ファッションデザイナー


①ファッションデザイナーのお仕事について





②中学生時代の過ごし方や、ファッションデザイナーになったときのことついて




ファッションデザイナーの仕事内容は?

新しい洋服を考え、デザインします。

ファッションデザイナーは、洋服のイメージをデザイン画にして、素材を決めたり細部の仕上げを考えたりして、新しい洋服を生み出す仕事です。
高級な注文服を仕立てるオートクチュールデザイナーという仕事もありますが、多くのファッションデザイナーはアパレルメーカーなどに勤務して大量に生産する洋服のデザインをする企業内デザイナーとして働いています。
洋服は季節に合わせて新商品が発売されるため、半年から1年ほど前から先の季節の流行を調査したり予測したりして企画を始めます。
デザイン画をかいて新しい服のイメージが決定すると、パタンナー(※1)など実際の洋服作りをするスタッフを指揮したり製造工場に指示を出したりします。

※1 デザイナーのかいた絵から実際の洋服を作るための型紙(パターン)を作る専門の仕事。

ファッションデザイナーはどんな働き方をするの?

実力をつけてステップアップすることもめずらしくありません。

企業内デザイナーは会社員なので、安定した給料をもらうことができます。
ただしメーカーの意向に合ったデザインを要求されます。
メーカーがあつかう洋服にはレディース、メンズ、子ども服、スポーツウエアなどさまざまな分野があり、規模の大小もさまざまなので、自分のやりたいことやよりよい働き方を求めて職場を変えることもめずらしくありません。
独立して会社を立ち上げてアパレルメーカーと契約したり自分のブランドを持ったりすることもあります。

ファッションデザイナーはどんな人に向いているの?

流行のファッションが気になる、自分流のスタイルを作るのが好きなど、おしゃれに興味のある人が向いています。
ファッショングッズを手作りする、絵をかくなど、思いえがいたものを作ったり表現したりするのが好きな人も、ファッションデザイナーに必要なセンスや素質を持っているでしょう。
情報収集力や時代を読む目、ほかにはない独創性、企画の提案力、多くのスタッフと仕事をする協調性やリーダーシップなど、総合的な力が求められます。

ファッションデザイナーにはこうすればなれる!

デザインやファッションの専門的な知識や技術を学びます。

ファッションデザイナーになるには、デザインや美術系、またはファッションの専門学科がある大学や専門学校などで学び、アパレルメーカーに就職したりファッションデザイナーのアシスタントになったりするのが一般的です。
コンテストに応募するなど、自分を売りこむチャンスには積極的に挑戦します。
必要な資格はありませんが、「洋裁技術検定」「パターンメーキング技術検定」「ファッション色彩能力検定」など仕事に有用な資格はたくさんあります。
取得すれば役立つでしょう。
*高校は普通科で学ぶか、高校からファッションを学べる専門学科に進む方法もあります。