『部活勧誘　チラシはインパクトに命をかけよう』

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タグ :: #部活

: 2022.04.27

部活をやっているキミにとって、４月は新入部員をどれだけ勧誘できるかの勝負の時期だよね！勝負のゴングが学校中で鳴り響くと、この時期ばかりは文化部と運動部の垣根も無く、新入生獲得の戦いが繰り広げられる...！
そして勧誘活動で地味だけどいい働きをするのが「チラシ」や「ポスター」だ。

チラシポスターは雄弁なスカウトだ！

壁一面にはられる勧誘ポスター、「見る人いるのかな...」なんて思っちゃうこともあるかもしれないけれど、新入生は見ているぞ！先輩に話しかけるのなんて緊張して絶対無理...という時期の４月。自分が興味のある部活がどんな雰囲気なのか、まずは見学に行くかどうかの決断をする大切な材料こそ、チラシやポスターなんだ。
チラシやポスターは、キミたち上級生が直接話しかけて勧誘できない場所で、求める人材に声をかけてくれるスカウトだといえる。だから力を入れて作って損はない！はずしちゃいけないポイントを確認してみよう。

ターゲットを明確にしよう

　まずは「何部」なのかを書くこと。背景にテニスラケットを描いたからＯＫ、と名前を入れなかったら案外伝わらなかった...、なんてこともあり得る。
自分たちにとっては当然の情報も必ず入れること。
次にどんな能力のある人、どんなタイプの人を募集しているのかということを書こう。「だれでもいいからとにかく人数が欲しい！」「即戦力になってくれる経験者が欲しい」これは結構大きな違いだよね。新入生にとっても条件の違いは重要で「やってみたいな～」くらいの気持ちで入部しても活動できそうなのか、クラブ活動や習いごとで経験した人が集まっている部だからあきらめた方がよさそうなのか、という判断基準になるよね。
さらに、転部を考えている在校生もＯＫなのか、新入生だけなのか...という条件もあるね。

インパクトに命をかけよう

部活のチラシやポスターは、はる場所が指定されている場合が多い。つまり他の部のものと一緒にぎっしりはられる可能性が高いということ！そのなかで、きちんとターゲットの目に留まらなくては書いてある情報も読んでもらえないから意味がない。だからインパクトには命をかけよう！
全面に目立つ色を塗る、折り紙などで立体化する、写真で勝負...いろいろな方法があるよ。インターネットで検索すると、無料のデザインテンプレートなどもあるから、うまく使って作ってみよう。

入部したらどうなるのかを伝えよう

ターゲットの目に留まったら、次に伝えたいのは「入部したらどうなれるのか」ということ。部活は週に何日あるのか、みんなどれくらい熱心に活動しているのか、それともゆったり気ままに楽しめる部活なのか...入部したらどういう生活になるのか、簡単に伝えられるといい。

入らない理由を潰してあげよう

「未経験でも歓迎！」「初心者でもだいじょうぶ！」と書いてあったとしても、それを見た新入生は「入っても本当にできるのかな...」「難しそう...」なんてちょっと不安を感じるもの。だからそんな気持ちをうち消す情報も書いてあげると親切だ！
たとえば初心者でもだいじょうぶかも...と思ってもらうためには「入部した後はひとりひとりていねいに教えます！」「今の２，３年生も半分以上が初心者でした！」といった具体的な情報があるといい。ほかにも、バスケ部が気になるけど背が低い...と迷っている人には「背が低くても活躍できるポジションがあるよ！」など、体格によって迷うことが予想される部は、そんな人の背中を押せる情報もいい。今活動しているメンバーに、迷ったことや悩みを聞いてそれを言葉にするとリアリティがあるものが作れるぞ。

入部まで導く情報で必ず獲得だ！

最後に忘れてほしくないのが、体験や仮入部を検討し始めたらどうしたらいいのか、という情報。「体育館に来てね！」「運動場で待ってます」といったふうに直接部活動の場所に来てほしいのか、「〇月〇日の体験会に来てね！」「〇月〇日にイベントをやります！」と、新入生歓迎のための機会を設けるのか...など、部によっても違うはず。新入生にとってほしい行動をきちんと書いておこう！
さあ、ねらった通りの新入生が入部してくれて、キミの部活がもっと盛り上がることを祈っているよ！

部活勧誘チラシ・ポスターに興味を持ったキミにぴったりな仕事
チラシやポスターの中身を考えること、どうしたらたくさんの人の目に留まるかを考えることが楽しいキミは「広告代理店」の仕事を調べてみよう。
その中でも特に、入部してもらうためのメッセージを考えることに燃えたキミは「コピーライター」がピッタリかも。イラストや写真を使ってメッセージをうまく配置して...と作ることが楽しかったら、「編集者」の仕事がオススメ。
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