすぐに見つけられます。〈Challenge〉または〈授業レッスン〉で、復習をしましょう。
「ハイブリッドスタイル」の方は、「テスト対策ルーム」で振り返りの登録をしましょう。学習プランの作成まで行うと、点数や出題傾向に応じて日々の「オススメレッスン」が変わり、さらに最適な学習ができます。
※学習プランを作成するためには、直近のテストの振り返り登録後、「全教科の登録を完了する」>「学習作戦会議をする」をタップ。
※時期によっては学習プラン作成ができない場合があります。