『ア・メリカさん イラストレーター 主線なしイラスト! 経歴は?』

ア・メリカさん(イラストレーター)
カテゴリー : 
おしごと/先輩
タグ : 
#将来
2021.03.26
大好きなイラストを描いて生きていけたら!
絵が好きな人ならだれだって一度は考えることじゃないかな?
今回取材にうかがったイラストレーターさんはアメリカの美術学校を卒業して日本に帰ってイラストレーターになったのだそうだ。
イラストレーターを目指すキミなら見逃せない今回のオトナの本音はこちらだよ!

ア・メリカさん(イラストレーター)



さっそくインタビューを観てみよう!



動画のなかで語っていること

●イラストレーターになりたい中学生に話したい


●アメリカさんがイラストを描いているジャンルは「ゲーム」「出版」「広告」「雑貨」


●中学生のころはぜんぜん絵を描いていなかった


●大学受験に失敗してアメリカに留学しかことが転期に


●留学先の美術学校の先生から最後の授業で「きみには才能がある」と言われたことをはげみにイラストレーターになった



ア・メリカさんの経歴


ア・メリカさんはフリーランスイラストレーター。
親しみやすい絵本タッチの主線なしイラストでやさしく個性的な世界観を描く。
ゲーム、映像、広告、グッズ、装画などの分野で活動中。
代表作に「Pikmin Bloom(ピクミンブルーム)」ロード画面やコンセプトアート、「ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島」ゲーム内イラスト、「MOTHER」公式トリビュートコミック「Pollyanna」シリーズ装画など。
著書「"主線なし"イラストの描き方」を翔泳社より刊行。京都芸術大学客員教授。

サンフランシスコの大学Academy of Art Universityでイラストレーションを学び、帰国後サイバーエージェントにデザイナーとして勤めたのち、2018年独立。長崎育ち、現在は東京在住。
※ア・メリカさんのサイトより

アメリカさんのお話、どうだったかな? 憧れのイラストレーターの仕事がちょっとわかってもらえたろうか? では、イラストレーターの仕事はどんなもので、何が必要とされているのかをお話ししよう。

イラストレーターへのなり方 独学? 学校に行く?


イラストレーターは注文どおりのイラストをつくる。
雑誌やポスター、広告、本のさし絵、ゲームなどのイラストを描(か)くのがおもな仕事だよ。
自分の感性を大切にしながらも、注文した人の希望に合うイラストをつくらなくちゃいけない。
まず、注文内容をよく確認し、下書きの段階で再びイメージに合っているか確認を取って、着色するなどしてイラストを完成させるんだ。
トクイな絵のかき方があるなどの個性や魅力があったり、さまざまな注文に対応できる表現力があったりすると、仕事を得るときのアピールポイントになるよ。

イラストレーターはほとんどの時間を机に向かって絵を描(か)くことに使う


学校を卒業してゲーム会社や広告制作会社、広告代理店、デザイン事務所などに就職するのが一般的(いっぱんてき)。
経験や実績を積みながら、多くの人や企業(きぎょう)の担当者に自分のイラストを見てもらうことで、力をみがいくんだ。
実力のある人は独立してフリーランス(※1)として働いています。
フリーランスの場合、注文があるごとにイラストの料金を決定し、イラストを納品すると約束した金額の支払いを受けることができるよ。
料金は注文する会社から提示されることもあれば、イラストレーターから希望する金額を提示することもある。
ポスターや書籍(しょせき)の表紙などで活やくする売れっ子イラストレーターになると、高額な支払いを手にすることも。
好きなことを仕事にできる一方、しめ切りに合わせて働くスタイルとなるため、いそがしいときは昼夜を問わず机に向かって絵をかいているよ。
※1 特定の会社や組織に所属せずに働く、個人事業主のこと。

イラストレーターのやりがいは


いうまでもないけれど、イラストレーターになりたい人は絵を描くことが大好きなはずだよね。
だから、自分の描いた絵が多くの人の目に触れることは、大きなやりがいだす。自分が手がけたイラストがさし絵となった雑誌や書籍が書店に並んだり、ゲームのパッケージになったり、キャラクターとしてアニメになったりしたらこんなにうれしいことはないよね。
また会社員ではなく、フリーランスとして働く場合は、柔軟(じゅうなん)に仕事を続けていけることも魅力と感じる人もいるよ。

イラストレーターはどんな人に向いているの?絵が好き、絵を描(か)く技術が大切


絵が好きで、絵をかき続けることが苦にならない人が向いています。
絵を描(か)く技術があればだれでもなれる仕事だけど、相手の要望を理解して誠実に対応し、相手が喜ぶイラストに仕上げられる力が求めらる。ときにはかき直すこともあり、根気も必要だよ。
「あなたにお願いしたい」と言ってもらえるような個性やセンス、アイディアをみがく努力も大切なんだ。
・高い描写(びょうしゃ)力
また、イラストレーターは依頼(いらい)に応じて絵を描くよね。自分の好きな絵を描いているわけではないんだ。だから、相手の求めているものを理解し、表現する力が大切なんだ。
・オリジナリティー
だれかの絵を模写しただけのような中途半端(ちゅうとはんぱ)にうまい絵よりも、自分にしかないアイディアや個性が大切。
自分のオリジナリティーは余人をもって代えがたいもの。それこそが武器だよ。
自分のスタイルをうまく表現できればイラストレーターになれる確率は高まるよ。
・コミュニケーション能力
イラストレーターは依頼に沿って絵を描くよ。そのためには企画を理解し、自分の中で組み立て直し、表現する能力が必要なんだよ。

イラストレーターについて、もっと知りたくなったキミは、ココからお仕事について詳しく知ることができるよ!

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2021.03.26

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