『部活辞めたい 疲れた まずは1日サボってみる』
部活辞めたいなあ。
辞めたいかも?
いやいや辞めてどーする?
でも辞めたい。
もしかして今のキミはそういう感じ?
部活を辞めたいと思うのは、多かれ少なかれ誰でも一度は経験あるかも。
疲れたときとか、なかなか上達しないとき、人間関係が面倒なとき、ほかに興味のあることがみつかったとき、もっと勉強しなきゃって思ったときとかね。
でも部活を簡単に辞めてしまったら、辞めた直後はパラダイスでも、時が経つにつれて後悔する人も意外に多いもの。
だから辞めたいと思ったらまずは、辞めたときのシミュレーションをしてみよう。
これから「もしキミが部活を辞めたら・・・」のシミュレーションの仕方を順に解説していくよ。
ところでキミが部活を辞めたい理由は何?
辞めたい理由がわかれば、ひょっとして辞めなくてもなんとかなる可能性も。
あるいは辞めるときに心がぐらぐらしないでいさぎよく辞められるかも。
とりあえず自分の心に向き合って、なぜ辞めたいのか、その理由をクッキリハッキリ明確にしてみよう。
人間関係がつらくて辞めたい。
わかる~。
これは部活を辞めたい理由でも1番多い理由かもしれない。
先輩や後輩に合わない人がいるとか、チームの中でなんか浮いてるとか、仲間とケンカのようなトラブルがあったとか・・・。
とにかく部活の人たちとは多くの時間を過ごすだけに、関係がしっくりいかないと精神的にキツイよね。
辞めたい・・・と思ってしまうのも仕方ないかも。
練習が思いのほか本格的でハードで、体力的にもうしんどい~~‼
これも部活を辞めたい理由としてあるあるだよね。
わかる~。
高1のとき趣味で楽しみたくて入部したのに、朝練、放課後練と、想像を超える厳しい練習で、部活から帰ったらもとへとへと・・・。
おかげで勉強と両立がうまくできず、定期テストや受験勉強ができない、成績が下がって親に叱られた・・・ほかの好きなこともできない・・・・・・などもこれと関係する大きな悩みだ。
このままがんばって練習を続けても、レギュラーになれない。
引退まで一度も試合に出られないこんな部活、嫌だ!
そんな限界を感じて部活を辞めたくなるのもよくあることかも。
わかる、わかるよ~。
サッカーやバスケ、野球などの運動部系で、同級生の部員が多いとか、
小学校からやっていて自分よりずっとうまい人がたくさんいる、な~んて状況だととくに気持ちがなえてきそう。
こんな環境だと、自分が将来部活でキラキラ輝く目標も見つかりづらい。
いっそ他の少人数の部活に乗り換えて青春したい!と考えても無理はないかもしれない。人間だもの。
他にやりたいことがあってそっちを優先したいときも、よくある部活を辞めたくなるケース。
他にやりたいことっていうと、たとえば、習い事や、動画を撮って配信するとか、推し活のブログを始めてみるとか、地元のボランティアとか、語学の勉強とか、漫画を描くとか、受験勉強とか、いろいろあるよね。
たしかにほかに夢中になっているものがあれば、部活にかける時間とパワーがもったいな~~い!と思うのも当然のことだ。
うん、その気持ち、わかるよ。
さて部活を辞めたいと思ったら、キミは最初に誰に相談する?
親、顧問の先生、部活の仲間などが思いつくけど、相談相手によって、アドバイスの視点が違ってくることはまちがいない。
相談したらそれぞれどんなメリットがあるか考えてから相談してみよう。
ただしアドバイスを参考にしつつ、最後に決めるのは自分。
あくまでも自分の判断の参考にするつもりで相談してみよう。
まずは親に相談する場合。
親は口に出さなくても心の中で、子どもが部活を通して大事な仲間を作ったり、成長したり、学校生活をエンジョイするのを応援してくれているもの。
いつもキミの気持ちに寄り添ってアドバイスをくれるタイプの親なら、本音で部活を辞めたいことやその理由を相談してみるとよいかも。
親というのは、キミの根っからの性格や趣味、体力、生活サイクルなどいろいろ知っているゆえに、身近な視点からキミに役立つ、よいアドバイスをくれそうだ。
もしも「部活を途中で辞めると内申点に影響するのでは?」と進学面の心配をされたら、部活を途中で辞めても減点にはならないし、部活の代わりに○○を頑張れば推薦の面接などでもちゃんとアピールできるから大丈夫、と言えばその点については納得してくれるはず。
ただし辞めたいって言うと頭ごなしに「我慢して最後まで頑張りなさ~い!」とか強く言われそう、って相談する前からわかっている場合は、最初には相談しなくてもいいかも。
でも辞める前にはちゃんと報告しておこう。
顧問の先生がキミにとって談しやすいタイプなら、辞めたい気持ちやその原因、状況を最初に相談するのもいいかも。
顧問の先生に相談するメリットは、主に部活動の内容や部員のこと、上下関係など、部活内のことを知っているし、キミの日ごろの練習なども見て知ってくれていること。
そして顧問でもあるし、生徒に相談されて頼られると嬉しく思ってくれるだろう。
部活の練習が体力的にきつい悩みや、レギュラーになれそうもなくてモチベーションが上がらないこと、勉強との両立の悩み、先輩・後輩関係のストレスなど、正直に相談すれば、自分では思いつかなかったような視点から、問題解決策やアドバイスをくれるかも。
また今の練習を続けると将来どんな効果が出るのかを教えてくれたりするかも。
注意したいのは正式に辞めると決めたわけではなく、まだ迷っている段階であると先に伝えること。
顧問の先生にはほかの部員には言わないでほしいなど一言お願いしておこう。
部活を辞めたいという気持ちや原因を、部活の信頼できる仲間に相談してみるのも一つの方法。
部活の仲間なら、同じ練習をして一緒に活動しているから、現状を理解したうえで味方になってくれたり、自分ならこうするよ、といった前向きな意見をもらえたりするかも。
同じ部活の仲間がどう考えて練習をがんばっているのか、人間関係をよくするためにどんな努力をしているかを知れば、自分もやる気が出ることもある。
ただし部活を辞めるかはっきり決断する前に周りに広まってしまうと困るので、口のかたい仲間に相談しよう。
注意点としては、メンバーにも「辞めたい」という気持ちや不満が伝染してチームに悪影響を与える可能性があること。
相談するとき、単に部活の「ぐち大会」になると、相手まで負の方向に沈んでいくので、そうならないように相談しよう。
信頼できる人に相談しても、アドバイスを聞いても、やっぱり問題は解決できない。
そんなときは、実際本当に辞めたらどんなことが起きるのか、辞めた後のこともいろいろ考えてみよう。
部活を辞めるとその分、自分の自由時間が増える。
練習がハードだった部活であればあるほど、きっと解放感いっぱいになるよ。
でも憧れていた自由時間も、とくにやることがないと意外とヒマ。
結果、だらだらと動画を見たり、SNSをやったりして、全然充実しない退屈な毎日を過ごしてしまいがちだ。
だから辞める前に、自由時間で自分はいったい何をしたいのか、真剣に考えておく必要がある。
高校生ならバイトをしてみた~いって人も多いけど、中学生のキミは部活を辞めて何がしたいだろう?
やりたいことや趣味など、具体的に書き出してみよう。
辞めたあと毎日充実した時間を過ごすことで、「部活動を辞めて本当によかった!」と言える時がくるよ。
もしキミが部活を辞めて、受験勉強などに専念したい場合も、きちんと目標点などを決めて、1日の勉強時間を増やすプランを立ててみよう。
勉強時間がたっぷりありすぎると、時間の使い方にメリハリがなくなって、かえって勉強の効率が落ちたりしがちだから注意しよう。
部活を辞めて、本当に自分は後悔しないかも、一度真剣に考えておく必要がある。
部活をやめたら他人がどう思うか、ではなく、自分自身が後悔しないことが一番大事。
今のところ後悔する理由や原因がよくわからないんだけど??
というキミは次のことを考えてみよう。
部活を辞めると、部活仲間と一緒に行動する時間が少なくなって縁遠くなることもある。
最初は部活辞めたって好きな部活仲間は友達のままだし...と思っていても、なんやかんやで部活での共通の話題がなくなってしまうと、縁遠くなりがち。
とくにみんなが試合やコンクールなどで力を合わせてがんばっている姿を見ると、なんとなく孤独を感じることも。
そして部活を途中でやめてしまうと、中学時代の部活の思い出もできないまま卒業することになる。
将来中学の卒アルを振り返ったときに、部活の写真に自分はいない。
ああ、あのとき続けておけば・・・とふとさびしくなってしまうかも...。
辞めて後悔するのが嫌だったら、部活を続けていたら得られたはずのものを、失う覚悟ができているかをチェックしよう。
「継続は力」と言うように、部活を続けていたら何かスキルが上がって充実感を得られたり、スポーツで体力を養えたり、仲間や先輩後輩との思い出ができたり、短時間で勉強する集中力を得られたりと、いろいろないいこともあるかもしれない。
楽しいことや辛いコトを経験しながら、精神的にも成長できるかもしれない。
中学時代はこれを頑張った!といえる何かをつかめるかもしれない。
もちろん部活だけが青春ではないけれど、部活を続けていたら得られるはずだったものを失う勇気・・・・。
これが今、自分にあるかどうかを考えてみよう。
部活を辞めたらどうなるか?
頭の中で考えてみてどう思った?
そんなの実際に辞めてみないとよくわからないよ~というキミは、辞める前に1日部活をサボって、「部活のない日」をシミュレーションしてみるのもおすすめ。
でも部活をサボるってドキドキするし、なかなか心のハードルが高いかも。
バレたら顧問の先生や仲間に怒られそうだし、なんとなく罪悪感。
でもこのサボりは、今部活を辞めていいのか?という人生の大事な決断を検討するための、大変重要なサボりである!
というわけで周囲にバレづらい、1日サボるためのうまい言い訳を紹介しよう。
当日急に「休みます」と言ったら、顧問の先生や周りに「あいつサボり?」と思われやすい。
だから前もってその日は予定があることを、顧問の先生に話しておこう。
たとえば「家庭の用事で明日は休ませてください」とか、「妹や弟の送り迎えを親から頼まれたので」とか、「耳鼻科に予約を入れているので」とか「親戚のお見舞いに両親と行くので...」とか、「習い事の用事で...」など。
こんな言い訳だと先生も大人だし、それ以上深く追求せずに許可してくれるだろう。
ただし妹や弟がいないのに妹や弟のお世話系の言い訳をしたり、習い事をしていないのに習い事を言い訳にしたりするのは、やめておこう。すぐばれるし、あとでつじつまが合わなくなるとめんどうだ。
当日に急に使う言い訳のポイントは、いかにも緊急な事態が起きた感じを出すこと。
緊急事態といえば、やはり体調不良系の言い訳が最も使いやすい。
そして本当っぽくするには表情や声のトーンなどのキミの演技力も大事。
おすすめのフレーズはこんな感じだ。
「朝から腹痛があったけどひどくなってきていて...うう、痛い...」
「熱があるようで...なんかふらふらしてきて...」
「なんだか吐き気がして辛くなってきて」など。
(あとは自分で良きようにアレンジしてね)
ただ今まで元気で走り回ってたのに急に脚をひきずりだしたり、具合が悪そうになったりすると仲間から絶対疑われるので、朝からおとなしめにして、ちょっとずつそれらしい演技を始めるのも吉。
晴れてサボれることになったら、「さて今日1日何をして過ごそうかな~」では遅いかも。
サボって何をするか、1日の予定をあらかじめ決めておこう。
たとえば他にやりたいことがあって部活を辞めたいなら、そのやりたいことを実際にやってみる。
部活がとにかくハード過ぎて疲れている人は、1日思いきりゆっくりのんびりするとか、昼寝するでもいいだろう。
人間関係がめんどうで辞めたいなら、心が休まったり楽しくなったりする気分転換をしよう。
勉強したいなら本当に勉強しよう。
とにかく部活があったからできなかったこと、部活のために我慢していたことを、サボった1日を使って思いきりやる予定を決めておこう。
こうして1日部活をサボってみたら、辞めた場合の生活のシミュレーションができるはず。
すると、つきものが落ちたように気が晴れて部活がやりたくなるかもしれない。
部活を続けた方が放課後充実しそうと思うかもしれないし、今辞めたら今まで積み上げたことがもったいないと思うかもしれない。
部活仲間と会えないとさびしいもんだと感じるかもしれない。
やっぱり部活が好き、と思い出すかもしれない。
そんなときはまた部活に戻ってやってみるのもいいんじゃない?
もちろん、1日サボってみたら「もう嬉しいことしかない...!」
となったら無理して嫌な部活を続けても意味がないし、時間の無駄。
スッキリ辞めて大切な時間を有意義に使おう。
部活辞めるか、辞めないか。
自分でシミュレーションしたうえで納得して決めたなら、どっちに決めてもきっと後悔しないよ。
辞めたいかも?
いやいや辞めてどーする?
でも辞めたい。
もしかして今のキミはそういう感じ?
部活を辞めたいと思うのは、多かれ少なかれ誰でも一度は経験あるかも。
疲れたときとか、なかなか上達しないとき、人間関係が面倒なとき、ほかに興味のあることがみつかったとき、もっと勉強しなきゃって思ったときとかね。
でも部活を簡単に辞めてしまったら、辞めた直後はパラダイスでも、時が経つにつれて後悔する人も意外に多いもの。
だから辞めたいと思ったらまずは、辞めたときのシミュレーションをしてみよう。
これから「もしキミが部活を辞めたら・・・」のシミュレーションの仕方を順に解説していくよ。
部活を辞めたい理由を明確にする
辞めたい理由がわかれば、ひょっとして辞めなくてもなんとかなる可能性も。
あるいは辞めるときに心がぐらぐらしないでいさぎよく辞められるかも。
とりあえず自分の心に向き合って、なぜ辞めたいのか、その理由をクッキリハッキリ明確にしてみよう。
人間関係
わかる~。
これは部活を辞めたい理由でも1番多い理由かもしれない。
先輩や後輩に合わない人がいるとか、チームの中でなんか浮いてるとか、仲間とケンカのようなトラブルがあったとか・・・。
とにかく部活の人たちとは多くの時間を過ごすだけに、関係がしっくりいかないと精神的にキツイよね。
辞めたい・・・と思ってしまうのも仕方ないかも。
体力的につらい
これも部活を辞めたい理由としてあるあるだよね。
わかる~。
高1のとき趣味で楽しみたくて入部したのに、朝練、放課後練と、想像を超える厳しい練習で、部活から帰ったらもとへとへと・・・。
おかげで勉強と両立がうまくできず、定期テストや受験勉強ができない、成績が下がって親に叱られた・・・ほかの好きなこともできない・・・・・・などもこれと関係する大きな悩みだ。
レギュラーになれそうもない
引退まで一度も試合に出られないこんな部活、嫌だ!
そんな限界を感じて部活を辞めたくなるのもよくあることかも。
わかる、わかるよ~。
サッカーやバスケ、野球などの運動部系で、同級生の部員が多いとか、
小学校からやっていて自分よりずっとうまい人がたくさんいる、な~んて状況だととくに気持ちがなえてきそう。
こんな環境だと、自分が将来部活でキラキラ輝く目標も見つかりづらい。
いっそ他の少人数の部活に乗り換えて青春したい!と考えても無理はないかもしれない。人間だもの。
他にやりたいことがある
他にやりたいことっていうと、たとえば、習い事や、動画を撮って配信するとか、推し活のブログを始めてみるとか、地元のボランティアとか、語学の勉強とか、漫画を描くとか、受験勉強とか、いろいろあるよね。
たしかにほかに夢中になっているものがあれば、部活にかける時間とパワーがもったいな~~い!と思うのも当然のことだ。
うん、その気持ち、わかるよ。
部活辞めたいと思ったとき、相談するのは
親、顧問の先生、部活の仲間などが思いつくけど、相談相手によって、アドバイスの視点が違ってくることはまちがいない。
相談したらそれぞれどんなメリットがあるか考えてから相談してみよう。
ただしアドバイスを参考にしつつ、最後に決めるのは自分。
あくまでも自分の判断の参考にするつもりで相談してみよう。
親
親は口に出さなくても心の中で、子どもが部活を通して大事な仲間を作ったり、成長したり、学校生活をエンジョイするのを応援してくれているもの。
いつもキミの気持ちに寄り添ってアドバイスをくれるタイプの親なら、本音で部活を辞めたいことやその理由を相談してみるとよいかも。
親というのは、キミの根っからの性格や趣味、体力、生活サイクルなどいろいろ知っているゆえに、身近な視点からキミに役立つ、よいアドバイスをくれそうだ。
もしも「部活を途中で辞めると内申点に影響するのでは?」と進学面の心配をされたら、部活を途中で辞めても減点にはならないし、部活の代わりに○○を頑張れば推薦の面接などでもちゃんとアピールできるから大丈夫、と言えばその点については納得してくれるはず。
ただし辞めたいって言うと頭ごなしに「我慢して最後まで頑張りなさ~い!」とか強く言われそう、って相談する前からわかっている場合は、最初には相談しなくてもいいかも。
でも辞める前にはちゃんと報告しておこう。
顧問の先生
顧問の先生に相談するメリットは、主に部活動の内容や部員のこと、上下関係など、部活内のことを知っているし、キミの日ごろの練習なども見て知ってくれていること。
そして顧問でもあるし、生徒に相談されて頼られると嬉しく思ってくれるだろう。
部活の練習が体力的にきつい悩みや、レギュラーになれそうもなくてモチベーションが上がらないこと、勉強との両立の悩み、先輩・後輩関係のストレスなど、正直に相談すれば、自分では思いつかなかったような視点から、問題解決策やアドバイスをくれるかも。
また今の練習を続けると将来どんな効果が出るのかを教えてくれたりするかも。
注意したいのは正式に辞めると決めたわけではなく、まだ迷っている段階であると先に伝えること。
顧問の先生にはほかの部員には言わないでほしいなど一言お願いしておこう。
部活の仲間
部活の仲間なら、同じ練習をして一緒に活動しているから、現状を理解したうえで味方になってくれたり、自分ならこうするよ、といった前向きな意見をもらえたりするかも。
同じ部活の仲間がどう考えて練習をがんばっているのか、人間関係をよくするためにどんな努力をしているかを知れば、自分もやる気が出ることもある。
ただし部活を辞めるかはっきり決断する前に周りに広まってしまうと困るので、口のかたい仲間に相談しよう。
注意点としては、メンバーにも「辞めたい」という気持ちや不満が伝染してチームに悪影響を与える可能性があること。
相談するとき、単に部活の「ぐち大会」になると、相手まで負の方向に沈んでいくので、そうならないように相談しよう。
辞めたらどんなことが起きるかな?
そんなときは、実際本当に辞めたらどんなことが起きるのか、辞めた後のこともいろいろ考えてみよう。
自分の時間が増えるから何がしたいのかはっきりさせておこう
練習がハードだった部活であればあるほど、きっと解放感いっぱいになるよ。
でも憧れていた自由時間も、とくにやることがないと意外とヒマ。
結果、だらだらと動画を見たり、SNSをやったりして、全然充実しない退屈な毎日を過ごしてしまいがちだ。
だから辞める前に、自由時間で自分はいったい何をしたいのか、真剣に考えておく必要がある。
高校生ならバイトをしてみた~いって人も多いけど、中学生のキミは部活を辞めて何がしたいだろう?
やりたいことや趣味など、具体的に書き出してみよう。
辞めたあと毎日充実した時間を過ごすことで、「部活動を辞めて本当によかった!」と言える時がくるよ。
もしキミが部活を辞めて、受験勉強などに専念したい場合も、きちんと目標点などを決めて、1日の勉強時間を増やすプランを立ててみよう。
勉強時間がたっぷりありすぎると、時間の使い方にメリハリがなくなって、かえって勉強の効率が落ちたりしがちだから注意しよう。
本当に後悔しないかよく考えておこう
部活をやめたら他人がどう思うか、ではなく、自分自身が後悔しないことが一番大事。
今のところ後悔する理由や原因がよくわからないんだけど??
というキミは次のことを考えてみよう。
部活の仲間と縁遠くなることも
最初は部活辞めたって好きな部活仲間は友達のままだし...と思っていても、なんやかんやで部活での共通の話題がなくなってしまうと、縁遠くなりがち。
とくにみんなが試合やコンクールなどで力を合わせてがんばっている姿を見ると、なんとなく孤独を感じることも。
そして部活を途中でやめてしまうと、中学時代の部活の思い出もできないまま卒業することになる。
将来中学の卒アルを振り返ったときに、部活の写真に自分はいない。
ああ、あのとき続けておけば・・・とふとさびしくなってしまうかも...。
部活を続けていたら得られるものを失う覚悟
「継続は力」と言うように、部活を続けていたら何かスキルが上がって充実感を得られたり、スポーツで体力を養えたり、仲間や先輩後輩との思い出ができたり、短時間で勉強する集中力を得られたりと、いろいろないいこともあるかもしれない。
楽しいことや辛いコトを経験しながら、精神的にも成長できるかもしれない。
中学時代はこれを頑張った!といえる何かをつかめるかもしれない。
もちろん部活だけが青春ではないけれど、部活を続けていたら得られるはずだったものを失う勇気・・・・。
これが今、自分にあるかどうかを考えてみよう。
辞める前に1日サボってシミュレーションしてみる
頭の中で考えてみてどう思った?
そんなの実際に辞めてみないとよくわからないよ~というキミは、辞める前に1日部活をサボって、「部活のない日」をシミュレーションしてみるのもおすすめ。
でも部活をサボるってドキドキするし、なかなか心のハードルが高いかも。
バレたら顧問の先生や仲間に怒られそうだし、なんとなく罪悪感。
でもこのサボりは、今部活を辞めていいのか?という人生の大事な決断を検討するための、大変重要なサボりである!
というわけで周囲にバレづらい、1日サボるためのうまい言い訳を紹介しよう。
前日までの言い訳
だから前もってその日は予定があることを、顧問の先生に話しておこう。
たとえば「家庭の用事で明日は休ませてください」とか、「妹や弟の送り迎えを親から頼まれたので」とか、「耳鼻科に予約を入れているので」とか「親戚のお見舞いに両親と行くので...」とか、「習い事の用事で...」など。
こんな言い訳だと先生も大人だし、それ以上深く追求せずに許可してくれるだろう。
ただし妹や弟がいないのに妹や弟のお世話系の言い訳をしたり、習い事をしていないのに習い事を言い訳にしたりするのは、やめておこう。すぐばれるし、あとでつじつまが合わなくなるとめんどうだ。
当日の言い訳
緊急事態といえば、やはり体調不良系の言い訳が最も使いやすい。
そして本当っぽくするには表情や声のトーンなどのキミの演技力も大事。
おすすめのフレーズはこんな感じだ。
「朝から腹痛があったけどひどくなってきていて...うう、痛い...」
「熱があるようで...なんかふらふらしてきて...」
「なんだか吐き気がして辛くなってきて」など。
(あとは自分で良きようにアレンジしてね)
ただ今まで元気で走り回ってたのに急に脚をひきずりだしたり、具合が悪そうになったりすると仲間から絶対疑われるので、朝からおとなしめにして、ちょっとずつそれらしい演技を始めるのも吉。
サボって何をするか考えておく
サボって何をするか、1日の予定をあらかじめ決めておこう。
たとえば他にやりたいことがあって部活を辞めたいなら、そのやりたいことを実際にやってみる。
部活がとにかくハード過ぎて疲れている人は、1日思いきりゆっくりのんびりするとか、昼寝するでもいいだろう。
人間関係がめんどうで辞めたいなら、心が休まったり楽しくなったりする気分転換をしよう。
勉強したいなら本当に勉強しよう。
とにかく部活があったからできなかったこと、部活のために我慢していたことを、サボった1日を使って思いきりやる予定を決めておこう。
サボってみたらまた部活がやりたくなるかも
すると、つきものが落ちたように気が晴れて部活がやりたくなるかもしれない。
部活を続けた方が放課後充実しそうと思うかもしれないし、今辞めたら今まで積み上げたことがもったいないと思うかもしれない。
部活仲間と会えないとさびしいもんだと感じるかもしれない。
やっぱり部活が好き、と思い出すかもしれない。
そんなときはまた部活に戻ってやってみるのもいいんじゃない?
もちろん、1日サボってみたら「もう嬉しいことしかない...!」
となったら無理して嫌な部活を続けても意味がないし、時間の無駄。
スッキリ辞めて大切な時間を有意義に使おう。
部活辞めるか、辞めないか。
自分でシミュレーションしたうえで納得して決めたなら、どっちに決めてもきっと後悔しないよ。
スポーツ系の部活に入っているなら、プロを目指したいと思っているかもしれないね。たとえば、プロのサッカー選手ってどんな仕事だろう?
最近WBCで注目が高まったプロ野球。キミの手に汗にぎったかもしれないね。そのなかで活躍するプロの野球選手とはどんな仕事かな?
プロ野球選手
チームが勝てるよう、自分の持てる力で活躍するプロのアスリートです
プロ野球の試合は日本の各地で行われ、多くの人々を楽しませています。
公式試合はセ・リーグも、パ・リーグも143試合が行われます(2017年度)。プロ選手は、これらの試合に出場し、チームが勝てるよう活躍します。
そのため、野球の技術を磨いたり、心を強く保つための練習が欠かせません。
睡眠や栄養に気を配って、体力を向上させる努力も必要です。試合の行われないオフシーズンも、練習のためのキャンプに参加したり、自主的にトレーニングを行ったりして、試合で万全の力が出せるよう練習をします。
また、野球教室やサイン会など、ファンとの交流も大切にします。
現在、日本には12のプロチームがあり、1チームの人数は70人以内と決められています。
プロ選手になれるのは選ばれた少数の人だと言えるでしょう。
球団との契約は、ふつう、1年ごとに見直されます。
どれくらい試合で活躍したかで次の年の年俸が決まり、活躍できなかった場合は契約できないこともあります。
シーズン中は日をおかずに続けて試合に出場するなど、体力が必要な仕事です。
新しく入団した選手は、その球団の用意した寮で暮らし、規則正しい生活やプロとしての心がまえを身につけます。
また、ほとんどの人が30代なかばぐらいまでに現役選手を引退し、コーチや野球解説者、タレント、実業家など、第2の道を進むようになります。
プロとして認められる実力と、体力やセンスなどの素質が必要です。
また、プロになってからも、もっとうまくプレーできるよう、練習にまじめに取り組める努力家であることが求められます。
できるだけ長く現役をつづけるためには、日ごろから生活や食事に気を付けて自分を管理することも求められます。
強い精神力と向上心、チームのメンバーと助け合ってプレーができる協調性も、大切な条件です。
公式試合はセ・リーグも、パ・リーグも143試合が行われます(2017年度)。プロ選手は、これらの試合に出場し、チームが勝てるよう活躍します。
そのため、野球の技術を磨いたり、心を強く保つための練習が欠かせません。
睡眠や栄養に気を配って、体力を向上させる努力も必要です。試合の行われないオフシーズンも、練習のためのキャンプに参加したり、自主的にトレーニングを行ったりして、試合で万全の力が出せるよう練習をします。
また、野球教室やサイン会など、ファンとの交流も大切にします。
限られたわずかな人が、プロ野球選手として球団と契約できます。
プロ選手になれるのは選ばれた少数の人だと言えるでしょう。
球団との契約は、ふつう、1年ごとに見直されます。
どれくらい試合で活躍したかで次の年の年俸が決まり、活躍できなかった場合は契約できないこともあります。
シーズン中は日をおかずに続けて試合に出場するなど、体力が必要な仕事です。
新しく入団した選手は、その球団の用意した寮で暮らし、規則正しい生活やプロとしての心がまえを身につけます。
また、ほとんどの人が30代なかばぐらいまでに現役選手を引退し、コーチや野球解説者、タレント、実業家など、第2の道を進むようになります。
プロ野球選手はどんな人に向いているの?
また、プロになってからも、もっとうまくプレーできるよう、練習にまじめに取り組める努力家であることが求められます。
できるだけ長く現役をつづけるためには、日ごろから生活や食事に気を付けて自分を管理することも求められます。
強い精神力と向上心、チームのメンバーと助け合ってプレーができる協調性も、大切な条件です。
いろいろ思い悩んできたキミなら、同じように悩みを抱えている人の相談に乗ってあげたいと思うかもしれないね。カウンセラーってどんな仕事だろう?
カウンセラー
カウンセラーの働き方は?複数の職場をかけ持ちすることも
専門性の高い資格の一つに臨床(りんしょう)心理士があり、総合病院や福祉施設に勤めたり、学校で児童や生徒の悩みの相談にのるスクールカウンセラーになったりします。
企業などで働く労働者がかかえる悩みの相談にのる産業カウンセラーという資格もあります。いくつかの職場を複数担当していることもあり、勤務時間が不規則で収入が安定しないこともあるようです。
有資格者として高い収入を得られることもあります。
カウンセラーはどんな人に向いているの?
対話をしながら相手の心を開き、悩みや不安をときほぐす仕事なので、相手の話をじっくり聞くことができる人、相手を見た目や身の上などで判断せず誠実に向き合える人、包容力のある人などが向いているでしょう。
事件や事故などのつらく苦しい話を聞くこともあるため、話の内容に動じない心の強さも求められます。
そういった相手の悩みや苦しみを聞き解決に導くには、心理学の専門的な知識はもちろん、広い視野や教養も必要です。
どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!
『部活』のこの記事もあわせて読む!
新学期キャンペーン
キャンペーン中!ですよ。リンクは特になし