『なぜ勉強するのか 名言で感じるその理由』
なぜ勉強しなきゃいけないの? 学んでどんな意味があるの?
...な~んてふと疑問に思うこと、キミはないかな。
そういうとき「成績のため」とか言われても正直やる気出ないよね~。
そこで今回は、なぜ勉強するのか、勉強する意味を一緒に掘り下げて考えてみよう。
自分の納得できる意味や理由がみつかれば、勉強がもっと好きになれるかも⁉
...な~んてふと疑問に思うこと、キミはないかな。
そういうとき「成績のため」とか言われても正直やる気出ないよね~。
そこで今回は、なぜ勉強するのか、勉強する意味を一緒に掘り下げて考えてみよう。
自分の納得できる意味や理由がみつかれば、勉強がもっと好きになれるかも⁉
勉強するってどんな意味があるんだろう?
まずは世の中で言われている「勉強する意味」をいくつか紹介!
これを知れば、「学校の勉強がこんなことにつながっていたの⁉」
という発見があるかもしれないよ。
これを知れば、「学校の勉強がこんなことにつながっていたの⁉」
という発見があるかもしれないよ。
人生を豊かにするため
勉強する意味の1つめは、人生を豊かにするため。
国語で語い力や読解力をつけると、読書や漫画、アニメなどをさらに楽しめるし、文章で自由に表現することもできる。
数学の計算ができれば買い物も便利だし、論理的に物事を考えることもできる。
理科がわかると、料理や美容、健康にも役立つし、歴史、地理の知識があれば旅行だって面白さが増す!
プログラミングの知識で、便利なアプリやゲームをつくることもできるし、美術や音楽の知識で、デザイン、アート、音楽を楽しんだり創作したりもできる。
英語を学ぶと、海外の本や動画、映画を幅広く楽しめるし、海外の友達も作りやすい。
こんなふうに知識があるほうが、人生でさまざまな経験を楽しめたり、味わったりできるんだ。
国語で語い力や読解力をつけると、読書や漫画、アニメなどをさらに楽しめるし、文章で自由に表現することもできる。
数学の計算ができれば買い物も便利だし、論理的に物事を考えることもできる。
理科がわかると、料理や美容、健康にも役立つし、歴史、地理の知識があれば旅行だって面白さが増す!
プログラミングの知識で、便利なアプリやゲームをつくることもできるし、美術や音楽の知識で、デザイン、アート、音楽を楽しんだり創作したりもできる。
英語を学ぶと、海外の本や動画、映画を幅広く楽しめるし、海外の友達も作りやすい。
こんなふうに知識があるほうが、人生でさまざまな経験を楽しめたり、味わったりできるんだ。
視野を広げて発想を自由にするため
勉強する意味の2つめは、視野を広げて頭をやわらかくするため。
知識を得て新しいものの見方や考え方が手に入るたび、キミの視野は広がっていく。
知識と知識を組み合わせて新しい発想やアイデアも生みだしやすくなる。
そしていろいろな文化、価値観、感性、意見をもつ人たちとも、壁をつくらずに仲間になれるよ。
知識を得て新しいものの見方や考え方が手に入るたび、キミの視野は広がっていく。
知識と知識を組み合わせて新しい発想やアイデアも生みだしやすくなる。
そしていろいろな文化、価値観、感性、意見をもつ人たちとも、壁をつくらずに仲間になれるよ。
学び方を学ぶため
勉強する意味の3つ目は、自分なりの効率的な学び方を学ぶため。
学校の勉強というのは、先人達が学んで得た知識を、体系的に学べる仕組みになっている。
テスト勉強や日ごろの予習復習をしながら、自分が最も効率よく知識を学べる勉強法をあれやこれやと試しながらゲットしよう。
自分にとってベストの学び方を学べば、何か新しいことを学ぶときにいつも役立つよ。学ぶことは大人になってもずっと続くことだから、中高生のうちから自分の学び方を知っておけば、それだけ多くのことを学んで身につけていくことができる。
選択肢を広げるため
勉強する意味の4つ目は、人生の選択肢を広げるため。
勉強することで学校や仕事選びなど、進路の選択肢が広がる。
中学でいろいろな分野の基礎知識を積みあげているからこそ、その先の憧れや興味のあることをもっと学べるし、将来その道の専門家になれるかもしれない。
2つの分野を専門に学べば、それらを組み合わせて新しい自分だけの職業を作り出せるかもしれない。
それに選択肢が増えるのは進路だけじゃない。
何かの分野を教養として学べば、趣味や人生の楽しみの選択肢が拡がるし、趣味つながりの仲間もできるかもしれない。
勉強することで学校や仕事選びなど、進路の選択肢が広がる。
中学でいろいろな分野の基礎知識を積みあげているからこそ、その先の憧れや興味のあることをもっと学べるし、将来その道の専門家になれるかもしれない。
2つの分野を専門に学べば、それらを組み合わせて新しい自分だけの職業を作り出せるかもしれない。
それに選択肢が増えるのは進路だけじゃない。
何かの分野を教養として学べば、趣味や人生の楽しみの選択肢が拡がるし、趣味つながりの仲間もできるかもしれない。
勉強の意味に迫る名言
さてここからは、さまざまな分野で活躍した10人の偉人達の名言を紹介していくよ。
それぞれ分野や国籍はちがっても、人生でとことん何かを学んで極めた偉人ばかり。
そんな偉人達の言葉から、キミはなぜ勉強するのか、その答えを探してみよう。
それぞれ分野や国籍はちがっても、人生でとことん何かを学んで極めた偉人ばかり。
そんな偉人達の言葉から、キミはなぜ勉強するのか、その答えを探してみよう。
アインシュタイン
学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる。自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる
アインシュタインは20世紀最大の物理学者と呼ばれる人。それまでの物理学を根本から変える「相対性理論(そうたいせいりろん)」で有名だよ。
アインシュタインは一つのことに夢中になると、それを知ろうという探究心がとても強かったんだって。
9歳のときに「ピタゴラスの定義」に夢中になり、12歳のときに物理や数学の微分・積分(びぶん・せきぶん)を独学で学んでいたそうだ。
アインシュタインの名言を短く言うと、学べば学ぶほど知りたくなる。だから勉強するという意味になる。
本来、もっと知りたい、わかりたいと思うのは人間の本能的な欲求の一つ。
いろいろ考えていたらある日「そうか!」とひらめいたり、わかったりする瞬間はとっても気持ちのいいことだよね。
キミもそんな経験をしたことがあるんじゃないかな?
トーマス・エジソン
大学とは、学習の場である。ビジネスも、学習の場である。人生そのものが、学習の場なのだ
トーマス・エジソンは生涯(しょうがい)に1300もの発明と技術革新を行って「発明王」と言われた人。そして発明だけでなく、アメリカのG・E社の社長でもあり優れた事業家でもあったよ。
エジソンは幼い頃から読書欲がおうせいで「努力の人」「不屈の人」と呼ばれていた。
そして「人生そのものが勉強の場」と考えていたようだ。
エジソンの3大発明と言えば、蓄音機、白熱電球の超寿命化、動画撮影機。
世の中の人々を大喜びさせたそれらを発明するまでに、彼はどれだけ気の遠くなるほどのトライ&エラーをくりかえしたことだろう。
そんなエジソンには「私は失敗したことがない。ただ1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ」という名言もあるよ。
B.B.キング
学びのなかにある素晴らしい点は、誰もそれをあなたから奪えないことだ
B.B.キングはアメリカのシンガーソングライターでギタリスト、音楽プロデューサーだった。
ブルース界だけでなく、ロックやジャズなどにも世界的に大きな影響と業績を残したため、「ブルース界の巨人」と呼ばれているよ。
ブルースは19世紀半ばにアフリカからアメリカに連れてこられた奴隷の労働歌に起源を持つブラック・ミュージック。
人権や言語、土地などを奪われてきた人たちの歴史を考えれば、「奪えない」という言葉の意味も見えてくる。
キミの学んで覚えた知識や知恵も、キミが忘れてしまわない限り、だれからも奪われないし、ずっとなくならない。
何度でも活用できるすばらしいキミの財産だと言えるよね。
ヘンリー・フォード
20歳だろうが80歳だろうが、学ぶことをやめた者は皆、老人だ
ヘンリー・フォードはアメリカ合衆国の自動車会社「フォード・モーター」の創設者で、自動車の大量生産に成功した偉人。
発明王トーマス・エジソンとは生涯の友人だったことでも知られるよ。
この名言は、学ぶことをやめてしまえば何歳でも老人になる、というドキッとするような言葉だね。でも反対の言いかたをすれば「学び続けることで人はいつまでも成長できる」ともいえる。
中学生のキミも授業時間をただやり過ごして無駄にすれば中身は老人になってしまうかも。
学び続けることは頭や心の若さのヒケツなんだね。
アール・ナイチンゲール
5年間にわたって1日に1時間同じことに時間を費やせば、その道の専門家になれる
アール・ナイチンゲールは、アメリカ・ロサンゼルス出身の作家で思想家。
自己啓発分野のパイオニアとして世界的に知られているよ。
彼のこの名言からは、継続して学ぶことのスバラシさや希望を感じることができる!
1日1時間でも、1年間コツコツ続ければ365時間。
5年間では1825時間にもなる。
毎日の積み重ねが5年先の未来には大きな成果を生むことを思うと、毎日の勉強のやる気がでてきそうじゃない?
いやでも「5年先なんてそんなに待てない」と思うかな?
アール・ナイチンゲールにはこんな名言もあるよ。
「それを達成するために要する時間のためだけに夢をあきらめてはいけない。いずれにしても時間は過ぎるんだから」
野口英世
だれよりも三倍、四倍、五倍、勉強する者、それが天才だ
野口英世は日本の1000円札の顔にもなった、世界的な医師で細菌学者。
ノーベル賞候補にも3度もあがっているよ。(※2024年から1000円札の顔は北里柴三郎になる)
野口英世の昼夜を問わず研究に励む努力ぶりは強烈だったようで、アメリカの大学の研究仲間の間でも「日本人は眠らないのか⁉」などと驚かれたそうだ。
この「誰よりも三倍、四倍、五倍、勉強する者、それが天才だ」という名言は、野口英世が「キミはすごい天才だったんだね」と日本の友人に言われて返した言葉なんだって。
天才的な発見で世界の医学に貢献した野口英世だけど、彼は決して自分のことを天才だとは思っていなかった。
ただひたすら人の何倍も努力すれば天才的な発見ができると信じていたんだね。
ソクラテス
書物を読むということは自己改善をする最良の方法である
ソクラテスは古代ギリシャの哲学者。「人間はどう生きるべきか」について深く考えた最初の人と言われているよ。
ソクラテスの思想は、弟子たちが書いた本によって後世に語りつがれている。
さてこのソクラテスの名言は、書物から知識や知恵を学ぶことのすばらしさを言っている。
多くの本には著者が何年もかけて得た貴重な知識や知恵がぎゅっと濃縮されて書かれている。
だから本を読むだけでも、自分を良くしたり成長させたりすることができうるんだね。
ちなみにソクラテスは、「自分に知識がないことに気づいた人は、それに気づかない人よりも賢い」という名言も残している。
これは「学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる」というアインシュタインの名言と通じるものがあるね。
偉人ほど自分のことを無知だと思えるものなのかも⁉
レオナルド・ダ・ビンチ
食欲がないのに食べても健康に悪いように、やる気がないのに勉強しても記憶力が損なわれ、記憶したことは保存されない
レオナルド・ダ・ビンチは、ルネサンス期を代表する画家、彫刻家、科学者、技術者、哲学者だった。おどろくほど多方面で活躍したことから「人類史上最も多才な人物」とも言われているよ。
そんなレオナルド・ダ・ビンチは、何かに興味を持つと長時間そのことだけに没頭し続ける、超人的な集中力をもっていたと言われる。
一方、のらない日はいっさいそれをやらずに休んだりもしていたそうだ。
彼の多才さの秘密は、1つ1つのことへの集中力の深さだったのかも。
勉強は毎日少しずつ続けることが大事と言われるし、それで成果をあげる人は多い。
だけど人には個性がある。
キミがレオナルド・ダ・ビンチのように、波に乗っている時に深く集中することで大きな成果をあげられるタイプなら、そんな個性を生かして力を発揮していこう。
吉田松陰(よしだしょういん)
満開となれば、やがて花は落ちる
太陽は南中すれば、やがて陰りはじめる
人は壮年を迎えれば、やがて老いていく
百年の間、必死で勉強すべきであり、ゆったりとくつろぐ暇などない
太陽は南中すれば、やがて陰りはじめる
人は壮年を迎えれば、やがて老いていく
百年の間、必死で勉強すべきであり、ゆったりとくつろぐ暇などない
吉田松陰は、江戸時代の長州藩(はん)の武士で、思想家、教育者、兵学者だった。
高杉晋作(しんさく)や伊藤博文などたくさんの歴史上有名な人たちを育てたことから「明治維新の精神的指導者」と言われているよ。
そんな松陰先生の名言からは勉強への並々ならぬ意欲と危機感のようなものが伝わってくる。
たしかに松陰先生が生きた幕末期と現代では時が大きくちがうけど、松陰先生の勉強への姿勢を見習うことは、今の時代にも役に立つかもしれない。
......たまにゆったりくつろぐことはあるとしても。
オーギュスト・ロダン
天才? そんなものは決してない。ただ勉強です。方法です。不断に計画しているということです
オーギュスト・ロダンはフランスの「19世紀を代表する天才彫刻家」と呼ばれた人。『考える人』の像はキミも知っているかもしれない。
そんなロダンも野口英世と同じく自分は天才なんかではなく努力だと言っていた。
芸術の分野ではとくに、努力より生まれついてのセンスや才能が大事なように世間では思われがち。
でも本当はその陰にある並々ならぬ努力の積み重ねをたたえて見習うべきなのかも。
ちなみにロダンには、「かぶりついて仕事せよ」という名言もあるよ。
いつもかぶりつくように勉強したら、少しずつ天才に近づけるのかもしれない。
ピーター・ドラッカー
人に教えることほど、勉強になることはない
ピーター・ドラッカーはオーストリアで生まれた経営学者。
人類史上初めて会社経営の「マネジメント」という分野を体系化したので、「マネジメントの父」などと呼ばれている。
日本では2010年頃、岩崎夏海さんの小説『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』がベストセラーになり、アニメや映画化もされてドラッカーブームが起きたことがある。
そんなドラッカーの「マネジメント」という本の中には、「人に教えることほど、勉強になることはない」という言葉が出てくる。
勉強を人に教えて説明していると、自分はどこがわかってどこがよくわかっていないのかがハッキリして、自分の勉強にもなるよね。
もしキミが自分のためだけの勉強はつまらないと感じるなら、誰かに教えるために勉強するのもいいんじゃない?
バーナード・ショー
人間を賢くし人間を偉大にするものは、過去の経験ではなく、未来に対する期待である
なぜならば、期待をもつ人間は、何歳になっても勉強するからである
なぜならば、期待をもつ人間は、何歳になっても勉強するからである
バーナード・ショーは、ノーベル文学賞を受賞した、アイルランド出身の文学者、劇作家、そして社会思想家で教育者。
イギリス近代演劇を確立した人として、94歳で亡くなるまでに、なんと53本もの演劇の脚本を残している。
バーナード・ショーは、「未来の自分」に期待することはとても大事だと言っている。
彼が94歳まで精力的に多数の作品を書き続けられたのも、未来の自分に期待し続けられたからだろう。
たしかに過去の栄光や失敗にこだわるより、未来の自分に期待し続けるほうががんばれそう。
キミも遠慮せず未来のカッコいい自分に期待しながら勉強してみない?
まとめ
勉強ってなんでするの?
この問いに対するキミの答えはみつかったかな?
勉強は人生を豊かにしたり、自由な発想を生んだり、効率的な勉強法が身についたり、将来の選択肢が広がったりなど、いろいろとよいことがある。
もし今回紹介した名言にドキッとしたら、その偉人の生い立ちや人生を調べて参考にするのもおすすめだよ。
最後におまけで哲学者フランシス・ベーコンの名言も紹介しておくよ。
勉強って大変だけど、やればやるほどキミの生きる力がパワーアップするステキなことなんだね。
どうせやるなら勉強の意義をみつけて楽しめるといいね。
この問いに対するキミの答えはみつかったかな?
勉強は人生を豊かにしたり、自由な発想を生んだり、効率的な勉強法が身についたり、将来の選択肢が広がったりなど、いろいろとよいことがある。
もし今回紹介した名言にドキッとしたら、その偉人の生い立ちや人生を調べて参考にするのもおすすめだよ。
最後におまけで哲学者フランシス・ベーコンの名言も紹介しておくよ。
「知は力なり」
勉強って大変だけど、やればやるほどキミの生きる力がパワーアップするステキなことなんだね。
どうせやるなら勉強の意義をみつけて楽しめるといいね。
どんな職業でも常に勉強していくことは大切。職業の中身も時代と共に新しくなっていくからだね。とくに日進月歩なのはゲームクリエイターの世界かもしれないね。
医療にかかわる職業も研究の結果からつねにアップデートされていくよ。患者さんの命の問題だから常日ごろの勉強が大切だよね。
民間人が宇宙旅行をしたり、民間の会社が宇宙ロケットを打ち上げる時代になった。宇宙は一握りの人たちの仕事場ではなく、多くの人にひらかれたものになるかもしれない。これまでにない仕事だから、新しい知識の獲得が大切だよね。
どんな仕事かな?と思ったら「おしごと事典」を見てみてね!
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