『旅行にゲーム 持っていくと盛り上がるやつは?』

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#放課後
2022.07.21
旅行にゲーム

夏の合宿や旅行のお供といえばゲーム。
いつもとは違(ちが)う環境で家族や友達と過ごせるときにはアナログなゲームで盛り上がってみない?

旅行にゲームを持っていけばみんなで盛り上がれるよ


学校のイベントなどでは、みんなで盛り上がることができるカードゲームがオススメ。
どんなゲームがあるのか、持っていったときのメリットとデメリットを紹介(しょうかい)するから選ぶときの参考にしてみてね。

トランプ


まずはゲームの超定番であるトランプ。
「ババぬき」「神経衰弱(すいじゃく)」「七並べ」「スピード」「大富豪(ふごう)」...これひとつあれば、みんなでできるゲームはたくさんある!しかもコンパクトに収まるのがいいところ。

UNO


歴史ではトランプに負けるけれども、有名度と愛され度では負けないのがUNO。
コンパクトさではトランプに負けないし、盛り上がる要素もたっぷり!トランプと比べたときのデメリットとしては、ゲームの内容がしぼられるということくらい。

ボードゲーム


ボードゲームも、みんなでやると盛り上がるものがたくさんあるよね!
ただし、カードゲームに比べたらコンパクトさには欠けるのがデメリット。家族での車旅行に持っていくのは可能だけれど、学校のイベントには少々厳しい。

だれでも知っているトランプで盛り上がるゲーム


ふだん、あまりやらないゲームって案外ルールを忘れてしまうもの。代表的なゲームのルールを紹介しておくね。

大富豪


■人数:3~6人
■使うトランプ:ジョーカー以外の52枚と、ジョーカー1枚
■カードの強さ:強い順に、ジョーカー、2、A、K、Q、J、10~3(そのほか細かいルールもあります)
■ルール
前の人が出したカードよりも強いカードを出して、先に手札をなくした人が勝ち!
■やり方
1.親がカードをすべて配る
2.親がカードを1枚出す。同じ数字であれば2枚以上一緒(いっしょ)に出せる
3.次の人は、前の人が出したカードよりも強いカードを出す。2枚以上で出した場合は、同じ枚数を出す
4.だれも出せなくなったら、それまでのカードの山は横によけて、新しい山を作る
★同じ数字のカードを4枚出したら「革命」といって、カードの強さが逆転する
★2回目以降(いこう)、前のゲームで1位(大富豪)だった人のいらないカード2枚と、最下位(大貧民)の最強カード2枚を交換(こうかん)する

セブンブリッジ


相手のカードをもらうルールを使いながらカードの組み合わせを作るゲームだよ。
■人数:2~6人
■使うトランプ:ジョーカー以外の52枚と、ジョーカー1枚
■カードの点数:A・絵札...10点、数札...そのカードの数字、7のカード...手持ちの点を2倍、ジョーカー...手持ちの点を5倍
■ルール
カードを引いたり捨てたりしながら決まった組み合わせを作り、最初に手元のカードをなくした人が勝ち!
■やり方
1.じゃんけんで親を決めたら、親は時計回りにひとり7枚ずつカードを配り、残りは山にしておく。
2.親から順番に山からカードを引く。1枚引いて、いらないカードを1枚見えるように捨てる。
3.カードを引いて、次の組み合わせ、または7があったら「チー」「ポン」というかけ声とともに、カードを表にして出せる。自分の前の人が捨てたカードがあれば「チー」「ポン」になるときは、そのカードを使える。
「チー」...同じ数字か、絵札のカードが3枚以上そろったとき
「ポン」...同じマークで連続するカードが3枚以上そろったとき
「セブン」...7のカード1枚

ポーカー


5枚の手札の組み合わせの強さで勝負するゲーム!
■人数:2~6人
■使うトランプ:ジョーカー以外の52枚と、ジョーカー1枚
■カードの強さ:強い順に、A、K、Q、J、10~2で、ジョーカーはどのカードの代わりにもなる
■ルール
有名な「ドローポーカー」の簡単編を紹介するよ。トランプを3回交換して、いちばん強い組み合わせの人が勝ち!
■やり方
1.親がひとり5枚ずつカードを配り、残りは山にする。
2.親の左どなりの人から順に、自分の手札の中のいらないカードを、山のカードと交換する。
3.全員が3回交換したらカードを見せ合い、いちばん強い組み合わせだった人が勝ち!
■カードの組み合わせ(弱い順)
すべて、強いカードが多いほうが勝ち
ワンペア...同じ数字のカード2枚が1組だけある
ツーペア...同じ数字のカード2枚が2組ある
スリーカード...同じ数字のカードが3枚ある
ストレート...5個の数字が順番に並ぶ組み合わせ
フラッシュ...同じマークのカードが5枚そろう
フルハウス...同じ数字のカードが、2枚と3枚ある組み合わせ
フォーカード...同じ数字のカードが4枚そろう
ストレートフラッシュ...同じマークのカードが数字の順に5枚そろう
ロイヤルストレートフラッシュ...同じマークで、A、K、Q、J、10がそろう

最近考案されたトランプゲーム「素数大富豪」


トランプは日々進化している!そして、場所によって違う「ローカルルール」もたくさんあるんだ。小学校が違った友達とルールが違うなんてこともあるかもね。
最後に、最近生まれた「素数大富豪」というゲームを紹介するよ!

ルール


出せる数字は素数(その数よりも小さい正の数で割り切れない数)のみ。前の人が出した素数よりも大きな素数を出していき、先に手札がなくなった人が勝ち!
■やり方
1.親はひとり7~10枚ずつくらいカードを配り、残りを山にしておく。
2.親から順に素数のカードを出す。2枚以上使って「A」と「3」で「13」、「K」と「A」で「131」といった使い方も可能。
3.いちばん最初に手札をなくした人が勝ち。

★素数ではない数を出したらペナルティとして、出したカードを引き取り、同じ枚数だけ山から引く
★「6=2×3」だから「6」「2」「3」の3枚を出す、など素因数分解した数のカードがあればまとめて出せる

数学が得意な人が強い?


このゲームはみんなが「素数」をとっさに判断する必要がある!
考えたのが日本の数学者ということもあって、最初は数学好きの間ではやったそうなんだ。計算が得意な人、数字の感覚がするどい人が強いといえるかもしれないけれど作戦もある!

勝つためのコツは?


まずは、基本的な素数を覚えること。
例えばトランプのカードにある素数は「1、2、3、5、7、11、13」だ。他にも「その数のすべての桁(けた)の数を足すと3の倍数になるなら、その数も3の倍数(つまり素数ではない)」という法則がある。例えば一見素数なのかどうかわからない「64215」は「6+4+2+1+5=18」で3の倍数になるからNGなんだ!覚えておくと数学でも役に立つかも!?

興味をもったらぜひ挑戦(ちょうせん)してみてね!

旅行にゲームに興味をもったキミにぴったりな仕事
旅行をどうしたら楽しくできるか、考えるのが好きなキミは「旅行代理店」の仕事がオススメ。今までにないデザインのトランプを思いついた!そんなキミは「グラフィックデザイナー」がピッタリ。トランプを使って新しいゲームを考え出したいと思ったら「ゲームクリエイター」の仕事について調べてみよう。



どんな仕事かな?と思ったら「ミライ科」を見てみてね!

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