『クロール 息継ぎのコツ 今さら聞けない息継ぎの極意』

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2022.07.11
クロール 息継ぎのコツ

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水泳が苦手という人がつまずくところ、それは「息継(いきつ)ぎ」。
クロールの息継ぎってどうしてあんなに苦しいの!?
テレビで見るような選手たちは、水飲んじゃったりしないわけ!?今さら聞けない息継ぎのコツ、知りたいよね。

息継ぎがうまくできない原因

まず、息継ぎがうまくできない原因がどこにあるのかを分析(ぶんせき)してみよう。
キミは次の3つのうちどのタイプかな?思い出してみよう...あ、思い出すだけで苦しい!?

体が沈(しず)んでしまう

息継ぎをするたびに、ブクブクと体が水の中に沈んでいくというパターン。
体が沈むのは顔を上げすぎているからということが多いよ。「ぜったい息をしなきゃ!」と思うあまり、顔を上げることに必死になりすぎちゃうんだよね。わかる。

口に水が入る

プハッと口を開けたら水が流れ込(こ)んできて、むせ込んで息をするどころじゃない...!そんな場合は、じつは顔が水から出ていないという場合が多いかも。
あぁ、プールの水の味を思い出す...。

苦しくなってしまう

息継ぎをするたびに、だんだん苦しくなって25m泳ぎきるとゼーハーいっちゃう、そんなときは息をはく量が少なくて空気を取りこめていないということが多いんだ。
「苦しくなんかないよ、どれだけでも泳げるよ」なんていってる人は、魚ですか?

スポーツにいそしむなら読んでみよう!

息継ぎのコツ 体が沈んでしまうことを防ぐ

原因がわかったら、それを改善すべく練習をしてみよう!息継ぎの苦しさを乗りこえればプールのとき間が5倍は楽しくなるかも!まずは体が沈んでしまうのを防ぐ方法だ。

上体を起こさない

息継ぎのたびに体が沈んでしまう場合は、頭が水面に全部上がってしまい、下半身が沈んでしまうことが多いんだ。上体を起こしていないか、チェックしてみよう。

頭は向きを変えるだけ

息継ぎは横向きにするのがベスト。頭のてっぺんは水面につけたまま、顔を横に向けるくらいのつもりで、体が水面と平行を保てるように意識してみよう。

クロール 息継ぎのコツ

息継ぎのコツ うまい息継ぎのしかた

次は息継ぎのコツだよ。
最初はやっぱり水を飲んでしまったり苦しくなったりすることがあるかもしれないけれど、練習するうちにきっとスムーズになるよ!

「吸う」ことより、「はく」ことを意識

「息を吸わなきゃ死んじゃう...!」そう思うあまりに、「吸う」ことをがんばりすぎると逆に苦しくなる。ふつうの呼吸と同じように、軽く息をはいて顔を上げたら、吸える分だけ吸う、それで十分。

鼻息を吐いてから呼吸する

水のなかでは鼻で息をはくのが基本だ。
鼻ではいて「ぱっ」と言いながら口を開けると自然に息が吸えるから、まずは足をつけて止まった状態で練習してみよう。

息を吸いすぎない

あせるあまりに息を吸いすぎると、沈むと同時に水を吸い込んでしまうことも。自然に吸える分だけでだいじょうぶだということを覚えておこう。

息継ぎは2回に1回

小刻(きざ)みに息継ぎをしすぎると、体が沈んで前に進まない!右か左、自分で息継ぎをしやすいほうがどっちかやってみよう。
決めたほうの手で水をかいて、手が後ろにいったタイミングで息継ぎをしよう。
クロール 息継ぎのコツ

息継ぎの疑問

息継ぎについてもうちょっとくわしく知りたい?よし、くわしく紹介(しょうかい)するからイメージしながら読んでみてね。

クロールの息継ぎは右? 左?

息継ぎの向きは、自分がやりやすい方向で問題ない!
右か左、顔を向けやすいほうがあると思うから、しっくりくるほうを選ぼう。

息継ぎのときの顔の向きは?

前ではなく、横を向くこと。息継ぎのときに前に伸ばしているうでに、耳の後ろをくっつけたまま顔を上げるイメージだよ。

息継ぎで顔を上げるタイミングは?

息継ぎをする側の手で水をかき始めたら顔を上げ始め、手が腿(もも)の横に来たときに顔を水面より上に上げて息をしよう。

息継ぎのときに反対のうでが落ちないように

全身に力が入っていると、顔を上げたと同時に反対側が沈んでいくことも。
右で息継ぎをするときならば左うでが、左で息継ぎをするなら右うでが沈まないように気をつけてみよう。
ただし、意識しすぎると体が緊張(きんちょう)してしまうから、まずは、沈んでいないか確認するくらいのつもりで!

自己流で息継ぎをしていたから苦しかったんだ...っていう人もいるんじゃないかな?
息継ぎだけならお風呂でも練習できる!さあ、挑戦(ちょうせん)してみてね。

クロールの息継ぎのコツに興味をもったキミにぴったりな仕事
スポーツが好き、楽しさをたくさんの人に伝えたい!そんな気持ちがあるなら「スポーツインストラクター」がぴったりかも。
より専門的なことを学んでスポーツ選手をサポートしたい人は「スポーツトレーナー」を目指してみては?
体の仕組みを学んで、ケアや施術(せじゅつ)をすることに興味がわいたら「整体師」について調べてみよう。

どんな仕事かな?と思ったら「ミライ科」を見てみてね!
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2022.07.11

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