『シャトルランの平均は? 中学生の体力テストの平均やコツ』

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2021.04.05
シャトルランの平均

体力テストはコツで乗り切れ!


キミは運動が得意?それともちょっと苦手かな?
得意な人にとっては晴れ舞台、苦手な人にとっては気が進まないイベント、それが体力テストではないかな。
1年に1度、嫌でも自分の体力が数字になって示されて、運動部のエースが輝いて見えて...一喜一憂する姿が教室のあちこちで見られる日だよね。
今日は、それぞれの種目のコツも紹介するよ!



体力テストの種目はなんだっけ?


体力テストは、1960年代から行われていて1998年から現在の形「新体力テスト」に変更されている。ひょっとしたら、キミのおじいちゃんおばあちゃんも参加していた...かもしれない、なかなか歴史が古い調査なんだ!

昔は「運動能力テスト」「体力診断テスト」に分かれていて、今よりも種目が多かったんだ。 でも、同じ種目で同時に測定できる項目もあるよね...ということで、今の形にまとめられたんだって。
さて、キミがやる「新体力テスト」の、12~19歳の種目はこれだけ!
●握力
●上体起こし
●長座体前屈
●反復横とび
●持久走か20mシャトルラン
●50m走
●立ち幅とび
●ハンドボール投げ

小学生までは、「ハンドボール投げ」が「ソフトボール投げ」だったよね。あとは、持久走ではなくて全員が20mシャトルランだったはずだ。
中学校からは「持久走」と「シャトルラン」はなんで選択制なのか?
それぞれの種目が、どんな力を計測するのか目的がはっきりと決められていて、持久走と20mシャトルランは、どちらも「全身持久力・運動を持続する能力」という体力を評価するための種目だから、どちらかで良いんだそうだ。
どっちを選ぶかは、先生次第!?



佐藤 義人さん(アスレチックトレーナー)は、高校時代サッカーに夢中になり、Jリーガーを目指していたけど、大きな事故に遭い、その道を断念。 そのときに、懸命に治療・リハビリにあたってくれた先生たちとの出会いがきっかけとなり、医学の道に方向転換。 夢を諦めざるを得ない、苦しい経験をした佐藤さんが、今アスレチックトレーナーとして大切にしていることとは。 早速動画を見てみよう!




それぞれの種目での中学生の平均値は?


「体力テスト」は国が実施している調査で、毎年のデータを分析して国民の体力の変化を調べている。文部科学省のホームページに「令和元年度体力・運動能力調査報告書」がアップされているから、14歳の平均値を見てみよう!
●握力...女子 25.61kg  男子 34.46kg
●上体起こし...女子 25.20回  男子 29.93回
●長座体前屈...女子 49.81cm  男子 49.16cm
●反復横とび...女子 49.38回  男子56.66回
●持久走...女子(1000m)280.85秒 男子(1500m)365.57秒
●20mシャトルラン(折り返し数)...女子 62.12回  男子 94.81回
●50m走...女子8.56秒 男子7.45秒
●立ち幅とび...女子 178.62cm  男子 214.74cm
●ハンドボール投げ...女子 14.57m  男子 23.69m

ちなみに中学生の時期は体力がどんどんついていく時期だからか、平均値も1年ごとの変化が大きい時期だ。
大切なのは「以前の自分の数値とどれだけ変わったか?」だよ。
平均値は、あくまで参考として気にしてみよう。

キミに種目ごとのコツを伝授しよう


体力テストって、ぶっつけ本番でやるとジャンプのタイミングがずれたり、思ったより柔軟じゃない身体に気付いてがっかりしたりするよね。
ちょっとしたコツを知っておくと、今年の結果が違ってくるかもしれないよ!


・握力

測る前に、手をグーパーさせるといいらしいよ。本当は、テストの少し前から毎日繰り返しておくと効果大のようだ!

・上体おこし

腹筋の力を測っていると思うこの種目、実は太もも辺りの筋肉も使っている!それを意識すること。そして、つい上を向きがちなあごを引くこと!


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・長座体前屈

前屈が苦手...それはつまり、ももの裏側の筋肉が固いということだ。
その筋肉を意識して、準備体操のストレッチをしておこう!

・反復横跳び

無駄な動きをなるべく少なくすることが大切だ。
頭をなるべく動かさず、腰から下を動かすつもりで左右へ移動してみよう。これは、練習がモノをいうかも!

・20mシャトルラン

この種目は「持久力」を測るもの。だから、なるべく体力を消耗しないことがコツだよ。
最初の方はゆっくりのペースだから...とダッシュして、ゴールで次のスタートを待つよりも、合図の音のスピードに合わせて動くことがポイント!

・持久走

これも、その名の通り「持久力」を測るものだ。最初にダッシュしすぎると、後半で息切れしてしまうから「つらくないペース」で走り出そう。周りを気にするよりも、自分のペースを守ることだ!

・50m走

小学校からずっとやり続けているこの種目。
「体が左右にゆれないように」腕を真っ直ぐ動かすこと、そしてゴールを駆け抜けること!スタート前にイメージトレーニングしておくといいよ!

・立ち幅跳び

これは、ジャンプの時の踏み切り姿勢が大切!
ひざをしっかり曲げて、腰も落として、自分の脚を「バネ」だとイメージしてみよう。

・ハンドボール投げ

ついつい緊張して、力を入れすぎて近距離にボトリ...なんてことにならないように、投げる前には肩を回して、屈伸して、身体をゆるめておくこと!
さあ、今年の体力テストもがんばってね!

※新型コロナウイルスの影響により一部の地域では生活状況が記事内容と合わない場合があります。ご了承ください。

体力テストに興味を持ったキミにぴったりな仕事
スポーツが好き、得意というキミは、「スポーツインストラクター」や「スポーツトレーナー」の仕事を調べてみよう。似た名前だけれど、二つの仕事はどう違うのかな?
自分たちも含めて、子どもの体力低下が問題視されている近ごろ。そんな問題にも興味があったら、「中学校教諭や高校教諭」など、子どもたちを直接指導する仕事が向いているかもしれないよ。

どんな仕事かな?と思ったら「ミライ科」を見てみてね!(職業名をクリックしたら見られるよ!)

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