得意教科を磨いて自信とやる気をアップ!面接対策も万全にして第一志望に合格!
中3|10月号昭和アイドル大好き 先輩 2024年度入試で合格
トクイ教科:数学、理科 ニガテ教科:英語、国語
部活:剣道部、生徒会執行部
志望校合格までの壁:理系科目は得意だが、長い文章を読んだり、書いたりするのが苦手で英語、国語の対策に不安が…。
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受験勉強
得意な理科と、社会の基礎固めから
受験勉強をスタート!
受験勉強は、まず理科と社会の基礎固めを始めました。学校から出された課題を何周も解いたあと、〈入試によく出る基礎シリーズ〉を使って、習った範囲の知識を完ぺきに。「ゼミ」の教材はイラストや図を使った解説が豊富で、ビジュアルで覚えるのが好きな私には合っていました。英語の基礎固めは、英単語の暗記と長文プリントで。国語は漢字の練習に取り組みました。
過去問をチェックして傾向をつかみ、
入試に出そうな問題を対策
推薦入学にチャレンジするつもりだったので、秋に適性検査の過去問をチェック。「思考力、読解力、表現力に関する内容(国語・理科・社会)」と「英語」「数学」の問題をひと通り解いて、よく出題されそうな問題を確認しました。
そのあとは、〈入試頻出テーマ攻略〉を使って、「ここは出そう」という問題を重点的に解きました。
直前期は〈入試直前ファイナルシリーズ〉で知識のヌケモレがないか確認。薄い問題集なので、1冊終わらせるのにあまり時間がかからず、「終わらせた!」という達成感が味わえるのがよかったと思います。
2学期後半からは面接対策もしっかりと!
面接対策として、志望理由を文章で書いて、スラスラ言えるように何度も練習をしました。質問への受け答えをスムーズにするために、自分でテンプレートも作成。「最初に自分の考えを言う」「その理由を伝える」「具体的な例をあげる」など、パターンをつくって、本番でどんな質問が出ても、しどろもどろにならないよう工夫しました。
面接の練習に付き合ってくれた母に感謝!
お母さんが面接の練習に付き合ってくれたのがうれしかったです。部屋に入るときのノックやドアの開け方、あいさつのやり方など、自分一人ではなかなか練習できないので、助かりました。また、最近、話題になっているニュースについて質問してもらえたことも、役立ちました。大人の目線でアドバイスしてもらえて感謝しています!
内申点対策と入試本番対策のバランス
どちらかといえば入試対策を重視。
ただし、定期テスト対策はしっかりと
私はもともと内申点がそれほど高くなく、副教科 (実技教科)もニガテがあるので、内申点アップをねらうより、伸びしろがありそうな入試本番対策のほうに力を入れました。 定期テスト対策も手を抜いたわけではなく、テスト前の課題はしっかりこなしました。
入試レベルの問題を解くことで、得意な理科は得点力が上がりました。苦手な国語は理解するのに時間がかかりましたが、粘り強く〈入試頻出テーマ攻略〉などに取り組み続けました。その結果、入試直前の実力テストの点数は、夏休み明けと比べて5教科総合で60点アップしていました。
志望校選び
美術・デザインコースが魅力。オープンスクールでの先輩の姿も決め手に!
美術が好きな私は、「将来、美大で学べたらいいな」という思いを持っていました。六甲アイランド高校は、普通科の中に美術・デザインコースがある学校。単位制で自由選択科目がたくさんあり、途中で将来の夢が変わっても、進路変更できるのが魅力でした。
オープンスクールに参加したとき、案内してくれた生徒会の先輩たちがめっちゃ明るくて仲がよさそうで、「楽しそうな高校だな」と感じたことも後押しになり、第一志望に決めました!
入試本番
直前に見ていた「ゼミ」教材と同じ問題が!面接も練習の成果を出せて好感触
入試本番当日は、学校の先生からいただいた合格祈願の鉛筆をお守り代わりに持って会場へ。〈入試会場必携本番直前チェック〉をパラパラ眺めていたら、同じタイプの問題が本番でも出てビックリ!
午後は面接だったのですが、待ち時間が長くどんどん緊張してきたので、ノートに貼った“推し”の写真を眺めて気持ちを落ち着かせました。面接本番は練習の成果を発揮でき、受け答えも上出来。最後に大きな声であいさつしたことも、高評価につながったんじゃないかと思います。
合格の秘訣
得意教科を極めることで
自信とやる気につなげた!
人それぞれだと思いますが、私は、時間がかかる苦手対策よりも得意教科を伸ばすことを優先していました。得意教科の点数がさらに上がるとうれしいし、勉強のやる気にもつながるからです。入試本番でも、最初は国語の古文で苦戦したのですが、得意教科でばん回できました。
ただ、苦手も放置せずに、ある程度対策することは必要です。そのときは難しい問題に取り組んで中途半端に終わらせるのではなく、確実に解ける問題を増やすことが大事。薄い問題集をやり切って、達成感を感じたほうが前向きになれると思います!
※体験談は2024年度の入試情報です。
「進研ゼミ」で志望校合格へ!
中3の10月号おすすめ活用法
忙しい秋を乗り切る スケジュール管理術
「計画」と「切り替え」が重要
定期テスト、模試、高校の入試説明会など、受験生にとってやることが多く忙しい秋。
スケジュール管理で重要なのは、予定が見えるよう計画を立て、定期テスト対策と受験対策の「切り替え日」を決めておくことです。
1.わかっている予定をカレンダーに書き出す
中学校の定期テストや行事はもちろん、模試、高校の入試説明会など入試関連の予定もすべて書き出しましょう。
2.定期テスト対策と受験対策の切り替え日を決める
定期テスト前はその対策に集中。終わったら、受験対策に切り替えましょう。
例)10月8日~10日にテストがある場合
・テスト2週間前の9月24日:受験対策→テスト対策への切り替え日。
・テスト最終日の10月10日:テスト対策→受験対策の切り替え日。
3.予定を書いたカレンダーを家族で共有する
家族で共有しておけば、大事な予定を忘れません。入試が近づいたときに、出願などの日程管理にも役立つ方法です。
模試など、入試問題演習で実力を伸ばしましょう
この時期、受ける機会が増える「模試」。10月号の合格戦略セミナーのテーマは、「3回おいしい」模試の徹底活用法。実力をぐんと伸ばす模試の活用法を、わかりやすくご紹介します。
そのほか、『中三受験講座』では入試問題を解く力や記述力、面接や作文対策までサポート。
〈受験Challenge〉は、入試傾向を踏まえて全国の良問を選び抜いています。志望校レベルに合った入試問題をたくさん解いて、実力を伸ばしましょう。
12月号では、〈合格への面接&作文・小論文攻略〉をお届け。一人では対策が難しい面接や作文・小論文も、コツを押さえられます。作文・小論文は「赤ペン先生」の添削つきですので、提出して記述力を伸ばしましょう。
※「赤ペン先生」は、(株)ベネッセコーポレーションの登録商標です。