『学校見学 高校の文化祭でわかること』

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2022.09.30
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夏休みが終わり、9月からはいよいよ文化祭シーズン。 実は高校もそうなんだ。
なんで高校の文化祭の話をするかって?
高校の文化祭は、その高校のふん囲気がわかるから受験生が絶対に参加したいイベントだからなんだ。
それに今年受験生のキミには、高校の 文化祭は高校を見て回れるラストチャンスということ。10月以降に開催される学校説明会や個別の相談会は、受験に直結する説明や情報といった内容がほとんど。
その高校の生徒や校舎などを見て回れない可能性が高いので、リアルな学校生活を知ることは難しいんだよね 。
だからこそキミの第一希望の高校はもちろん、何校かをみて回ってほしい。
それぞれの高校のふん囲気が比較できるようにね。
キミの高校選択のすばらしい体験になるように、参加のポイントをお伝えしていこう。

高校の文化祭を見学する準備


文化祭で高校のことをよく理解するためには、まずは準備が重要!
なにを準備すればいいのかな?

スケジュールを確認する


自分が行ってみたい高校ごとに、ホームページに掲載されている日程をチェック。
中学生は友達や保護者の方と参加することが多いようなので、事前に計画を立てて スムーズに過ごせるようにしよう!
注意したいのは、2022年(令和4年度)の開催の有無。
現在コロナ禍で、オンラインでの開催や、文化祭自体が中止になるケースもあるよ。
各学校のホームページに詳細が掲載されるので、必ず確認しておこう。
開催日が変更になる可能性もあるから、当日まで何度かチェックすると安心だよ。
そのとき、ホームの更新日が最新かどうかの確認も忘れずにね!
さらに、参加や現地での説明会に事前の予約が可能なケースもある。
学校ごとに予定を一覧にして、日時を把握(はあく)するのもオススメだよ。
行きたい学校の日程がかぶって しまった!というケースもある!
土曜日と日曜日の両方で開催されている学校もあるので、曜日を分けるか、午前と午後で学校をハシゴするのも手だよ。
学校ごとの到着までの時間や、実際に見学する時間も必ず確認しておこう。

服装はどうする?


私服でも制服でもどちらでもOK!
同じ中学からの出身者が多い高校では、制服を着ているほうが先輩に声をかけてもらえる可能性は高いかも!?
どちらにしても、会場の施設のなかは寒かったり暑かったりするから温度調整ができるようにしておこう。

持ち物はどうする?


・往復の交通費
公共交通機関を利用する場合は、忘れずに!
・おこづかい
文化祭では学生による飲食店も出ている場合があるから、持っていたほうが安心。もちろん大金は不要だよ。
・A4サイズが入る袋
学校案内やパンフレットをもらうかもしれないから、用意しておこう!
・上履き
校内を見て回るときに必要な場合もあるよ。学校のWebサイトでチェックしておこう。

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高校の文化祭 みるべきポイント


学校説明会では先生による説明がメインになるけれど、文化祭は生徒が主役!
部活動に所属していない生徒も参加しているので、どんなふん囲気の生徒が多いのか、リアルなようすが知れることがいちばんの魅力だよね。
実際に訪れることで、高校3年間を 過ごすイメージがつくか、じっくりチェックしよう。

学校全体のふん囲気をチェック


生徒が一丸となって盛り上がったり、逆に生徒がそれぞれ自由に楽しむふん囲気など、文化祭はその学校のカラーがとても色濃く出る場所。自分の感覚と合っているかどうかチェックしておこう。 私立学校は、特色を持ったところが多いので気になる学校には積極的に足を運ぼう。
「この学校に行きたい!」と心から思える学校に出会えると、勉強へのモチベーションもグッと上がるもの。
入試難易度はいったん 度外視して、まずは自分のフィーリングを大事にしてみてね。

どんな生徒が多いのかチェック


人間関係は学校生活において最も重要と言っても過言ではない。
リーダーシップを発揮するタイプが多いのか、おだやかな生徒が多いのかなど、友達になれそうな人はいるかな?とチェックしてみるといいよ。

部活の展示をチェック


学校紹介や公開授業などでは見られない、その学校の部活ならではのふん囲気がわかるので、入りたい部活がある人は絶対チェック!
当番でその部活の生徒がいる場合が多いので、ぜひ積極的に話しかけて、自分に合っているか確認しておこう。

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文化祭見学はハシゴで


文化祭シーズンは9月から11月。
土曜日か日曜日に行われることが多いので、いくつかの学校で文化祭の日程はかぶってしまう。
でも学校説明会と違い、時間の制約がないところが文化祭のポイント!
1日のなかでうまく予定を組めば、文化祭をハシゴして効率よく学校を見学できるよ。
いくつかの学校を回ることで、特色の違いがよりはっきりわかる。
うまくハシゴして、気になる学校の文化祭はまんべんなく参加しよう!

私立と公立のはしごでわかること


私立は学校によって特色が出やすいので、校風や生徒のふん囲気に違いを感じることができるはず。
公立は女子校、男子校、共学校などの違いがあり、それによってふん囲気が大きく変わるから志望校のなかにある場合は必ず出向いて、自分に合っているか検討しよう。
さらに、30分程度で行き来できる距離なら、併願校として実際の入試で両校とも受験する可能性もある。時間をうまく使って、どちらのふん囲気が自分に合っているか、じっくり確認しておこう。

私立と私立のはしごでわかること


私立は 学校ごとの方針によって校風が大きく異なる。
自由闊達(かったつ)な学校もあれば、伝統を重視する学校もあって、通っている生徒のふん囲気もガラリと変わるんだ。
受験したい私立選びのためにも、ぜひ実際に足を運んでみることをオススメするよ。

公立と公立のはしごでわかること


公立高校同士ではあまり違いが感じにくいのでは?と思うかもしれないね。
たとえば 立地の違いでも高校のふん囲気はちがうんだよ。
繁華街のなかにあるのか、自然が多い環境にあるのか、などでも学校の特色は変わってくる。
また、学校ごとに設備や力を入れている部活も異なるので、ぜひ実際に足を運んで、学校のふん囲気を体験してしてみよう!

文化祭以外で高校見学できるのは?


文化祭以外でも、学校を見学する機会はたくさん用意されているよ。
とくに、学校説明会・オープンスクールは志望度の高い学校は必ずチェックしておこう。
文化祭では聞けない、学校の詳細情報や、入試情報が手に入るよ。
また、時間がない人や、たくさんの学校を知りたい人は、合同説明会ならさまざまな学校のことを一気に知ることができるのでオススメだ。
いちばん行きたい高校に出会えるように、自分に合った方法で学校にアクセスしてみよう。

学校説明会


ホールや体育館などの会場に集まって、校長先生をはじめ学校の先生から、学校概要や入試情報などを説明を受ける機会。
6月から8月にかけて2回以上の複数回行われるよ。
保護者同伴や、事前の予約が必要な場合があるので要注意。
保護者の方には日程を早めに伝えて、ついてきてもらうことをお願いをしておくとスムーズだね。
各自治体の教育委員会には公開授業や学校説明会の日程のお知らせがあるはず。教育委員会のホームページをが確認してみよう。
たとえば、東京都・日比谷高校では、
学校見学会を7月から、7月18日・7月26日・7月27日・8月15日・8月16日・8月17日に実施している。学校見学・学校説明会を、10月8日・11月 5日・3月25日に実施するとのこと。また、12月3日・12月10日に入学相談会が予定されているんだ。
私立高校 は、日程が多く、説明会の種類も豊富なのが特徴だ。
たとえば、東京都にある 蒲田女子高等学校では、10月22日・10月29日・11月5日・11月12日・11月26日に学校説明会があり、 ほかにも多数、個別相談会などが設定されている。
入試を考えている高校の予定を確認して、必ず予約を忘れずに参加しよう。
※必ずそれぞれの学校 のホームページを検索して、最新の情報を確認しよう。

オープンスクール


オープンスクールは、受験生本人を対象とするイベントで、学校の体験授業を受けることができ、入学後の学校生活をイメージできるんだ。
各学校、1回〜2回開催されるようだよ。
また、開催する学校によって名称が異なるので注意しよう。
たとえば、千葉県では「1日体験入学」となっており、6月から8月のあいだと9月以降に予定されているよ。早めに予定を確認して積極的に参加しよう。
※各都道府県の教育委員会などのホームページで、一覧表で掲載されている場合、必ず学校名をクリックして、各学校のホームページの最新の情報を確認してね。

合同説明会


合同説明会とは、複数の高校が一箇所に集まり、学校の説明を受けることができるイベントだよ。
最近はオンラインでの開催も多いので、なにか中学校の予定が入っていても調整しやすいのがポイント。
積極的に活用して高校選択の幅を広げてみるのもいいね!

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まとめ


どうだったかな? 
高校の文化祭はその学校のふん囲気をつかむのにいちばんの方法だよ。
文化祭をおもいきり楽しんでいる高校生の姿を見て、キミにビビッとくる学校を見つけようね!

文化祭や学園祭といったイベントそのものに興味がわいたキミは「イベントプランナー」を調べてみよう!


イベントプランナー


イベントプランナーとは? 仕事内容は? イベントプランナーになるには?


イベントプランナーにはたくさんの種類があります。例えば・・・
・スポーツイベント
スポーツの大きな大会などの企画を行います。
・ ライブコンサート
アーティストのライブコンサートなど音楽を主体にしたイベントの企画を行います。
・ウエディングプランナー
結婚式を演出する「ウエディングプランナー」もイベントプランナーの一種です。
そのほかにも企業のキャンペーンや自治体のフェスティバル、博覧会、いろいろな展示会などイベントプランナーの活躍の場は多岐(たき)に渡っています。

イベントプランナーの仕事内容は?


イベントプランナーは主催者からの依頼を受けて企画を進めていきます。
言うまでもないことですが、どんなイベントにも目的があります。
その目的に沿って企画や演出を考案していきます。
規模が大きく国際的なイベントの場合などでは、複数のイベントプランナーがそれぞれのもち場を分担します。
企画が決まったら、情報を集めたり、イベントを行う現場を見に行ったりして、イベントの目的に最もふさわしい演出方法を考えます。
それから、会場づくり、パンフレットなどの制作物、会場内の音響や照明、美術効果、宣伝にいたるまで、総合的にプロデュースします。
企画を立ち上げるだけではなく、予算の管理やスケジュールの調整、スタッフやゲストの人選、当日のイベント運営・終了後のフィードバックまでがイベントプランナーの仕事の範ちゅうです。

イベントプランナーの働き方や就職先は?


イベントプランナーは広告代理店やイベントの制作会社に属する場合が多いのですが、フリーランスで活躍する人もいます。
また、数は少ないものの、地方の自治体の広報室などに勤めてイベントプランナーとして働く人もいます。
フリーランスで活躍している人はまだ少数ですが、独立するチャンスも大いにあります。

イベントプランナーには発想、分析する力がある人に向く


イベントプランナーには、イベント好きで、好奇心旺盛(おうせい)な人が向いています。
そして、いろいろなことを同時に進められる管理能力と、多くの人を動かすリーダーシップも求められます。
また、音響、照明、美術など、イベントに関するいろいろな分野にくわしいことも必要になります。
とくに必要な資質としては・・・ ・発想力
イベントプランナーには常に新しいものが求められます。
自分自身もさまざまなイベントを体験してみたり、いろいろな場所におもむいてみるなど好奇心旺盛であること、行動力があることが大切です。
・調査分析力
ひょっとするとイベントプランナーはアーティストのような「感覚勝負」の職業と思われるかもしれませんね。
たしかにそのような一面もありますが、じつはイベントの企画や演出はすべてが「そのようになるべき理由」をもっています。
「自分はこれがいいと思う」だけでは依頼主は納得しません。なぜそうなのか? 
対象の商品や顧客を調査し、論理的、分析的に見ることができる力が必要です。
・コミュニケーション力
依頼主に対しての企画の売り込みにしても、その後の企画打ち合わせにしてもコミュニケーション力がとても大切な職業です。
コミュニケーション力とは「相手が何を望んでいるのか」をかぎ取り、表現する力です。
その中にはアーティストのような表現力も含まれますが、論理的な分析の結果、数字で相手を納得させる力をベースにするべきです。


文化祭を見てその学校がだいたいわかったキミは観察眼がとても鋭いかも。「新聞記者」について調べてみよう!


新聞記者/span>


新聞記者の仕事内容は?


社会の日々の出来事を取材して、新聞記事で伝えます。
新聞記者は新聞社の編集局に勤め、日々のさまざまなできごとを記事にして伝える仕事です。
編集局には政治、経済、社会、生活情報、文化、運動などの部門があり、地域で起こった日々のできごとから世界のニュースまで、さまざまなことを記事にします。
新聞記者には、直接現場で取材し原稿を書く取材記者、一枚の写真からできごとを表現する写真記者、ニュースの価値を判断しレイアウトを決める整理記者、記事に誤りがないか確認する校えつ記者など、さまざまな担当がいます。

新聞記者はどんな働き方をするの?


取材記者は、まず各地の支局で経験を積みます。
全国紙の場合、本社のほかに支局や支社があります。
新人記者は支局に配属され、地域の事件や裁判、選挙などの取材から仕事を始めます。
数年かけて一通りの仕事を経験すると、本社や支社に転勤して専門的な部門の仕事をすることが多いです。
事件が起きれば昼夜に関係なく取材に行ったり、大きな記事のしめ切り直前には会社にとまりこんだりするなど、勤務時間が不規則になる仕事の代表。体力や気力が必要です。
しかし自分の記事が新聞にのり、読者や社内からの反響があると大きなやりがいを感じられます。

新聞記者はどんな人に向いているの?


取材をして記事をつくるときには、ただ事実を調べるだけでなく、相手の思いをよく聞き取り、社会に対してどうあるべきかという記者自身の考えも大切になってきます。
そのため、新聞記者はまず一人の市民としての良識があり、弱者に優しく、正義感のある人が望まれます。
フットワークが軽く、物おじせずにだれとでも話ができる性格が向いているでしょう。
新聞記者は表現をする人でもあるため、自分の記事に対して社内や読者からさまざまな感想、ときには批判を受けます。
自信をなくしたり苦しんだりすることもあるでしょう。
記事を生み出し続ける強い好奇心と体力、ねばり強さが求められます。


なんだかんだいって先生の魅力が校風を作るよね、と感じたキミは「中学校教諭・高校教諭」を調べてみよう!


中学校教諭・高校教諭


専門教科を教え、進路や生活指導をする


中学校教諭は、国語や数学などの専門教科を中学生に教えるとともに、クラス担任を受け持って進路指導や生活指導を行います。生徒への直接の指導以外にも、クラブ活動の顧問や学校行事に関わる業務など幅広い仕事をします。
中学生時代は将来を考え始める時期で、生徒の個性や才能をのばせるように適切に指導していくことが重要です。
高校教諭は、中学校教諭に比べてより高度な内容を教えることになります。
工業や商業などの中学校にはない専門教科がある高校で指導したり、「公共」や「倫理」などのより専門的な科目に分かれて授業を受け持ったりします。
高校時代は将来の目標が具体化してくる時期なので、目標に合った進路に進めるよう導きます。

それぞれの学校の教員採用試験に合格して働く


公立の学校に勤める場合は、中学校教諭、高校教諭ともに地方公務員となります。
都道府県・政令指定都市内で数年ごとに勤務先を移ることが多いです。
一方、私立の学校に勤める場合は会社員と同じで、給料などは学校ごとに決められており、公立のように勤務先を移ることはまずないでしょう。
学校の先生は日ごろの授業時間以外にも、授業準備やテスト作成、採点、PTAの運営や参加、生徒の相談にのるなど、いろいろな仕事をしています。
放課後や休日にもクラブ活動の顧問として試合に引率することもあり、多忙でしょう。

中学校教諭・高校教諭はどんな人に向いているの?


中学校教諭、高校教諭ともに、専門的な教科の指導のみならず、多感な年ごろの子どもたちに向き合って意欲を引き出し、一人ひとりの個性や能力を理解し、のばしていく力が必要です。
授業についていけない、親や先生に反抗する、友人関係で悩む、不登校になるなど、思春期ならではの問題もあるため、生徒を引っ張っていく熱心さや明るさ、何でも打ち明けてもらえるような包容力を持ち合わせているとよいでしょう。


どんな仕事かな?と思ったら「ミライ科」を見てみてね!

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