どういう会社があるのかな?

株式会社ベネッセスタイルケア
思いで働く!
介護の仕事は楽しそう!
チャレ友編集者のユキさん(中3)と雷子くん(中2)が、「ベネッセスタイルケア」を訪問!お母さんが学生時代に介護施設の職業体験をしたというユキさんは、「夜勤もあるし、女性には体力的に大変そう。勤務内容に対してのお給料も高くないイメージがあるけど」、雷子くんは「お年寄りの中には気難しいひともいるんじゃないかな」と心配に思う点もあったそう。そこで、不安を解消すべくリアルな現場を取材したよ!
☆社内見学
株式会社ベネッセスタイルケアに潜入!
東京の渋谷区にある恵比寿駅から歩いて10分ほどの丘に建つ老人ホーム「アリア恵比寿南」へ、編集室と一緒に潜入! 便利な都会の真ん中にいることを忘れそうなほど落ち着いた雰囲気の館内は、広々としてホテルのよう。こちらでは、お年寄りがゆったりした個室に暮らしながら、ゲームや体操などのアクティビティをしたり、おいしい食事を楽しんだりと充実した日々を過ごしているよ。24時間いつでも看護してもらえる仕組みが整っているから、体調を崩した時も安心。入居している人たちやスタッフの明るい笑顔が、2人には印象的だったみたい。
入居している人の移動のお手伝いも、ケアスタッフの仕事。
配膳しながら、こまめに水分を摂っているかの確認も。 
木目を生かした、シックで落ち着いた造り。
屋上のテラスには足湯が設けられ、くつろげる。

どういうお仕事なんだろう?

働いてる人に聞いてみよう!
お仕事についていろいろ教えてください!
ケアスタッフ
若林果(このみ)さん(24歳)
わたしの仕事は、入居者の方の生活のお手伝いをすることです。中学時代からボランティア活動で老人施設(しせつ)や保育園をたびたび訪問して、特に介護の仕事に魅力を感じるようになりました。人とふれあっていやしたり、元気になれるお手伝いをすることが好きです。
Q.
入社したきっかけは何ですか?
A.
介護の専門学校を卒業する時、さまざまな施設を見学しました。ベネッセスタイルケアの施設は特に内容が充実(じゅうじつ)していて、介護だけでなくマナーや人間として成長するためのたくさんのことを身につけられると思い、決めました。
ケアスタッフ
大竹裕人(ゆうと)さん(27歳)
ぼくの仕事も同じです。中学時代は目立つのが好きで好奇心旺盛なスポーツ少年でした。いろいろなことに興味を持てる性格が、季節のイベントの企画を考える時など今の仕事に役立っています。
Q.
お仕事の内容を教えてください。
A.
早番(7:00-16:00)・日勤(9:00-18:00)遅番(11:00-20:00)・夜間(16:00-翌10:00)の4つを交代で勤(つと)め、休日は月9日。日中は入居者の方の食事やおやつ、入浴のお手伝いに加え、午前と午後にそれぞれ体操やゲーム、足湯など毎日さまざまなアクティビティを行います。クリスマスや節分など季節の行事では、サンタクロースや鬼の役を演じることも(笑)。夜はなにかあった時のお手伝いや、時には眠れない方の話し相手をすることもあります。
Q.
体力的に大変ではないですか?
A.
重労働なイメージがありますが、たとえば移動や入浴のお手伝いの時に、できるだけ効率(こうりつ)よく安全に行えるマニュアルが工夫されているので、小柄な女性でもじゅうぶんにできますよ。夜勤明けに趣味のスノーボードに行ったりと、プライベートを楽しむ余裕(よゆう)もあります。


Q.
やりがいを感じるのはどんなときですか?
A.
入居者の方に名前をおぼえていただいて、「ありがとう」と感謝されたり、笑顔が見られる時です。他にも、企画したイベントの評判(ひょうばん)がよいと、また次もがんばろうとはりきる気持ちになりますね!

はたらく人からアドバイス

「ぼくは就職活動(しゅうしょくかつどう)中に、自分の夢ややりたいことを紙に書きだして、その中から絶対にゆずれない条件をしぼっていくうちに、自分にぴったりの介護職に決めることができました。どんな仕事につきたいか思い浮かばない人は、まずは自分の好きなことや得意なことを書いてみては? すると頭の中が整理(せいり)されて、やりたい夢や得意なことを活かせる仕事が見えてきますよ!」(大竹さん)
「よく『介護は大変そう』といったイメージを持たれますが、人間を好きという気持ちがあれば、とても楽しくやりがいを感じられる仕事です。お給料も、新人で27万円※ベネッセスタイルケアで東京都世田谷区勤務の場合。残業代、夜勤手当込。給料は施設や場所によって異なります)と、きちんと評価(ひょうか)してもらっています。なにより、入居者の方は年を重ねて人生経験がゆたかな方ばかりなので、ふれあいを通していろいろなことを学んでいけるのは、他のお仕事にはない魅力(みりょく)だと思います!」(若林さん)
☆まとめ ~ユキさんと雷子くんの気づき~
~勝手なイメージで決めないって大切!~
「とても大変なお仕事かと思っていたけれど、スタッフの方がいつも笑顔で、とても楽しそう! お給料もイメージよりも高くて意外でした。書くことで未来の夢が明確(めいかく)になると聞いて、やってみたいと思ったな」(ユキさん)
「想像(そうぞう)していたよりも明るく、きれいな施設でした。いろいろな性格の人と接する中でつらいことがあったら、いっしょに働く人の話を聞いて自分のよくない所をなおすのが大事だというのが、ためになったよ」(雷子くん)
企業紹介
株式会社ベネッセスタイルケアは、ベネッセグループの会社です。今回取材した「アリア」シリーズなど、お年寄りの介護サービスや、住宅事業、保育園や学童(がくどう)クラブの運営(うんえい)などを行っているよ。