「義理チョコなんかいらない」あ、今わたしウソを言いました!

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いよいよバレンタインデー。
家に帰って「いくつもらった?」って聞かれるのも面倒だし「...ゼロ」って答えて「えー!」とか言われるのも面倒だ。でも、もっと面倒なのは明らかに義理チョコを渡しておいて「お返し楽しみにしてるから♪」とか言われるやつ。
エビで鯛を釣る目的なのか? なんの義理なんだ? とにかく義理チョコなんかいらーん!!

だってお返しがめんどうくさいじゃん


そもそも「もらえるか・もらえないか」とか考えなくちゃいけないバレンタインデー自体がめんどうくさいのかもしれない...。
バレンタインデー当日はやっぱりソワソワする。
女子が立ち上がったりするとついつい気になったり、下校時間が近付くとみんなの動向が気になったり...。もちろん、チョコはもらえないよりもらえたほうがうれしいんだ...でも、やっぱりそれにまつわるアレコレが面倒なんだよな。

お返しが面倒


まあ、めんどうくさい理由の最たるものが「お返し」だよ。
「そろそろ買わなきゃダメ?」「いくらぐらいのもの?」「なにが欲しいんだ?」「これだとだれかとかぶるかな?」って、考えることがわんさとある。普段、このあたりの脳みそはまったく使わないから、いつもと違う部分がフル回転だ。これがまた疲れる...。

本命チョコじゃない


そう、それなのに...そんなに脳みそを使うのに!
くれるときにわざわざ「義理だからね」とか言われた日には! 使うパワーとそれに対するメリットが不釣り合いだ。
もういっそ「本命にしかチョコはあげない」っていうルール、だれか作ってくれないかな。

甘いものは好きじゃない


「これ、新製品だからね! 義理だけど」「このチョコ私のオススメ! 義理だけど」
そもそも、それほど甘いものに興味はない。それなのになんか恩を着せられても...モヤモヤした気持ちのやり場はどうしたらいいんだ!

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うそです ほんとは欲しいです!


とかなんとか強気で文句を並べてみたけれど、ポロリとこぼれてしまう本音は「ほんとは欲しい」だったりするのが心底悔しい...!

ひとつももらえないのはさびしい


さびしいというか、悔しいというか、周りの目も気になるというか...。
さすがにこれだけ世間も「バレンタインデー祭り」となっているのに、ゼロっていうのはやっぱり、ね。

甘いものが大好き


すいません、甘いものに興味はないなんて硬派を気取ってみたけれど、本当は大好きです。1日1個はチョコを食べたいくらい、甘いものが大好きです。

数がステータス


「おまえいくつもらった?」そんな会話がね、そんな会話がくり広げられるんですよ、相変わらず。勝負は数で決まります。
そしてその結果はしばらく仲間内の空気を占領します。負けたくないです!

義理なの? 本命なの? がわからない


いや、もうべつに義理でもいい。
義理って言われると確かにちょっと胸がチクリとするので「友チョコ」とか言ってもらえないでしょうか。なんだかそのほうが心がポカポカするような気がします。 いろいろと言いましたが、やっぱりください。

女子より いらないならやらん! 自分にプレゼントが今どき!


感想はひとこと、「お前こそめんどうくさい!」
義理はいらないとか、甘いものは嫌いだとか好きだとか、ゴチャゴチャ言っている人に付き合っているヒマ、ないんだよね。
今の主流は「自分にプレゼント」か、同性の友達に「友チョコ」なんだからね! 義理だろうがなんだろうが、もらえるってありがたいと思ってほしいよ! おこづかいだって限られてるんだからさ、義理チョコでも「あげようかな」と思う相手は、もちろんクラス全員じゃないんだよ? 私の頭に浮かんだだけでも、ありがたく思って受け取ってよね。そしてホワイトデーはちゃんと3倍で返してください。

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キミが狙うべきは義理チョコ


まずはターゲットを定めよう。とくに本命がいるわけではない、とにかく「チョコゼロ」は避けたいという場合、ズバリ「狙うべきは義理チョコ」だ!
「だれかから本命の1個をもらってみたい...」なんていう願いはこの際すっぱりあきらめよう。
「だれかに好きになってもらう」こればかりは、1ヶ月前からあがいたところでどうにもできない。保育園や幼稚園からずっと一緒のアイツ、友達としか考えたことのないアイツからでも、「う~ん、義理チョコあげておくか」と1つでももらえれば「チョコゼロ」という屈辱的な状況からは逃げ出せる!

女子との接触面積を増やせ


「人は、接触回数が多い対象ほど、好意を抱きやすい」っていうのは知っている?
これは、心理学の実験できちんと証明されていることで、商品を売り込むときの法則としても使われているんだ。店頭で初めて目にしたものよりも、テレビやチラシ、インターネットなどで何度も目にしたもののほうが購入されやすい。
そしてこの法則は人にも応用がきくらしいぞ!
「いつも近くにいる男子のひとり」という地位を獲得できれば義理チョコをゲットできる可能性は上がるはずだ。
「1日中同じ教室で過ごしているから、変わらなくない?」
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや、問題は「相手の印象に残っているかどうか」だから! 一緒の教室で過ごしているけれど、ほぼ会話はゼロでは「教室の風景」と化してしまっている可能性大だ。ドキッとしたキミ、今すぐ動き始めなければ!

あいさつや会話を1ヶ月間


「接触面積を増やすっていったいどうしたら...?」
だいじょうぶ。今まで接触が少なかった分「ギャップ」という手が使える!
ギャップって「怖そうに見えた人が意外にも優しくてドキッとした」っていうやつね。「今まで存在も意識していなかったけど、話したら案外面白かった」これだ! これを狙おう。
まず、第一歩は「あいさつ」だ。「おはよう」から始めよう! 登校中に追い抜くときに「おはよう」、教室に入るときに「おはよう」、隣の席の子に「おはよう」。バレンタインのために「ひとりあいさつ運動」をスタートだ!
それに慣れてきたら、ちょっとずつ会話もスタートしよう。なんてことない会話で大丈夫。芸能人の話でも、先生についてでも、宿題についてでもOK。
目指すは「脱・風景」だぞ!

※くわしくは「バレンタインでもらう方法 1ヶ月前からの攻略計画」を読んでみよう!

バレンタインといえば、パティシエの存在がクローズアップされるとき。それを見て興味を持つ人も多いよね。


パティシエ


ケーキショップやホテルなどで洋菓子を作ります


パティシエは、ケーキやクッキー、プリン、ゼリー、チョコレート菓子などの洋菓子を作る職人のことです。
おいしいだけでなく、お客さんが見ているだけで幸せになるような美しいお菓子を考えて作っています。
調理のうでや美的センスも大事ですが、毎日の仕事は体力と忍耐が必要で、地味な仕事も多いのです。
一日中立ち続けてコツコツと細かいかざりつけをし、重い材料や鉄板なども運びます。
商品のでき具合がいつも同じになっているかチェックをおこたらないなど、神経も使います。

パティシエはどんな働き方をするの?


イベント時には休みが取れず、いそがしくなります。
クリスマスやバレンタインデーなどは多くの人にお菓子を買ってもらえるチャンスなので、お菓子の案を考えて予約を受け付け、いつもは休みの日も開店して早朝から深夜まで働きます。
こうしたイベントを経験しながら、地域の人が好むお菓子を研究し、ファンを増やす努力を続けていきます。
個人の洋菓子店、洋菓子メーカー、ホテル、レストランなど、洋菓子を作る仕事はさまざまな場にあります。
独立して自分の店を持つ人も多いです。
スタッフが少ない店では一人がいくつものお菓子作りをしますが、大型店やメーカーでは分担して効率よくたくさんのお菓子を作っています。

パティシエはどんな人に向いているの?


あまいものやお菓子が好きな人が向いています。
新商品や人気パティシエのお菓子をチェックする、食材を知る、世界のお菓子や食文化を知るなど、食全般について興味があって研究熱心だとよいでしょう。
デコレーションセンスやするどい味覚、新しいもの考えるアイディアなども大切です。
お菓子を作って友人や家族に食べてもらい、感想を聞く経験は将来の役に立つでしょう。
単調な作業も多いので、コツコツ努力できる人が向いています。
健康でじょうぶな体をつくっておきましょう。


東京・自由が丘の「モンサンクレール」オーナーパティシエでショコラティエでもある辻口 博啓(つじぐち ひろのぶ)さん。辻口さんは、和菓子やさんに生まれたのだけど、小学生のときに友人の誕生日会で初めてショートケーキを食べ、そのおいしさに感動。洋菓子職人をめざしたそうだよ。

くわしくは「辻口 博啓さん(パティシエ)バレンタインじゃなくても食べたい!

バレンタインはコンビニやスーパーもかきいれどきなんだ。男子は一度前日にのぞいてみるといいよ!


スーパー・コンビニ店長


コンビニ店長になるには? スーパーの店長の仕事とは?


スーパー・コンビニ店長は店の運営のためにあらゆることを管理する仕事です。
スーパーマーケットとコンビニエンスストアは、店の大きさや商品などに違いはありますが、店長の役割はほぼ同じと言えます。
店長の仕事は、店のすべてを管理し、売り上げをのばすためにさまざまな努力をすることです。
流行っていることや、テレビなどで放送されている情報などを細かくチェックして、お客様がどのような商品を買いたいのか考えて仕入れます。
また、お客様が気持ちよく買い物できるよう、店の掃除が行きとどいているかどうかをチェックしたり、従業員に身だしなみや接客の仕方などを教育したりもします。 コンビニは、親会社が運営するフランチャイズ・システムの加盟店であることも多く、その場合は親会社から宣伝や販売のしかたなど多くの面で支援を受けることができます。

スーパー・コンビニ店長は店舗の中心者として働く


商品の仕入れから棚への陳列、レジの中身の確認、店内のチェック、防犯対策、従業員のシフト管理など、店長の仕事にはたくさんの種類があります。
大型スーパーでは週休2日制のところが多いようですが、お店自体は土日も営業しているため、休日が必ずしも土日とは限りません。
また、特定地域を除いて基本的に年中無休・24時間営業のコンビニの場合、24時間を3~4分割し、アルバイトや従業員とともに交代制で働くことが多いようです。

スーパー・コンビニ店長リーダーシップ、思考力、計算力がある人に向く


スーパー・コンビニ店長には、実際に店頭に立って販売をする社員やパートタイマーをまとめていけるリーダーシップが欠かせません。
それに、店の売り上げをのばすためにはどうすればよいかを考える力や工夫する姿勢も求められます。また、商品や売れ行きに関係する情報のチェックや、経理の仕事もあるので、数字や計算に強い人がよいでしょう。


食品メーカーもバレンタインには戦略を打ってくる。イベントごとに大きな商いをしたいならおすすめだよ。


食品メーカー


食品メーカーの仕事内容は?


食品メーカーで商品開発や品質管理などをします。
食品メーカーなどに勤め、加工食品の開発や品質管理、製造ラインの立ち上げなどを行います。
商品の開発では、新商品の企画に対して具現化する案を考え、試作品を作って味や食感、栄養などを分析し、検討します。
また商品ごとに工場の製造ライン(製造する機器や設備)を組み立て、衛生面に問題がないか確認したり、効率のよい生産計画を立てたりします。
こうした商品開発や生産におけるさまざまな課題を解決し、安全でおいしく、売れる商品を作ります。

食品メーカーはどんな働き方をするの?


専門(せんもん)的に学んできた知識や技術を生かした仕事ができます。
食品メーカーに勤める研究者や技術者は、室内で実験や調査をしているだけではありません。
商品の提案をする営業担当に同行したり、工場の製造ラインを確認したり、社内で新商品の試食や打ち合わせをしたりと、取引先や社内のほかの部門と仕事をすることも多いです。
分析が夜間までかかることもありますが、残業や休日出勤は比較的少ない仕事でしょう。
大学などで専門的に学んできた好きなことを仕事にしているやりがいがあります。

食品メーカーはどんな人に向いているの?


化学や工学の専門知識を持っていることが第一にあるため、理系の学問が得意であることは外せません。
研究心があり、実験や調査に熱中できるような人が向いているでしょう。
商品の提案や検討では、営業担当や取引先の担当者に対するわかりやすい説明が求められるため、論理的思考力やプレゼンテーション能力が必要です。
自分の知識や技術を世の中に役立てたいという熱い気持ちや責任感があると、仕事のさまざまな困難も乗りこえられるでしょう。


バレンタインもホワイトデーも、チョコやクッキーとは限らない。かわいい雑貨ももちろん喜ばれる。


雑貨デザイナー


雑貨デザイナーとはどんな仕事?どうすればなれる?


雑貨デザイナーは、日用雑貨専門のデザイナーです。
デザインだけを行う人と、商品企画からデザインまでをトータルで手がける人がいます。
日用雑貨とは、ペンケースなどの文房具、お皿やスポンジなどのキッチン用品、メイク用ポーチやミラー、バス用品、花瓶、ゴミ箱、トートバッグなど様々なものがあります。
雑貨デザイナーは、日用雑貨を素材の質感、機能性、安全性、コスト面なども考えてデザインします。
そのため、デザインや色彩の知識だけでなく、さまざまな素材や安全性、人間の身体の動きなどの幅広い知識を持っています。
またさまざまなユーザーに配慮してユニバーサルデザインの採用も行います。
ユニバーサルデザインというのは、文化、言語、国籍や年齢、性別、能力などの違いにかかわらず、できるだけ多くの人が利用できることをめざしたデザインのことです。

雑貨デザイナーは日用雑貨メーカーや、プロダクトデザイン事務所に所属


雑貨デザイナーの活躍の場は、日用雑貨メーカーや、プロダクトデザイン事務所などです。
雑貨デザイナーは基本的に正社員での採用が多い職種ですが、契約社員やアルバイトで働く人もいます。
また、実務経験を積んだあと会社から独立して、フリーランスで活躍している人もいます。
雑貨メーカーやプロダクトデザイン事務所の勤務時間は、1日8時間、土日祝日が休みというところがほとんどのようです。
しかし雑貨デザイナーは、勤務時間中だけデザインのことを考えるのではなく、プライベートでも常に新しい雑貨のデザインのことを考えたり、雑貨売り場でリサーチしたりしている人が多いようです。

雑貨デザイナーには「アイディア」「センス」がある人に向く


雑貨デザイナーに求められるスキルの代表的な者は「アイディア力」「センス」「リサーチ力」「絵を描く力」「コミュニケーション力」です。
とくに今のトレンドを押さえながらさらに新しいヒット商品をつくり出していくには、他社の商品のリサーチや、ターゲットがどのようなシーンでどう使うのか?といったリサーチが欠かせません。
日頃から雑貨屋巡りが大好きな人など向いています。



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