『知ってた? 甲子園球場100周年
野球好きには特別なこの球場』

ミライ科
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2024.08.01

みんな知ってた?
夏の甲子園で有名な阪神甲子園球場(以下甲子園球場)が、2024年の今年、100周年を迎えるんだって。
甲子園といえば、野球好きならだれもがあこがれる場所だよね。
今回は、案外知らないその魅力のヒミツをお伝えするよ。

目次

甲子園球場の誕生とその歴史

甲子園球場ができたのは1924年。
今から100年前だ。
場所は現在の兵庫県西宮市(当時は武庫郡鳴尾村)。
そんな甲子園球場の名前の由来について、詳しく紹介するよ。

甲子園という名前の由来

「甲子」という言葉は実は干支(えと)のひとつなんだ。
干支というと、12種類の動物をあてはめた子(ね)、丑(うし)、寅(とら)などの十二支(じゅうにし)がよく知られているよね。
本来の干支は、その十二支と、日を数えるのに使われていた「甲(こう)」「乙(おつ)」など10種類の呼び名からなる十干(じっかん)を組み合わせたもので、全部で60通りある。
「甲子」とはその60通りの組み合わせの最初にあたるんだ。
甲子園球場ができた1924年の干支はその「甲子(こうし、きのえね)」だったんだ。
干支のサイクルのスタートを意味する「甲子」は、新しいことが始まる象徴でもあった。
なかなか奥が深い話だよね。

日本の野球文化の新しい時代を象徴する場所

名前のとおり、甲子園球場はまさに日本の野球文化の新しい時代を開くために作られた場所といえるんだ。
当時の少年たちはアメリカから伝わった野球に夢中になっていて、この新しいスポーツがどんどん人気を集めていた。
甲子園球場の建設は、そういう時期に計画され、実現したんだ。
その背景には、阪神電鉄(阪神電気鉄道)の経営者たちも関わっていて、この球場を地域と野球ファンの新しいシンボルになってほしいと願っていた。
命名の際には、多くの議論や検討がかさねられ、「甲子園」という名前が最終的に選ばれたというよ。
このようにして、その名のとおり、阪神甲子園球場は新しい時代の始まりを象徴する場所として誕生し、現在に至るまで多くの人々に夢と希望を与え続けているんだ。

野球好きには特別な春夏の甲子園

甲子園球場で行われる代表的なイベントと言えば、やっぱり「夏の甲子園」と「春の甲子園」だよね。
この二つは、日本全国から高校球児たちが集まり、熱い戦いが繰り広げられる大会なんだ。

夏の甲子園(全国高等学校野球選手権大会)

「夏の甲子園」の前身となる、全国中等学校優勝野球大会は1915年に開催されたのが最初だ。
1924年からは甲子園球場で毎年8月に行われていて、戦争の影響による中断なども経て、2018年に100回目を迎えているよ。
全国の地方大会を勝ち抜いた高校が集まり、優勝を争うんだ。
この大会の魅力は、なんと言ってもトーナメント方式で負ければそこで終了という、一発勝負の緊張感と、それにともなうドラマチックな展開だよね。
数多くの名試合や名場面が生まれ、多くの人々の心に深く刻まれているんだ。

春の甲子園(選抜高等学校野球大会)

「春の甲子園」は1924年に創設され、3月から4月にかけて開催される大会だよ。
地方大会で勝ち抜くのではなく、選手たちの実力や経験などが評価された学校が、招待校として出場し、トーナメント方式で戦うんだ。
そのため、とくに注目される高校や、その年に期待される選手たちも集まってくる。
春の大会でも数々の名勝負が繰り広げられているよ。

甲子園は高校球児の夢の舞台

これらの大会は、日本中の高校球児たちにとってひとつの夢であり、目標なんだ。
甲子園という大舞台でプレーすることは、彼らにとって最高の栄誉でもある。
試合の結果だけじゃなく、その過程での努力や友情、涙と笑顔すべてが、観戦している人たちに、多くの感動を与えてくれるんだ。

甲子園球場をいろどる名試合とスター選手

甲子園球場では、高校野球以外にも、阪神タイガースの本拠地としてプロ野球の試合がたくさん開催されている。
プロアマ問わず、ドラマチックな試合の数々が行われ、そして多くのスター選手が活躍してきたんだ。

甲子園球場で行われた有名な試合

1973年、巨人軍(読売ジャイアンツ)が9年連続でリーグ優勝を達成した試合も甲子園で行われたんだ。
この時期の読売ジャイアンツでは、長嶋茂雄や王貞治といった往年の名選手が活躍していて、野球ファンにはたまらない瞬間だったんだって。

甲子園で活躍した選手たち

高校野球でも、甲子園はたくさんのスター選手が誕生してきたよ。
松井秀喜選手、松坂大輔選手などがそうだね。
印象深い試合としては、2006年には早稲田実業と駒大苫小牧の試合が延長15回でも決着がつかず引き分けになり、翌日再試合が行われた。
こうした高校生による渾身(こんしん)の力を振り絞った試合の数々は、多くの人の心に深く刻まれてきているんだ。

これからの甲子園球場

甲子園球場は、きっとこれからも地元の人々や野球ファンに愛され続ける場所。
今までの100年で、多くの感動やドラマを生み出してきたけど、これからの100年ももっとすばらしいものになるはずだね。

新設備で進化する甲子園

最近では球場の改修工事もされて、観戦環境がどんどん良くなってる。
新しい座席やLED照明が導入されたり、観客サービスも充実してるんだよ。
バリアフリー化も進めていて、だれでも安心して試合を見に行けるようになってるんだ。
さらに、環境保護にも力を入れて、省エネ技術の導入やリサイクルの推進、グリーンエネルギーの活用など、環境にやさしい球場を目指してるんだって。

地域の中の甲子園球場

それだけじゃなくて、甲子園球場は地域社会とも深く関わっているんだ。
野球だけじゃなくて、いろんなスポーツやイベント、地域活動の場としても活用されてるんだよ。
たとえば、子どもたち向けの野球教室やファミリー向けのイベントなんかも開催されている。

まとめ

夏の甲子園大会を前に、阪神甲子園球場が100年の歴史を迎えるニュースをお届けしたよ。
野球をする人、見るのが好きな人にとって、甲子園はやっぱり特別な場所だよね。
まだ行ったことがないという人は、ぜひ甲子園球場に行って、その歴史と魅力を感じてほしいな。
そして、次の100年を一緒に見守っていこう。
甲子園球場はただの建物じゃなくて、多くの人々の思い出や情熱が詰まった「聖地」。
これからも変わらず、多くの感動を届けてくれる甲子園を見守っていこう。

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