自動車整備士

自動車整備士の仕事内容は?

自動車を修理したり、整備を担当する技術者です。

自動車整備士は、専門的な知識や技術にもとづいて、自動車の修理や整備を行います。
仕事の内容は、自動車のエンジンや電気系統・操縦・制動・動力伝達などさまざまな装置を点検し、こわれた部分の交換や修理をして、自動車の機能を正しく保つことです。
自動車整備には、故障した場合の修理、一定の期間をおいて行う定期点検、それに車体の整備があります。
現在では車の台数が増えたこともあり、定期点検や車体の整備も多くなっています。
また、自動車整備工場は、自動車の種類、エンジンの種類などで、専門分野が分かれています。

自動車整備士はどんな働き方をするの?

自動車整備工場などで知識を生かして働きます。

自動車整備工場、自動車メーカーと契約して販売や点検を行うディーラー、部品やガソリンの販売会社などで働きます。
勤務日や時間帯は、勤務場所によって違い、客の都合に合わせて、日曜日に営業したり、終業時間を遅くしているところもあります。

自動車整備士はどんな人に向いているの?

車が好きであることはもちろんですが、車のつくりそのものに関心があることが、基本的な条件です。
故障を修理する場合は、それが故障かどうか見きわめるといった観察力も大切です。
また、さまざまな小さな部品をあつかうので、手先の器用さも求められます。

自動車整備士の将来展望は?

優秀な人がますます必要になる

自動車産業は、日本の主要な産業としてのび続けてきました。
自動車整備工場には、一定数以上、自動車整備士の資格をもつ人をおくことが義務づけられていますが、自動車の台数に比べて、資格をもつ人は不足しています。
また、電子技術を用いた精密な診断機器が使われるようになっており、そのため、優秀な自動車整備士を必要としており、とくに最新機器を使いこなせる人が求められています。

自動車整備士にはこうすればなれる!

自動車整備学校入学が近道

自動車整備士になるには、自動車整備士技能検定試験に合格する必要があります。
試験の受験資格は級によって異なります。
自動車整備学校などの養成し設で決められた科目を学んだ場合は、実技試験は受けなくてもよく、学科試験に合格すれば資格を取ることができます。

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