「自分の気持ち次第」という言葉は、最初は絶望的に響いたが、今では私の励みになっている。私はこの八月、文化祭に向けてクラスでも、所属するダンス部でも熱心に準備を進めていた。そんな中、全治1ヶ月以上の右足首の捻挫をしてしまった。医者から「本番踊れるかどうかは自分の気持ち次第」と言われたときには、あまりの痛さに踊るのは無理だろうと絶望した。そんな私を救ってくれたのは友達だった。怪我をして迷惑をかけた私を一切責めることなく、それどころかクラスでも部活でも私を支えてくれた。そのおかげで、私は希望を持つことができ、本番で踊るために頑張ろうと決意した。そのとき、「気持ち次第」ということは、自分の気持ち次第でどうにでもなるということだと気づいた。結果、文化祭では一生忘れられないような大成功を収めた。困難を乗り越えるためには自分の気の持ちようが大切で、その気の持ちようを変えてくれるのは友達だと実感した。